私が映画音楽の中では最も好きな曲「黒いオルフェ」(カーニバルの朝)で、これを JAZZ ギターで聴くと、とても気持ちが落ち着く。演奏しているのはポーランドのJAZZギター奏者でJarek Smietana氏。私と同じ年の1951年3月29日の生まれで、残念ながら2013年9月2日に亡くなっているようだ。
「黒いオルフェ」(カーニバルの朝) ( LIVE )
JAZZ ほど大人の気分に浸れる音楽は無い。本当は朝から聴くのでなくサパ―クラブでカクテルグラスでも傾けながら聴くのが最高なんだろうけど、下戸の私は朝から音楽だけを楽しむ (*´ω`)
子供の頃はセミアコスティックギターは好きではなかった。クラシックギターとエレキギターの中間で、なんとなく中途半端な楽器に思えて・・・。今はセミアコスティック特有の柔らかな音色の虜になっている。音色は、エレキギターで言えばフェンダーに近い感じ。目隠しして聴いたら「フェンダーかな?」と思うかも。と言っても、興味の無い方にはサッパリだろうけど。同じ曲をサックスやピアノで演奏しているものもあるが、私はギターが好き。アドリブの利いた演奏はピアノやサックスより聴いていて心地よい。
「黒いオルフェ」と聞いても分からない方もいらっしゃるだろうけど、聴けば直ぐ分かると思う。ぜひ、柔らかな音色と素晴らしいアドリブをお楽しみ頂けたらと思う。
同じ嗜好の方がいらっしゃって凄く嬉しいです。とても哀愁を帯びた曲で、聴いていて切なくなりますね。シャンソンの「ラ・メール」と並んで、聴いていると子供の頃の記憶に引き戻されます。
映画のラストシーンはとても悲しいものですが、「人生って、そんなもの」と思えなくもありません。誰がどんな楽器で演奏しても充分に鑑賞に堪えられますが、私は、やはりギターが一番好きです。