うちのノルン(ノルウェージャン・フォレストキャット)が毎朝楽しみにしていることがある。
うちのからヨーグルトを貰うことだ。その昔、朝食の後でヨーグルトを食べていたらノルンが寄ってきたので試しに少しあげてみると美味しそうに食べる。だが、どの銘柄でもOK、ということではない。食べるヨーグルトは決まっていて、森永のビヒダス(プレーン)のみ。他のヨーグルトには見向きもしない。
そこまでなら何の不思議もない話。で、朝食をとっているといつものように寄って来たので食事を中断してあげようとすると・・・、クンクンと臭いを嗅いでいたがスーッと離れていった。何で??、である。
そんなことが何度も繰り返された。同じヨーグルトなのに食べたり食べなかったり・・・。その理由が分からなくて、「楽しみにしているのに、どうして食べないんだろ・・・」と体調を心配したりもした。
ノルンにあげるヨーグルトの量は小指の先ほど。スプーンの先端にとって、うちのの指先につけて舐めさせる、その程度である。以前に膀胱炎を起こしていて、その原因がヨーグルトにもあるかも、と主治医から言われていて、しばらくは心を鬼にして、あげないでいた。だが、人間だって「好きな物、たとえば酒なんかを我慢して5年長生きできるより、好きな物を存分に楽しんで寿命が5年縮むほうを選ぶもの」ではなかろうか。ノルンには長生きしてもらいたいけど、それっぽっちの楽しみを奪う気にはなれない。
それで数年後に再開したが、全く同じ森永のビヒダスなのに食べないことがある・・・。どこに理由が有るんだろ、何か有るに違いない、と、よ〜く比べてみて、違いを見つけた。
ノルンが食べるヨーグルトは、同じ森永のビヒダスでも横浜工場で生産しているもの。それは東急ストアで購入している。いっぽう、「プイッ」とやるほうは東大和工場で生産しているもの。そちらはドン・キホーテとマルエツで売られているもの。ずっと注意して見ていたが、横浜工場のしか食べないのは間違いない。以後は東急ストアでしか買わないし、工場名を確認して購入している。
それにしても、人間(うちの)は全く違いがあるとは認識せずに食べているが、猫には違いが分かる。製造過程で微妙に含有成分に違いが出るものなのか、おそらくは機械で調べても分からないくらいの極めて微妙な違いでしかないのだろうけど、それをちょっと嗅いだだけで判る猫の嗅覚は怖ろしい。
以前書いたが、昔、メジロを飼っていて、冷蔵庫から好物の葡萄虫(枝の中に入っている状態)のビニール袋を出しただけで隣の部屋の鳥籠の中でメジロが羽をバタバタさせて興奮していて驚いたが、自然界の生き物にはそういう特殊な能力が生まれながらに身についているものなんだろう。
後日、主治医に話したら「そんな話は初めて聞きました」と驚いていた。
今日もきっとノルンは、「いつもの横浜工場のを頂戴!」と寄ってくることだろう (*^_^*)
ほんとにそんな違いがわかるんなら、ノーベル賞ものかも。
もしかして、容器の表示を確かめているのかもね。
まさに「出藍の誉れ」じゃ。
そう、うちのノルンは賢くて、「出藍の誉れ」って、こらっ! ( `ー´)ノ
それがね、ものの見事に横浜工場のしか食べないんですよ。最初は、うちのが「私の指先に何か嫌な臭いがついてたのかなあ・・・」と気にしてましたが、どうもそうじゃなさそうで、いろいろ調べて辿り着きました。以来、東急ストアでの値段が高くても、マルエツやドン・キホーテで特売していても、東急ストアでしかビヒダスは買いません(トホホ)
東大和工場のは生産ラインで(害は無いまでも)何か微妙に混入してるのかも知れませんね。
きっと、特売っていう字が読めるんでしょうね。
麻薬猫にぴったりかもしれませんね。
工場までわかるなんて、すごすぎますね笑
そんなに嗅覚が優れてるなら、普通に部屋でいるだけでも、きっと色んな匂いを感じてるんでしょうね。
私も妊娠中は嗅覚が鋭くなって、どこにいても匂いすぎて苦痛でした。
特にコンビニに入るのは、かなりの覚悟をもって入らないといけないくらいで…笑
うちの息子は食べ物にうるさいのですが。
普段の朝食は、バゲットを切って軽く焼いてからジャム…のコースです。
りんご2、キーウイ2、マンゴー2、さつまいも2、とかの内訳を朝言われます笑
そのさつまいものジャム、いつもの同じ所で買ったのに、これいつもと味が違う!と言われて。
ノルンちゃんと違って、うちの場合、同じ工場だと思うんですけど、かたくなに食べません。
その時だけ、いつもと違うさつまいもの種類を使ったんだろうか?と思ったり。
でも味が違うって、そんな事あるのかなぁ?と思ったり。
結局、娘はそれほど気にしないので、娘が食べてくれてますけど笑
食べ物にうるさくない娘の方が、幸せなんじゃないか?とか思ったりします(* ´艸`)
<<きっと、特売っていう字が読めるんでしょうね。
読めるかい、そんなもん ( `ー´)ノ
たしかに、麻薬犬ならぬ麻薬猫にもなれそうですが、いかんせん、言うことを聞かない (´・ω・`)
息子さん、いい調理人になれますよ。うちの次男も以前、10数年ぶりに昔住んでいた近所の美味しいラーメン屋さんに連れていったら、「お父さん、スープの味が少し薄くなってないかなあ・・・」と言っていて、私と全く同じ感想で驚きました。子供の頃の味のほうがよく記憶しているのかも。
それにしても、何につけても拘りを持っている、しかも幼い時から、というのは素晴らしいですね。
娘さんのほうは・・・、要修行、ということで (^◇^)
そういえば、妊娠中の女性が臭いに対して過敏になる、という話はよく聞きますね。いい匂いか、嫌な臭いか、は関係ないんですね。
そうそう、ついでに、私がここんとこ続けて食べている秋本の白菜の漬物、一昨日まで食べていたのと同じ商品ですが、今食べているほうは少ししょっぱくなっていて美味しくありません。ほんの僅か、調味料の配合が変わっただけでしょうけど毎日食べている人間には直ぐ判ります。まあ、ノルンほどではないにしても。
でね、息子さん、将来は調理人になることを勧めてくださいな。きっと大成しますよ、ほんと。
さて、暇人の私目がさっそく森永のビヒダスを買いに行ったところ、
横浜工場の製品がなく、多摩工場(東大和)のものしかありませんでした。
ここは横浜なのになぜ横浜工場製品がない?
森永のHPで会社組織を観ると、多摩工場はあっても横浜工場が
載ってません。
はて、と考えながら別の店を漁ってみたら、森永ビヒダスに「製造者:横浜乳業」
というのがあるではありませんか。
poohpapa 氏の言われる横浜工場製品というのは、森永直営工場ではなく
横浜乳業という別会社の製品です。
横浜乳業は森永グループの企業であり、
森永製品全般もこの会社で造っているようです。
ラベルも中身も同様ですが、製造会社そのものが違うので微妙に何か
違いがあるのでしょう。
今度、両方買ってみて目隠しテストしてみたいと思います。
猫さんには負けるだろうなあ。
ほんとだ・・・、製品を見てみたら「横浜乳業」と書いてありました。しかしまあ、よく調べること (^◇^)
食べ比べ・・・、うちのが毎日食べていても判らないくらいですから、人間の嗅覚や味覚では違いが分からないのでは、と思いますね。でも、何かあるんでしょうね。
それを思えば、ワインのブラインドテイストをするソムリエさんの舌と鼻は凄いですね。生産地や銘柄、生産年度まで当ててしまうのですから。そこまで至るのにはどれだけカネを注ぎ込むことやら。
もしノルンが口が利けたなら、いろいろ違いを教えてもらえるでしょうけど、残念です。