ペルー旅行 10 「昼食と民芸品店と夕食」で書いたが、ナスカの地上絵遊覧飛行の帰りに「もう土産物店には寄りません」と言われてかなりの量の土産を調達していたが、考えてみれば、その店でよりもっと大量にマチュピチュ村で買い漁っているような気が・・・ (^◇^)
私が今回のペルー旅行で、どうしても購入したかったのがこちら、
インカクロス・ペンダント(このままでは見にくいのでクリックして拡大してご覧頂けたらと思う)
前もって調べていたら、マチュピチュの遺跡の石切り場で採れた石から作られている、つまり、マチュピチュ遺跡と同じ石で作られていて、パワーストーンとも言われているとか。ペンダントそのものは100円玉くらいの大きさで、値段もそれほど高価なものではない。だが、遺跡と同じ石から作られている、と言われたら買いたくなるのが人情。なんでも、土産物店の主の老夫婦による手作りらしい。
中央に穴の開いている物と、塞がっていて中央が朱色に塗られている物の2種類あって、両方を適当に購入。朱色のは魔除けの効果があるんだとか。私は、デザイン的には穴が開いてるほうが好き。
これを合わせて20個購入。十分に足りる、と思っていたが、配ってみたらギリギリになった (*´ω`)
そして、トランプ収集が趣味の一つになっている私が忘れず購入したのがこちら、
マチュピチュのトランプ、である。12ドルと言っていたが10ドルにしてもらった。もちろん、これは自分への土産。記念になるし、コレクションが一つ増えて嬉しい。
ところで、ペルーで買い物すると、面白いことが起きる。それは・・・、
ペルーでは米ドルと現地通貨のソルの両方が使えて、概ね1ドルが3ソル。だから1ソルのモノを3個買うなら1ドル払えばよい。微妙なレートの差はあるが誰も気にしない。許容誤差の範囲なのだ。ペルー人は概しておおらかである。ところが、そんなペルー人がとても神経質になっていることがある。
買い物する際、ドル札で支払うと、それがピン札なら問題ないのだが、二つ折りになった紙幣、つまり折れ目のある紙幣で支払おうとすると、店員が必ずお札を透かして見て本物かどうかチェックするのだ。ということは、ドル紙幣は(ソルより)信用されていない、ということ。我々の感覚だと現地通貨のソルよりドル紙幣のほうが安心できそうなものだが、それだけ「偽ドル札が横行している」ということだろう。
ドルの信用も地に落ちたものだ (^◇^)
忘れていたこと、というか、書いておきたいことがあって話をクスコの市内観光あたりに戻すが、観光の途中で同行しているTさんが薄焼き煎餅をくれた。小さな袋に2枚入っているもので、その美味しかったこと。高校時代、同級生と上高地に行って大滝山に登って、途中同級生が持ってきていたチーズを振る舞ってくれた時に(それまで嫌いだったチーズが)「こんなに美味しいものだったのか」と思い、以来、チーズが好きになったが、異国で食べる薄焼き煎餅も非常に美味しかった。
きっと、私が日本人で、日本(和食)を離れて醤油の味に飢えていた、ということもあったんだろうけど、それにしても美味しかった。本当は私もカップヌードルを持参したかったが、添乗員さんからの旅行前の挨拶の電話で「アメリカは検疫が厳しくて、乾燥肉であっても丸ごと没収される可能性が高いですよ」と言われて断念したが、もし没収されてもたいした金額ではないけどスーツケースを開けられることで他のトラブルに発展するのが嫌だったので持って行かなかった。薄焼き煎餅を食べて、猛烈に「カップヌードル、ダメ元で持ってくればよかったかな」と後悔した。次回は「濃厚チーズ気分」を持って行こう。
ソルのニセ札を作るメリットがないというだけのことではないかと…
それでもたぶん高額のソル札とかで支払えばチェックすると思いますよ。
<<ソルのニセ札を作るメリットがないというだけのことではないかと…
なるほど・・・ (^◇^)
ま、我々が使ってた紙幣はほとんどが1ドル札で、10ドル札なんて使ってないんですけどね。