まあ、年のうち何日かはこういう日もある、というお話。
お昼前に、お客さんとランチを楽しむべく、お目当てのレストランに行ってみると臨時休業になっていて、急遽別の店を探すことに。
夕方、お店から車で1時間くらいの貸家の「引越しの立会い」の予定が入っていて、時間だけが正確に決まってなかったので、「荷物が全部出た頃伺うので、引越し業者が到着したらだいたいの終了時間を聞いて連絡をください。その頃伺いますから」と言ってあって、3時過ぎても連絡が無いのでこちらから電話すると、「ああ、電話しなくちゃと思ってたんですけど、すみませんね。5時くらいなら終わってると思うんでその頃来てください」とのこと。言われたとおり5時に行ってみると、ヤマトの楽々パックで荷造りの真っ最中。家具も何一つ出てない状態。だからあれほど念押ししたのに(怒)
「どうしましょう?」と聞かれたけど、それはこっちが聞きたい!
待っていてもいつ終わるとも知れないので後日出直すことにした。
同じ市内ならどうってことないけど、「私がどこから来るのか知ってるでしょ?ちゃんとまた見に来なければ家主さんから無責任と言われるのはこっちなんですよ!」と口まで出掛かっていたけど言葉を飲み込んだ。作業が終わったのは夜8時過ぎだったようだ。
その立会いで近所まで行くことになるから、と、先日の「約束したリフォーム代の追加負担を踏み倒している北朝鮮国籍の連帯保証人(母親)」を、申込書に書かれていた住所を頼りに訪ねて警告書を直接渡そうと行ってみると、該当する建物が無かった。申込書に書かれていた部屋番号は512号となっていて、その住所番地には4階建ての建物しか無いのだ。会社に戻って調べてみると、申込書は8番地となっていて契約書には18番地とある。単なる書き間違いかも知れないが、ふつう自分の住所は間違わんだろ!
で、店に帰ると郵便受けに、先日、自宅リフォームの為の「短期借り」で申し込みを入れていた70歳の男性から、「よく考えたら使い勝手が悪いから、申し込みは白紙に戻します」とのメモ。物件を案内した時、「何とか家主さんに短期で貸してくれるよう頼んでもらえませんか」と言っていたのは何処のどなたでしたっけ?
「白紙に戻します」ではなく、「戻して頂けませんか?」だろ!
そして夜、中学時代の恩師に「ODAの定義」を教えてもらおうと電話すると、「そういやあ、こないだ中学の同窓会があって珍しいのがいっぱい来とったぞ。おまえのことをNが『○○はズルい』と言っとったぞ」、と楽しそうに言う。Nというのは小学校から高校まで一緒だった同級生(親友)で、私の離婚に関してNの奥さんから事実と違う話を聞かされてその通り信じ込んでいる奴である。私にNから電話があった時、「○○ちゃん、ずいぶん酷いことをするね。全部(財産を)持って出ちゃったんだって?」と言われたことがあって、事実は全く逆だから、ちゃんと説明したら「ああ、そう」と言っていたので分かってくれたものだと思っていた。私が全部持って家を出た、とNに伝えた人物はNの奥さんしかいない。私からすれば、このNの奥さんが私を悪者に仕立てるのには訳があるのだが、それはまた別の機会に。
で、恩師に、「冗談じゃない!先生だって知っとるだらあ。俺は家を出る時に全部置いてきたがん。Nは優秀だったで、アイツがそう言やあ皆んな信じるが。だいたいNは口が軽くてかんワ」と言うと、
「言わしときゃええが。信じたい奴には信じさせときゃええ」
そりゃね、他人事だからそんなことが言えんのよ。人は皆、最初に聞いた一方の言い分だけで判断してしまうことが往々にしてあるし、「もう一方の言い分を聞いてから判断しよう」とはしないものだ。
でも、てことは、先生は私のことを信じてくれてんのかな・・・。
Nの奥さんについては以前も少し触れたことがあるが、いつか詳しく書いておきたいと思っている。彼女は「実際には自分こそが加害者なのに、事が発覚した時には、自分こそが被害者であって、こんなに傷付いている」と周りに信じ込ませるテクニックに長けている女である。Nもおそらく分かっているんだろう。そのテの人間は男女を問わず私たちの周りにけっこういるし、直接的に何か言われたり攻撃されるより辛いものだ。直接なら反論も出来るのだから。だいいち、こそこそやられると、どこまで広がっているのかが見えない。
Nには毎年年賀状を送っているがNからは3年前から来なくなっている。たぶん、取り仕切っている奥さんが「○○ちゃんには出したくない」と言っていて、Nが「別にいいんじゃない、あなたの好きにすれば」くらいに言っているのだろう。私はNには死ぬまで年賀状を出し続けるつもりでいる。私からの年賀状を見る度に、Nの奥さんが「憂鬱な思い」をするのが分かっているから、である。だからと言って、「もう出さないでくれ」とも言ってこれないだろう。Nは奥さんのそんな様子を楽しんで見ている人物である。私からの年賀状が届かなくなったら、きっと寂しがるに違いない。男の友情は、何とも複雑なものである(笑)
2005年06月21日
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チョッチ三隣亡な一日、昨日の話
Excerpt: 今回の記事は連動企画です。まずは悪徳不動産屋の独り言「メッチャ三隣亡な一日、昨日の話」をお読みください。 まあ、年のうち何日かはこういう日もある、というお話
Weblog: column@管理人室
Tracked: 2005-06-21 10:58
よく母が台所の暦を見ては、言っていたのでした。
「ああ、今日は三隣亡じゃ」って。
いやなら、見なきゃいいのにと思っていたのを、覚えています。
記事内容は、身につまされます。
男の友情は婦女子には分かりませんが、物事は双方の言い分を聞いて判断してほしいですよね。見方によっては、丸いものも四角く見えます。
悪徳さんの恩師先生は、きっと分かってくださっているのでしょう。先生は偉い!!
また、お邪魔します。
恩師は笑いながら話してましたね。そういう同級生同士のトラブルも、先生からすれば、高所から微笑ましく見ているのでしょう。私にはよく「こういう見方もあるぞ」と教えてくださったのですが、果たして代弁してくれたものか・・・(爆)
実は、双方の言い分を聞く前に、先入観というものがクセ者なんですね。聞いた人間が「うん、あいつなら有り得る」→「あいつの言い分は聞かなくてもよい」になってしまうのがほとんどで、それが問題なんですね。要は、私が「信用が無い」だけのことですが^_^;
コメント、有り難うございます(*^^)v
この日に家を建てると向う三軒両隣も一緒に火事になる、って脅された記憶はあるのですが・・・
>実際には自分こそが加害者なのに、事が発覚し
>た時には、自分こそが被害者であって、こんな
>に傷付いている」と周りに信じ込ませるテクニ
>ック
っていうので花田勝のことを連想してしまった。
加害者なのに被害者面する、Nさんの奥さんは、ひょっとして、支那人か朝鮮人ですか?
だったら妙に納得できます。
Nの奥さんは、同情を引くような話し方が上手いんです^_^;
「親身になって相談に乗ってたつもりなんだけど、情けなくって・・・。
そんな人だとは思わなかったわ・・・」てな言い回しですね。夫婦間での会話も容易に想像がつきます。性格とパターンを知り尽くしてますので(爆)
でも、いろいろ有りますが、私はNを尊敬してるんですよ(*^^)v
いえいえ、生粋の日本人です(*^^)v
日本人にもいますから、そういう人は。というか、けっこういますよね、身近に。
でもね、皆よく分かってるかも。友だちいませんから(爆)
皆んな馬鹿ではないのだから、そうそうは騙し続けることも出来ないのでしょうが、相手をよく知らなければ信じてしまいますよね、最初に聞いた話どおりに。
Nの奥さんの場合は「守りに入った時」にだけ嘘をつきます。それ以外の時はいい人なんですけど。
あ、私も「口が上手い」ので、気をつけますです(汗)
息子にはオンナにはこの先くれぐれも注意するようにはキツ〜ク言っておきましたが =*^-^*=
「女は生まれながらに女優」・・・、言いえて妙ですね(しんみり)
そういえば、私の周りでも、あっちにもこっちにも・・・(爆)
ちゃんと息子さんの言い分が通ったのでしょうか?ちと心配です。
でも、息子さんに、「オンナにはこの先くれぐれも注意するよう」言えるお母さんていうのは、とても素敵だと思います。これ、男親が言ったのでは問題発言になってしまいますモンね。
コメント、有り難うございました。これからも宜しくお願いします。