2016年09月02日

下痢に関する阪急交通社への質問に対する回答

帰国して医師の診断を受け、直ぐに阪急交通社にも報告と問い合わせをした。

添乗員さんから旅行中に「この後も同じツアーに3〜4回添乗することが決まっています」と言われていたし、全く同じ内容のツアーでなくても下痢の原因となるレストランとか料理を参加者が口にする機会があるかもしれないので注意喚起の意味合いで、である。間違っても「どう落とし前つけてくれるんや」などと脅すつもりで、ではないのだが・・・、回答を聞いて脅したくなった (*^_^*)

担当者曰く「調べましたところ、他に下痢を起こされている方はいらっしゃらないようで、ご指摘の『サラダの生野菜を洗う水』は現地では(日本と違って非衛生的でそのまま飲むことができない)水道水ではなくミネラルウォーターを使用しているので原因ではないと思われます」とのこと。

私以外に帰国後も下痢や腹痛を訴えている参加者が5人(私を含めて6人)いる。参加者は32名。それくらいの人数なら全員に問い合わせることは難しい問題ではないだろうし、正直に答えてもくれるだろう。全員に問い合わせていたのなら「私以外はいない」という結論にはならないハズである。ということは、ろくすっぽ追跡調査などしていないことになる。

さらに、現地のレストランが野菜を洗うのにミネラルウォーターを使っている、とは考えられない。日本と違い飲料水は高価である。国や地域によってはミネラルウォーターはテーブルワインより高価だったりする。こう言ってはナンだが、中南米の国の人たちが、よほどの高級レストランならともかく、一見(いちげん)さんの観光客の食事の為にそこまで衛生管理に気を使ってくれるとは思えない。

他にも心当たりはある。マチュピチュのホテルだったと思うが、部屋にミネラルウォーターが一人に1本ずつサービスで置いてあったのだが、見たことないラベルで、「飲んだ印象がミネラルウォーターとはちょっと違う」と言っていた人もいて、完全なミネラルウォーターではなくホテルで簡易的な衛星処理をしただけの水だったのかも知れない。いずれにしても、私の場合は、連れていかれたレストランでの飲食以外はしていないし飲んだのは(そのホテルの水も含めて)ペットボトルのミネラルウォーターのみ。

したがって、観光ルートの中にしか原因は無いことになる。これが「私だけ」というなら話は別だが・・・。今回は私より高齢の方たちも参加していて意外と元気ではあったが、最悪の場合、重篤な症状になってしまう人もこれから先のツアーで出る可能性はある。それを心配しているのだ。

だが、阪急交通社からの回答は通り一遍で温かみに欠けるし、危機感も感じられない。ただ、私は報告するだけはしたから、この先は知らない。

そうそう、そんな中で、旅行中に「ある発見」をした。私と同室のTさんが、あるレストランで添乗員さんに「薬を持っていないか」と訊いてくれたのだが、「持っていないのです。例え持っていたとしてもお客様には提供できないことになっています」とのこと。それには「なるほど・・・」と思った。良かれと思って渡した薬がもし合わなかったりして症状を悪化させたリ副作用が出てしまった場合に責任を問われる可能性もあるのだから、例え渡す際に「責任は負えませんよ」と念押ししたとしても、何かあったら責任を追及されることになるだろう。そういう毅然とした対応をされると逆に信頼を寄せることができる。

(私もホテルの部屋には置いてあったが)海外旅行に行く際には自分で最低限の常備薬を持ち歩くようにしていなければならない、という良い教訓を得た。海外旅行31回目にしてようやく・・・ (*´ω`)

posted by poohpapa at 03:33| Comment(10) | 旅行・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
爺も昔、出張でバンコクに行った時、
「コーラに入れてある氷は非衛生だから
氷物は飲むな」と現地の駐在員に注意された事があります。
現地では地元民と同じうどんの様な物を
食べましたが、熱が通してある為か幸い何ともありませんでした。
同行していた日本からの留学生は
タイの学生と仲良しになるため、卓球大会に参加し
暑くてたまらなくなり、水道の水をガブガブ飲んだら
1週間下痢が止まらず寝込んだそうです。

30年前のドバイでは、食欲が無いので
朝食に「野菜サラダ」を取ったら
同行の何度も現地を訪れているお得意様が
「ここでサラダなんか食べたら下痢をするぞ」と
云われましたが、幸い何ともありませんでした。

普段は国内に居ても、腹が緩む事が多い
爺としては、それ以降の海外出張では
飲み物に気をつけていました。

poohpapaさんの体調が早く元に
戻る事を祈っています。
Posted by ボケ爺 at 2016年09月02日 06:15
ボケ爺さん、おはようございます

ご心配を頂き本当に有り難うございます。

お医者様から追加で頂いた5日分の下痢止めは今朝で無くなりますが、本来は「下痢は止めないほうが良いもの」と理解していますので、この先は自然治癒に任そうかと思っております。幸い、昨日までは酷かった症状も今朝2時半に起きて以降は治まりつつあるようなので。

ところで、東南アジアでの氷の話、私も言われたことがあります。なので、たとえ飲み物が温くても氷は断っていました。してみると、日本は素晴らしい国ですね。蛇口をひねって出てきた水を直接飲んでも何の問題も起きないのですから。でもって、日本の良さを痛感するのは、何と言ってもトイレ事情ですね。その件は旅行記を始めましたら詳しく書かせて頂きますが。

ま、日本の常識は世界の非常識、とでもいいますか、何でもついつい日本と同じつもりでいると大変な目に遭いますね。ボケ爺さんのドバイでの体験、実際には冷や汗モノだったかも知れませんね。

今は脱水症状にならないよう水分補給に努めていますが、気のせいか、いつも食べている食品の味がいつもと違うように感じてしまいます。いつもと同じ味付けだったりしてもしょっぱく感じて・・・。それも、もしかすると下痢の影響なんでしょうか。

美味しい物を「美味しい!」と感じて食べられることは何よりの幸せですね (しみじみ)
Posted by poohpapa at 2016年09月02日 06:54
poohpapaさんおはようございます。

>>現地のレストランが野菜を洗うのにミネラルウォーターを使っている
なんてことは絶対にありません。貴重品なのに。

>>マチュピチュのホテルの部屋にミネラルウォーター
を飲んだけれど、問題はありませんでした。少しまずかったような?

>>最低限の常備薬
そうです。ペルーなどのに行くときは、頭痛薬、正露丸などは必携です。日本のように衛生的でないのは当たり前ですね。
Posted by たか at 2016年09月02日 07:46
たかさん、おはようございます

そうですよね、高地でもあることですし飲料水は貴重で高価ですもんね、野菜を洗うのにミネラルウォーターを使う・・・、有り得ませんよね。

マチュピチュのホテルでのサービスのペットボトルの水、美味しくは無かったですね。Tさんが何かの常備薬を少し入れてしまっただけで(藻のような)薄い緑色に変化しまして、美味しくないだけでなく怖かったです。ただのミネラルウォーターなら化学変化は滅多に起きないものでしょうから。

いやあ、実に良い体験をしました。でも、もう南米はいいや・・・。それにしても、たかさんご夫妻は丈夫、いえ、壮健でいらっしゃいますねえ、あれでお腹を壊さないとは (^◇^)



Posted by poohpapa at 2016年09月02日 08:14
お見舞い申し上げます。

自分の時には別にミネラルウォーターもサラダも気にしませんでしたけど、何ともありませんでした。
(人類学的に進化の程度が低いのかも)

水は沸かしたほうが安心ですね。
ウォーターがワイターになりますが。

ペルーの衛生面はキライになっても……
インカ遺跡のことはキライにならないでくださいっ。
Posted by ピーちゃんの身元引受人 at 2016年09月02日 08:30
ピーちゃんの身元引受人さん、おはようございます

<<ペルーの衛生面はキライになっても……
インカ遺跡のことはキライにならないでくださいっ。

はい、大丈夫ですよ。「下痢を憎んでペルー人を憎まず」ですから、って、く、く、苦しい (*´ω`)

南米は遠いからもういいや、とは思っていますが、ペルー(マチュピチュ)は行って良かった、と思いますね。旅行好きなら一度は行ってみたい場所でもありますし。誰かが「行きたい」と言ったなら「ぜひ行っておいで」と勧めると思います。もちろん「相応の覚悟が必要」とも伝えますが。
Posted by poohpapa at 2016年09月02日 08:48
大変ご無沙汰しております。
その節には大変お世話になりました。

ひょっとしてアメーバ赤痢の可能性が。
その場合ですと専用の抗生物質が処方されます。
「生兵法怪我の元」ともいいますが、一度お医者様に相談されてはいかが?
Posted by ヒロ at 2016年09月02日 13:14
ヒロさん、おはようございます

有り難うございます。アメーバ赤痢について調べてみましたが・・・、たぶん該当しないかと思います。主治医も何も言っていなかったので。

調べていったら、「患者は同性愛者、知的障碍者に多い」「ア〇ルを舐めることで感染する」ともありまして、そういう趣味は無いので、そういう観点からも大丈夫かと・・・ (^◇^)

ただ、ゼリー状の便が出る、というのはそのとおりですね。他は、熱もないし当て嵌まらないでしょう。もしかすると、主治医がそういう症例を経験していないとか知識が無い、ということも有り得ますが。とにかく、今朝もまだ続いています。食欲は出てきたのですがねえ・・・。

他の旅仲間さんは皆さんもう治ってるんじゃないかなあ、と、少々焦り気味であります (*´ω`)
Posted by poohpapa at 2016年09月03日 05:27
自分の体験から
東南アジアへは仕事でよく行きますので、下痢には注意しております。
本来は東欧用でが毎日ヨーグルトを食べていたのですが、日本人に慣れている糠漬けの乳酸菌じゃないとダメだといわれ、今はひそかに糠漬けを持っていっております。
特に宣伝をするわけではありませんが、そのアドバイスをくれた友達が一押しなのが日邦薬品のミラノンというドリンクです。
ジャカルタではおお助かりというか、即効性もあり、以来海外へ行くときは3本ほどバッグ入れてあります。
一度お試し?などしない事に越したことはありませんが、高くもないですからご参考まで。

Posted by りとるぱいん at 2016年09月08日 21:24
りとるぱいんさん、おはようございます

元々が田舎者ですし、衛生環境が整った家で育ったワケでもありませんので「お腹は丈夫」だと思っていましたが、ペルーの細菌のほうが勝ってましたね (*´ω`)

日邦薬品のミラノン、というのは初耳ですが、機内持ち込み可の量でしょうか?

1本の容量が100CC 以下であれば可能なので、今度、東南アジアに行く時にドラッグストアで探してみます。と言うか、直ぐに探します。どんなものか記憶しておいたほうがいいでしょうから。

そう言えば、4年前にドイツを旅して以来、毎日欠かさず「明治ブルガリアヨーグルト」の苺を食べています。違う種類のヨーグルトも食べたほうがいい、と聞きますが、ずっと4年間同じものを食しています。旅行中は食べられないし、ホテルの朝食でも見掛けなかったような・・・。たぶん、私が見落としてたんでしょうけど・・・。下痢してるとヨーグルトは食べたいですね。

2日前から症状が改善されていましたが、昨日かき氷を食べたら再びお腹を壊しました。まだ本調子じゃなかったということですね。ちょっと良くなるとイイ気になっちゃって・・・。

情報、有り難うございます。ほんと、探してみます。
Posted by poohpapa at 2016年09月09日 05:51
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