一昨日、驚異の激安価格で募集をしている阪急交通社のツアーを紹介したが、その阪急交通社よりさらに安いツアーをウリにしていた「てるみくらぶ」が経営破綻しそうである。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170325-00000438-fnn-bus_all
24日の朝から本社や各支店には「臨時休業」の貼紙がしてあることから計画倒産も噂されている。もし単なる航空券の発券トラブルであるなら社員が対応に追われているハズで、臨時休業は無いモノ。
旅行業者は我々不動産業と同じく弁済業務保証金制度があって、てるみくらぶの限度額は1億2千万円。被害がさらに広がる可能性もあって、50人の発券トラブルなら補えるが、既にGWや夏の予約なども受けているだろうから、倒産となればそれらの予約者は旅行に行けなくなるし補償も行き届かないかも。
自分の身に置き換えてみると、仕事の調整をして両替なども済ませて、荷物も整えて、訪問先の下調べもして万全で空港まで行って「あなたの航空券は発券できません(旅行は出来ません)」と言われたならショックなんてもんじゃないし諦めもつかない。これが某国であったなら暴動が起きることだろう。
思えば、正月にてるみくらぶでポーランドに行った旅仲間の歯医者さん夫妻、危なかった (*^_^*)
元々が、「添乗員は経由地のドバイで合流します」というツアーが多く、その添乗員も日本語が喋れなかったり、過去には人数確認を怠って客を積み残して出発したトラブルもあったそうだから、私はいくら安くても利用しないつもりではいたが・・・、ウソ、てるみくらぶの夏のハワイの内容を見てたりして 💧
まあね、阪急交通社は倒産しないだろうけど、世の中、そんなに美味い話は有るもんじゃなし、もし有ったとしたら事故物件みたいなものかも。「安かろう悪かろう」と考えて飛びつかないのが無難だろう。
と言いつつ・・・、一昨日紹介したクロアチア、まだクロアチアだけでなく全ツアーが全出発日で◎(席に余裕あり)になってたから様子を見ていたのだが、明日の朝には電話申し込みが開始されるから、今夕には参加者を取りまとめて申し込みをしておこう。
もしも当日空港に行って「阪急交通社の破綻」を聞いたなら、自己責任として諦めるしかない。幸いなことに、うちの旅仲間さんにはそれで私を責める人はいないから、まあ申し込んでも大丈夫だろう
やっぱり、てるみくらぶ 破産ですか。あまりにも安すぎて採算がとれなかったのではないでしょうか。
ネットの評価も、分かれていましたね。旅行慣れしていて自分でなんでもできる人にとっては、良かったようですが、初心者にはむいてなかったようです。飛行機やホテルの変更は当たり前だったようですから。
阪急交通社も大丈夫なんでしょうかね?会社は大手?なので簡単につぶれないでしょうけど。まあ、添乗員さんにもよりますがね。
さて、有吉不動産はどうなんでしょう?、安値受注ばかりしてませんか?お金にならない余計なお世話ばかりしてませんか?旅行に行く前までは、倒産にならないようにお願いしますね。
そうなんですよね、ここんとこ経営が苦しくて・・・、って放っとけ ! ( `ー´)ノ
そっか・・・、私が取り纏めて集金してドロン、というのもアリか・・・。考えとこ (^◇^)
<<ネットの評価も、分かれていましたね。旅行慣れしていて自分でなんでもできる人にとっては、良かったようですが、初心者にはむいてなかったようです。飛行機やホテルの変更は当たり前だったようですから。
旅慣れてて自分で何でも手配できる人は、てるみくらぶに依頼しなくても、航空券もホテルの手配も自分でできるものでしょうけど、まあ、こういう旅行社、使い道は有りましたでしょうね(過去形)
阪急交通社は大丈夫でしょうけど。うちらの業界もそうですが、消費者が何でも「安けりゃいい」とばかりに飛びつく傾向は世の中を暮らしにくくしますね。
ふと、てるみくらぶの従業員の皆さん、24日が給料日でもあったでしょうから、ちゃんと給料をもらえたのかな、と心配になりました。従業員には罪は有りませんもん。
今後の経緯を見守りたいです。
で、阪急が対抗措置として先日のような格安ツアーを売りに出したと思っています。
今ごろ阪急は、「安売りするのをもう少し待ってればよかった・・・・」と歯ぎしりしているかも。
阪急は超大手ですから、大丈夫だと思いますよ。
いずれにせよ、てるみくらぶだけでなく、阪急のような格安ツアーの値段にはかないません。
これからはお客様の志向が二極化するように思いますね。多少高くても自分たちのペースでゆったり旅行を楽しむか激安パッケージツアーで行くか、ですね。と言っても、最近は「庶民には手が届かない」とばかり思っていた(贅沢な)クルーズ旅行や一部クルーズ付きの旅行なんかが安く出ていて垣根が無くなりつつありますね。
てるみくらぶは「無理をしていた」と言うより競争力において資金力のある大手旅行会社の激安ツアーに飲み込まれてしまった感がありますね。
この話で思い出したのは、いわゆる「構造計算偽装マンション」の話です。安いマンションに飛びついた人たちが結果的に被害に遭ったワケですが、安物に飛びついたのだから自業自得、という意見もあって、少しくらいの違いなら適正な価格を支払おう、という認識は大切なんだと思います。
我々の業界で言えば、仲介料不要、礼金敷金0に飛びついちゃいけない、危ない、ということですね。