今年の夏は、私と旅仲間さんそれぞれの諸般の事情で旅行は取り止め、と思っていたのだが・・・、
昨年、ペルーでお世話になった阪急交通社から、週に2〜3通ものダイレクトメールが「これでもか!」とばかりに送られてくるし、メールも毎日2〜3通届く・・・。ま、メールはタダで送れるがDMは有料。半年も続けていたら送料だけでも1万くらい、パンフの印刷代もそれ相応にかかるだろうから、格安でツアーを企画している阪急交通社、そんなんで利益が出るのだろうか、と他人事ながら心配になる。
で、先日送られてきたDMは破壊力満点。ネットでも見られるが、それがコチラ、
http://trapics.hankyu-travel.com/tyo/kaigai/dm27/
どのくらい爆安なのかと言うと、
例えば「トルコ大周遊10日間」
観光も食事も付いて、洞窟ホテルに2泊、イスタンブールでは5ツ星ホテル利用、バスはデラックスVIPバスで、なんと、2人で旅費は20万。つまり、お一人様10万てこと・・・。嘘でしょ!?、である。
他にも「魅惑の西カリブ海クルーズ11日間」「秋に巡る感動の地中海4ヶ国周遊クルーズ12日間」も、同様に、どの出発日も旅費が(一人分)20万。もちろん、それぞれに観光と食事、添乗員付き。完全にリタイアしていていつでも行けて懐の心配もないなら是非とも行きたいもの。
さすがに、どのツアーもお盆の時期は外れているが、それにしても、安いなんてモンじゃない。
私が気になったのが、「8日間で巡る絶景のクロアチア」
去年ペルーにご一緒した「たかさんご夫妻」「Tさん」も乗り気。たかさんなんかは「こんなのが出てるよ」とメールしたら、翌日には「もう申し込んだの?」との返信。「まさか、勝手に申し込んでないよね」という牽制かと思っていたら・・・、「そんなのは早く申し込まないと直ぐ埋まっちゃうでしょ!?」だと。
で、「どこでもいいよ、任せるから頼んじゃって」てことで、なんかクロアチアに行くことになりそう。それくらいだから、たかさんご夫妻と旅するのは凄く気楽。もちろん文句を言われたことなど一度も無い。
いっぽうで、Tさん。先日久しぶりに電話したらベルは鳴ってるけど出ない・・・。お姉さんが入院していらっしゃるので忙しいのかな、と思っていたら2週間ほどしてメールが届いた。
「こないだは電話に出られなくてゴメンね。ちょうど電話が鳴ってた時、心筋梗塞で病院に運ばれる救急車の中でした」だと。知らなかったとはいえ申し訳ないことをしてしまった。そんなだから逆に「行ける時に行っておかないとね」、「思えば去年ペルーに行っておいて良かったよ」という話に。
もしかすると当社の入居者さんと同級生が参加してくださるかも知れないが、今回は早く決断できる人から申し込むようだ。電話申し込みは27日(月)10時から受け付けるが、ネットでは既に申し込みを受けていて、何と言ってもその価格である、もしかすると27日には募集が終わっている可能性もある。
クロアチアは、ヨーロッパのまだ行ったことがない国の中では一番行きたい国だから、行けたら嬉しい。
ところで・・・、
うちのもTさんと同じような考え方で、(生活が楽ではないのに)「行きたい所があれば元気なうちに行っておいたほうがいいよ」と言ってくれている。不動産会社の経営者としては有り得ないほどの薄給の中から毎月3万の旅行積立を許してもらっていて、そのおかげで私だけが旅行を楽しんでいる。うちは私が死んでも住宅ローンは消えないから、なんとか私が生きているうちに住宅ローンを完済させておきたいと思っていて、これからはあまり贅沢な旅行は控えなければならないだろう。もし、ちょっとリッチな内容で行くなら1〜2回抜くとかしなければならないと思う。いつもご一緒させて頂いている旅仲間さんのご事情もあるし、世界情勢もキナ臭くなっているので、そろそろ海外旅行は(やめる)潮時かも。
この値段には、どこをどう転んでもかないません。
クロアチア行きのチケット代だけで、旅行代金に近いんですから。
どこがどうなってるんでしょうね?
例えば土産物店や様々な施設からのバックマージンがあったとしても、賄いきれる話ではありませんよね。特別な企画で、どれか一つのツアーだけ赤字覚悟で出す、というなら出来るでしょうけど。
これらの中で、トルコと、地中海とカリブ海のクルーズは赤字なんてモンじゃないですよね。閑散期にもお客さんを連れてきてくれるから、ということでホテルなどが破格の値段で協力してくれる、ということだとしても、とてもとても足らないでしょうし・・・。
阪急の台頭で、最近ではHISが霞んでますね。「てるみくらぶ」は値段相応らしいですけど・・・。
カラクリ、知りたいですね・・・。