2017年01月20日

街の名物パン屋さんが閉店した

度々当ブログでも紹介していたオハナベーカリーが閉店した。手間暇かけて作られるパンは都内からも買いに来る客がいるほどで、10時ごろ開店して1時にはその日のパンが全て売り切れるほど。とくに食パンに技量の差が顕著に表れるので、私もいろんな人に「食べてみて、美味しいよ」と配っていた。

年末に貼紙がしてあって「膝の状態が思わしくなくパン作りに耐えられないので、新年は17日までお休みします」とのこと。年が開けて19日に店を覗いたが開いておらず、更に大きな貼紙が・・・。

読むと、どうにも膝が回復せず、いよいよ店を閉めることになったようだ。私が時折パンを届けていた伊勢丹のソムリエさんに話したら絶句していた。他の人たちもきっと残念がることだろう。

パン作りと膝・・・、工程でどのような負担が掛かっているか不明だが、店を続けられないくらいなら相当なものであったことだろう。

もうオハナベーカリーのパンが食べられなくなるのは寂しい。技を継承してくれる後継者はいないものか、と他人事ながらついつい思ってしまう。職人さん(経営者)は私より若いし、もし回復したなら、いつかこの街で再びオハナベーカリーをオープンしてほしいと思う。皆、きっと、ずっと待っているから。

posted by poohpapa at 07:07| Comment(0) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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