これも是非体験したかったこと、十分の「天燈(ランタン)上げ」に向かう。ここは「じゅうぶん」ではなく「じっぷん」と読む。後に訪れる九份(きゅうふん)の「分」には「にんべん」が付く。
※ ハリケーンさんのご指摘を受けて、やっぱり「じっぷん」に訂正 (*_*;
先ず車窓からの景色
台湾の総統府
台湾で最も高い「台北101」
途中、昨年だったか旅客機が高速道路をかすめて墜落した場所の近くも通った。
さて、夕方ちかくになって十分に到着した頃から雲行きが怪しくなってきた。今にも降りそう・・・。
先ず、3〜4人のグループに分かれて天燈を選ぶ。どんな願い事をするかによって天燈の色が分かれるんだとか。私の願い事は「ノルンの健康と長寿」だから緑。赤は「商売繁盛」「学業成就」だったか。
赤の天燈はこんな感じ。
墨で書くので垂れてくる。書いている場所は線路の脇。列車が来ると急いで撤収するとのこと。
台湾では珍しく、猫がお手伝いにやってきた (^◇^)
我々の天燈が上がっていく・・・。天燈の中で燃えているのは何枚か重ねて油を滲み込ませた新聞紙。それだけで地上から見えなくなるほどに高く上がっていく。風に流されるから元の場所に落ちてくることはないし、落ちてくる時には火は消えているだろうけど、何となく火事が心配になる。
どんどん高く飛んで、だんだんと見えなくなる・・・。天気が良かったらなあ・・・、と残念に思う。
順次上げられていって10個以上も空にある。なんだかとても懐かしいノスタルジックな雰囲気。
土産物店でミニチュアのLED天燈を売っていて私も2個購入。これ、強く振るとしばらく点灯する。
途中から雨がポツポツ落ち始めていたが、我々が天燈を上げ終わるまでどうにか天気がもった。この後、本降りになってきて、九份に向かう。
正確には「じっぷん」ですね。
十(じふ)の入声「ふ」が促音便になって小さい「っ」・・・・・・
「天燈」確かに火事が心配です。
まるで風船爆弾ですね。
そうでしたか、「じっぷん」ですか。謹んで訂正・・・、は、しませんが覚えときます、はい (*^_^*)
風船爆弾という発想はありませんでしたが、たしかにそうですね。数枚の新聞紙(1枚を畳んだもの程度)に油を滲み込ませただけのものでしかありませんので、ある程度の高度まで達した頃には消火しているのですが、毎日毎日観光客が何十個も飛ばしているので、どうやって使用済天燈を回収してるんだろ・・・、と心配にもなりました。風向きが一定で、だいたい同じ所に落ちてくるのかなあ・・・。