2016年09月27日

ちょっと予定を変更して「模倣犯」

24日付けの記事「また繰り返される精神鑑定の愚」でも触れた、テレビ東京系列で放映された「模倣犯」、ご覧になられた方も多いと思うが、ご覧になってない方は(長いけど)ぜひご覧頂けたらと思う。


宮部みゆきサスペンス「模倣犯」前篇 16 09 21
予告編ぽい映像もあって、3分ほど過ぎたあたりから本編

宮部みゆきサスペンス「模倣犯」後篇 16 09 22
CMの後、1分15秒あたりから本編

CMを抜いた動画もアップされているが、どうも実際より短くなってしまっているような・・・。

でも、忙しい方はそのほうがいいかも。

宮部みゆきサスペンス「模倣犯」前篇 160921

宮部みゆきサスペンス「模倣犯」後篇 160922

とにかく、よくこれだけの出演者、しかも演技派ばかりを集められたもの。まるでオーディションで選考したかのようにそれぞれが役に嵌っているし。このドラマの制作に賭けるテレビ東京の意気込みを感じさせる出来で、ほとんど正月特番。テーマがテーマだけに正月から流すワケにはいかないだろうけど。

ただ一つケチを付けるとしたら、「相棒」の小野田官房長がここにも出ていた、ということ (^◇^)

で、観ながら考えたのは、「これが現実の事件なら、この犯人は(弁護士が主張して)精神鑑定されるんだろうな」ということ。やってることからすれば「気違い」だが、ちゃんと食べて洗濯とアイロンかけされた洋服を着て、ちゃんと生活できているのだから、犯行を除けば正常だということ。それで精神鑑定して「不起訴」なんてことになったら到底納得がいかない。それで当然と考えるのは法曹界の人間だけ。

シナリオも非常に良くできていたように思うし、(原作は読んでいないが)宮部みゆき氏の原作が素晴らしいんだろう。でなければ、ここまでの仕上がりにはならない。複雑な人間関係もちゃんと整理されていて、それぞれがそれぞれの立場で吐くセリフも心情も、「うん、あるある」とスンナリ納得できた。

ご覧になった方が、(ケース・バイ・ケース、という前提は排除して)「それでも精神鑑定は必要だ」とお考えになるか「そんなもの必要ない」とお考えになるか、私としてはその一点が気になっている。




posted by poohpapa at 04:47| Comment(6) | 芸能・アイドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

横浜市の大口病院で点滴殺人事件、これって、介護施設で老人をベランダから投げ落として殺害した事件。また、最近では障害者施設で重度の入所者を次々と殺害した事件などの模倣犯でしょうね。犯人はすべて、精神異常でしょう。

恐らくすべて内部の人間による犯行でしょうから。

テレビの刑事物の物語も実際の事件に負けてますよね。
Posted by たか at 2016年09月27日 08:00
「精神鑑定」は必要ですよ。
治る見込みのない危ない人殺しは一生隔離しておかないと安心して眠れません。
人殺しがみんな死刑になるわけではないので、「精神鑑定」で異常な人殺しは仮釈放なしの終身隔離とかにしてもらわないと。
その法整備を心から望みます。
Posted by ハリケーン at 2016年09月27日 08:14
たかさん、おはようございます

大口病院の事件、あんなことが出来る奴、専門知識や経験が無いとね。なので私も、内部の犯行では、と思いますね。病院側は「不審な人を見かけたら職員に声を掛けて」という貼紙をしていて、それだと「犯人は外部の者」と臭わせてる感じですね。その裏で職員の身体検査をしっかりしているなら話は別ですが・・・、たぶんしてないでしょうね。

そう、現実はドラマを越えてます。以前は逆でしたが・・・。


Posted by poohpapa at 2016年09月27日 08:32
ハリケーンさん、おはようございます

精神鑑定は、白か黒かを見極めるためのものになっていて、それなら必要ない、ということですね。

精神鑑定は刑が確定してから行えば良い、と思います。気違いでも有罪は有罪ですから。

<<人殺しがみんな死刑になるわけではないので、「精神鑑定」で異常な人殺しは仮釈放なしの終身隔離とかにしてもらわないと。

私もそう思ったりしますが、税金の無駄なんですよね。そこまでして生かしておく意味が無い、と言ったら過激で問題発言になりそうですが、刑の執行が行われずに生かされている死刑囚と同じで、税金の無駄遣いかも。民主党(当時)の蓮舫氏、そういうのを仕分けしてくれたら良かったのにね。
Posted by poohpapa at 2016年09月27日 08:42
poohpapaさん今晩はー。

>精神鑑定は刑が確定してから行えば良い、と思います。

ん?
刑が確定してからの精神鑑定にどういう意味があるんでしょうか。
精神鑑定は刑事事件の量刑に直結するものなので、刑が確定、つまり
裁判が終わってからの精神鑑定に意味があるように思えませんが。
ところで、私自身はそもそも精神科医の「精神鑑定」ほど欺瞞にみちたものはないと思ってます。
あれは精神科医の研究ネタでお仕事してるに過ぎない。
心身喪失と責任能力の有る無しの関係にはっきりした境界などあるわけがなく、
医師の判断でいとも安易に無罪や有罪が決められるのは納得できません。

ずいぶん昔に「佐川人肉食事件」がありましたが、女性を射殺して人肉を食った男が
医師の心神喪失の判断で無罪のうえ、
精神病院も1年で退院し、娑婆に出た話を本で読んで寒気がしました。
知らない間にこんなのが隣に引っ越してきたりしたらと思うと、
「精神鑑定」とやらで無罪放免で街中に殺人犯や基地外が放り出される世の中が
恐いです。

Posted by トコトテン at 2016年09月27日 20:54
トコトテンさん、おはようございます

ん?、ご自身のHNを打ち間違えるほどに強く反論したかったのでしょうかね。

<<刑が確定してからの精神鑑定にどういう意味があるんでしょうか。

私はそもそも猟奇殺人や発作的通り魔殺人であっても精神鑑定は必要ない、つまり、精神科医から〇〇失調症だの〇病だの〇〇症候群などという診断を受けていても、当然に、どうしたら人が殺せるか、を知っていて殺人を犯しているのですから、精神鑑定をするまでもなく健常者と同じように扱い、有罪無罪を決定して同じように量刑を求めれば良い、という考え方です。

精神疾患であったことは、罪の償い方に違いが出る、ということで良い、つまり、刑務所に収監されるか、医療刑務所に送られるか、あるいは医療刑務所を出た後は残りの刑期は刑務所で務める、という違いで良いのでは、と思っていますから、そもそも「心神喪失の状態であったか、責任能力や判断能力があったか」の精神鑑定は必要ないと思っているのですから、刑が確定する前、刑を確定させるための精神鑑定は必要なく、精神鑑定をやるなら刑が確定してからで良い、と思うのですよ。当然に死刑判決もアリで、その場合だけは精神鑑定などしなくて良いでしょう。

百歩譲って、罪に問えるかどうかを判断するための精神鑑定は無用で、量刑を考慮するための精神鑑定を行う、というなら納得です。

<<ずいぶん昔に「佐川人肉食事件」がありましたが、女性を射殺して人肉を食った男が
医師の心神喪失の判断で無罪のうえ、
精神病院も1年で退院し、娑婆に出た話を本で読んで寒気がしました。

そういう人間の人権とか更生の機会とかと、平穏に真面目に生活している市民の人権とどちらが大切なのか、ということですね。「知らなきゃ気にならないだろうからいいだろ」、にはなりませんよね。「心神喪失で罪に問えない」と判断した医師や検察官、裁判官の家の隣に一定期間住まわせる法律でも作れば簡単にはそんな診断や判断は出来なくなるでしょうね。ま、無理ではありますが。
Posted by poohpapa at 2016年09月28日 04:32
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