2017年06月25日

大声を出すな!

強盗に押し入ったワケではない。「大声を出すな!」と言いたくなる状況があったのだ。

人工透析中に脳梗塞を発症して救急医療が受けられる病院に救急車で運ばれた老婦人の借りている貸家の周りの花の水やりを私がしていることは以前記事にしていたが・・・、

先月末に、いつものように水やりしていたら、以前に「有り難うございます」と声を掛けてくれた近所のオバサンが、「このお花、もう要らないのかしらねえ。要らないなら紫陽花と都忘れを頂けないかしら」と言う。もちろん、私の一存では決められないので、娘さんに電話して訊くと、「どうぞどうぞ、施設には持って行けないので、欲しいと仰ってくださる方がいらっしゃるなら母も喜びます」とのこと。

ただ、どこにお住まいの方かは私には分からない。それで、娘さんと、貸家の斜め前の家の(たまに水やりしてくれていた奥さんの)Kさんが揃っているところで「どの花をあげるか」相談しようとしたら、Kさんが言うには「私が頂くことになっていたんだけど・・・」とのこと。

そういう話は私は聞いていない。ではあるがKさんの話は嘘ではないと思う。老婦人から家の合鍵を預かっていたくらいだから。それで、Kさんが適当に株分けすることにして後日渡すことになったのだが、明らかに近所のオバサンの分の量が少ない。なんか、嫌な予感がした・・・。

でもって、私がオバサンの特徴を話すと、だいたい誰だか見当がついたようで、数日後に、そのオバサンに渡すことはできたようだ。で、一昨日、たまたま道で会ったそのオバサンから礼を言われた。その場所は、Kさんの家の前・・・。オバサン、私にお礼を言った後、大きな声で、

「あんな少し貰ってもあれじゃ育たないわよ。だいたいが根が付いてないんだからどうやって植えるのよ。どうしたって育たないわよ。自分もお花を育ててるなら解かりそうなものじゃない。だから文句言ってやったわよ」だと。暑い日だったから窓も開いていて、Kさんにも声が丸聞こえだったと思う。そういう話では迂闊に相槌は打てない。根は悪い人ではないんだろうけど、「大声を出すな!」である。

私にお礼を言った、というより、Kさんに聞こえるように言っているんだと思う。できれば関わりたくない話だった。たぶんKさんからは逆に「せっかく分けてやったのに・・・」と愚痴を聞くことになるだろう。

月末の退去までに何か騒動が起きなければいいのだが・・・。





posted by poohpapa at 03:53| Comment(6) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

>>私が頂くことになっていたんだけど

>>明らかにオバサンの分の量が少ない

うぁぁ。。。。 こりゃ、大変な事に巻き込まれました。
もう、この仲直りは無理でしょう。両方から恨まれるにちがいありません。
Posted by たか at 2017年06月25日 08:20
たかさん、おはようございます

正直に言って、貧乏くじを引きました、ほんと、そう思います。向かいのKさんは毎日気にして見ていてくれたし、本当に「あなたにあげる」と言われていたんだと思いますね。だから、半分ずつでなく8割2割くらいになったんでしょう。

その話が事前に私に伝わっていたなら「このお花はKさんが頂くことになっているみたいですよ」と言えたのですが、まさかに「他にも欲しいと言う人が現れる」とは思っていなかったんでしょうね。

これ、悪口や非難の応酬になって、嫌でも私が巻き込まれることになりそうですね。

もう不動産屋をやめよっかなあ・・・。

Posted by poohpapa at 2017年06月25日 08:38
一番良い方法は、間に入らないことですよね。

近所の不動産屋さんは、危機を察知すると
「じゃ、私はこれで!」
と素早く逃げていきます。
唖然としている人もいますが、案外これが正解かもしれません。
Posted by AK at 2017年06月26日 02:18
AK さん、おはようございます

凄く夜更かしでいらっしゃいますね、私はすっかり「虫の息」の時間にコメントして頂いて (^◇^)

まあ、たしかに「間に入らない」のが一番なんでしょうけど、私の場合はついつい世話を焼いてしまいます。それで相手が喜んでくれたら私も嬉しいもので・・・。

高校時代、何か相談すると入口までの部分を聞いて、相談に乗るようは素振りをしてそこからは必ずサッと逃げる先輩(2級上の女性)がいて、「ああ、こういう処世術もあるのか・・・」と寂しく思いました。なので、それからはずっと「自分はそうなるまい」と思って生きてきました。でも、その先輩の生き方も間違いではなく、一つの生き方で、むしろそのほうが正しいのかも知れませんね。

私の性分で、人やトラブルと関わって10のうち8を損しても、心から喜んでくれる人が2割もいてくれれば「それで十分にチャラ」だと思えますので、これからも、いえ、死ぬまで変わらない、変えようがないと思いますね。考えようによっては、だから良き友だちに恵まれているんだろうな、と思っています。

私の貧乏くじは掻き集めると一等8億円より価値がある、と・・・、自分では思いたいものです(はぁ)

Posted by poohpapa at 2017年06月26日 04:49
すごいですね…そのやりとり…。
怖すぎます(;゚Д゚)
実際にこういう人がいるっていうのが、まず驚きと。
いわゆる女性の嫌な部分と言われているのを、目の当たりにしたパパさんの不運と。
全部ひっくるめて、すごいなぁ…に凝縮されます笑
お疲れ様です…。
Posted by kotako at 2017年06月26日 09:52
kotako さん、こんにちは

いえいえ、kotako さんと付き合っていられるんですから、それに比べたらどれほどのことでも・・・、って、嘘ですよ、冗談です、はい。ホントに冗談だってば (滝汗

これ、言われたのがKさんの家の真ん前で、だいたいいつもKさんの奥様は庭にいるもので、怖かったですね。当の本人とKさんとでそういう「譲り渡し」の約束が出来ていたと思うので、一声かけておいてくだされば良かったのですが、まさかに他からも声が掛かるとは思わなかったんでしょうね。

女はねえ・・・、怖いんですよ、ほんと (^◇^)

Posted by poohpapa at 2017年06月26日 13:06
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