2017年05月05日

近所の奥様たちの優しい心遣いに感謝

当社の管理物件(貸家)に入居中の老婦人が入院なさっている。その老婦人は家の前でたくさんの花を栽培していて、私が通りがかった際に水やりしている様子もよく見かけていた。

娘さんから入院したとの連絡を受け、近所だし、花の水やりは私が引き受けることにした。どうせ暇な店だし、そんなのは大した手間でもない。お花のことは気にせず付添いに専念して頂けたら嬉しい。

で、昨日、水やりをしていたら、背中に「有り難うございます」と声が掛かった。振り向くと、自転車に乗った知らないご婦人がいた。私が会釈すると、「Tさん、入院してるんですか?、水やりしてくださって有り難うございます」とお礼を言う・・・。私は見覚えのない顔だったのだが、同じ町内会の方で先方は私を知っているようだった。「奥様が(町内会の)組長をしてらっしゃって、たしか〇塚さんの奥のお宅で、不動産屋さんですよね」と仰る。私は相手を知らないが、私のことはお見通しのようだ (^◇^)

「実は、この家を管理させて頂いていて、入院なさったと聞いて、水やりは私が引き受けることにしました」と言うと、「そうでしたか、それは有り難うございます」と、またお礼を仰る。自分が何かしてもらったワケでもないのに、自分のことのように喜んでくださる・・・。ましてや家族や親戚でもないのに、私が水やりしていてくれることに感謝してくれるのだ。実は3日前も(私が顔を知らない)近所の別の奥様から声を掛けられた。「Tさん、具合が悪いのですか?」と訊かれたので、現在の様子を伝えると、同じように丁寧にお礼を言われた。

Tさんがご近所の人たちから愛されて気に掛けて頂いている証であろう。Tさんも凄いが、自分とは直接関係ない話なのにお礼を言う近所の奥様たちのお人柄も素晴らしいと思う。

ふだん、Tさんが水やりをしている時に近所の人が通りがかって、「綺麗な花ですね」とか声を掛けて世間話なんかをして絆を深めていたんだろう。それで「いつもと様子が違う」ことで心配したものか。

ご近所同士、花の水やりをしている姿や、犬の散歩をしている姿などで無意識のうちに互いの無事を確認していて、いつもと様子が違うと心配して直ぐに声を掛ける・・・、それはとても大切なこと。

そういうのを「気付き」と言うのだろうか。今の世の中、個人情報がどうのプライバシーがどうの人権がどうのと、そんなことが優先されるようになって暮らしにくくなったように思う。高齢化社会を迎えて、そういうのは「程度の問題」と捉え、逆にほとんどオープンにした方が安心して暮らせるように思う。

ん・・・??、もしかして、自分の行動を「誰も見ていやしないもの」と油断していても、見ている人は必ずいる、ということか。この件は全く意識していなかったが、誰もいない時こそ行いに気を付けよう。



posted by poohpapa at 05:58| Comment(8) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

>自分の行動を「誰も見ていやしないもの」と油断していても、見ている人は必ずいる、ということか。

ほんと、そうですね。
ウチでも奥さんが近所の人に「ご主人がよく花の手入れをされて……」なんて言われます。
僕はまったくそういう意識はないんですけどね。
知らずに見られてる。
Posted by ピーちゃんの身元引受人 at 2017年05月05日 09:55
ピーちゃんの身元引受人さん、おはようございます

誰かが見ていてくれて、それなりに評価して声を掛けてくださるのは嬉しいですよね。人の目が一番の犯罪抑止力にもなりますしね。

この仕事をしていて、家主さんやお客様が不動産屋(管理会社)の苦労といったものをよく見ていて理解してくださると励みになりますし、まるで解かってなければ(解かろうともしてくれなければ)仕事への意欲は無くなりますもんね。まあ「甘え」とも言いますが。

ちょっと意味が違ってきますが、ブログも、誰かが見ていてくださって意見をコメントしてくださるから続いていますが、これが秘密の日記で誰の目にもとまらなければ3日とは続けられませんね。

女性も、誰かに見られるからお化粧もするしキレイでいられるのかも (^◇^)



Posted by poohpapa at 2017年05月05日 10:07
Poohpapa おはようございます。
遅ればせながら、コメントを入れさせて下さい。

仰る通り本人は全く気付かないのに
ちゃんと見ている人がいるんですね。
爺も時々見知らぬ方にあいさつされて
慌てて頭を下げるのですが
「はて、何処の方だろう?」なんて事が多いですね。
先日は近所で夕方 大きな犬の散歩をしている母娘に
出会いまして、爺は犬が好きなので
てを出して「大きなワンちゃんですね。」と撫でると
「失礼ですが○○さんでしょう? 家の息子が
お宅のお嬢さんと中学校が一緒だったんですよ。
今、どうしていらっしゃいます?」と声を掛けられ
「えっ」とびっくり。
悪い事は出来ないものですね(今まで一杯やって来ましたけど・・・)

他所の奥様は他人の亭主を良く見ているんですね。

いまさら反省は遅いけど・・・。冷や汗ものでした。
Posted by ボケ爺 at 2017年05月06日 06:07
ボケ爺さん、おはようございます

<<悪い事は出来ないものですね(今まで一杯やって来ましたけど・・・)

それは、反省なさっているのでなく私のことを言っているのでは・・・ (^◇^)

<<他所の奥様は他人の亭主を良く見ているんですね。

たしかに、「うちの亭主のほうがマシ」とか「交換してもらいたい」とか腹の中では思ってたりして。

私は商売をしているので人の顔と名前はしっかり覚えてないとマズイのですが、最近はちっとも覚えられませんし、顔を見ても直ぐに名前が出ないのです。痴呆症とまでは言えないまでも健忘症ではあるでしょうね。昨日も天気予報を見ていて、行ったことがある「白川郷」の名前が出てこないのです。

この「誰かが見ている」という意識はとても大切なモノで、日本人の民度とか国民性とかいうのは根底に「誰かが見ている」「見られて恥ずかしいことはしないようにしよう」という考えがあるからなんでしょうね。その対極にあるのが今の中国かと・・・。「恥」の概念がありませんから。

この件、もの凄く「怖いなあ・・・」と思いました。いい体験をさせてもらいました。

Posted by poohpapa at 2017年05月06日 07:07
私も痛感してます。

私は実家に戻ってますが、実家とは言えこの家には小5から中3までしか住んでおりません。
両親もリタイア後戻って来たのですが、ご近所には○○さんちの娘さん、で知られているようです・・・

私は子供の頃しか住んでませんし、周りのおば様方は当時現役バリバリの奥様方ですので世代違い、まったく接点はないんですけど、あちらはこちらを良く知ってるんですよ・・・

私の小学生時代を知っているおば様方・・・
逆らえません。

何でもやらさせていただきます。ハイ。

Posted by 葉山猫 at 2017年05月06日 11:30
葉山猫さん、こんにちは

ご近所の誰かが気にして見ていてくれる、というのは最近の若い人には鬱陶しいだけかも知れませんが、極力、人と関わらないようにする風潮が事故や凶悪犯罪の温床になっているかと思いますね。警察に通報して間違いだったら後で面倒になる、とか・・・。その場合は、自分が頭を下げればいいだけのことなのに、逃げちゃうんですね。

隣に誰が住んでるかも分からないような状況・・・、怖いですよね。昔はお巡りさんが「どんな住人か」調査票を持って廻ってましたが、最近は来てないような・・・。それもプライバシーとか個人情報が・・・、ということなんでしょうかね。

しかし、葉山猫さんを服従させる近所のオバサンたち・・・、恐るべし (^◇^)

Posted by poohpapa at 2017年05月06日 14:06
リスク管理が行き届いている町内のようで羨ましいです。
知らないおっさんが勝手に人んちの水やりしてたら、他にも人がいる時間に声かけして「見てますよ。」と伝えておかないと怖いですもんね。
Posted by ハリケーン at 2017年05月08日 08:58
<<知らないおっさんが勝手に人んちの水やりしてたら、他にも人がいる時間に声かけして「見てますよ。」と伝えておかないと怖いですもんね。

そう、今のご時勢は何があるか分からな・・・、って、オイ、あたしゃ管理会社だよ ( `ー´)ノ

ハリケーンさん、おはようございます。

こういう「気付き」は有り難いですね。ご近所の皆さん、みんな「Tさんが入院してる」ってご存知でしたね。独居の老婦人のことを皆が気遣っている・・・、いい町内会ですね、ほんと。

Posted by poohpapa at 2017年05月08日 09:10
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