2017年07月21日

宅建業免許更新手続き騒動記 (´・ω・`)

宅建業の免許が8月25日に切れるので、昨日、更新の手続きに都庁に行ってきた。

都庁に行く前に、九段下にある法務局の本局に行って「登記されていないことの証明書」なるものを取ってきた。耳慣れない言葉だが、この場合の「登記」とは、不動産登記や商業登記ではなく成年後見の登記(後見登記)のことを指していて、要は「不動産屋として私は不適格ではありませんよ」ということを証明するもの。今年の1月から新たに必要書類に加えられたらしい・・・。ちっ ( `ー´)ノ

一昨日、北の銀狼さんに間違った内容の返信を書いてしまったが、「禁治産者、準禁治産者でない」ことを証明するのは市役所で発行する「身分証明書」で、そちらも免許更新に必要。いずれにしてもややこしい 💧

証明書の発行手続きは、東京においては東京法務局後見登録課でしか取り扱ってなくて、東京以外は法務局・地方法務局(本局)の 戸籍課の窓口に直接行くしかない。東京の場合は法務局後見登録課あてに郵送で申請することも可能。私の場合は立川の法務局で入手しようとして「それはここでは取り扱っていなくて、東京法務局の本局の窓口に直接行くか郵送で取り寄せるようになります」と言われ、申請書類を貰ったが、返送されてくるのに1週間は掛かるらしく、間に合わない恐れがあるので九段下の本局まで行くことにした。

行ってみて、「次回からは日程的な余裕をもって郵送で申し込もう」と思った。往復に掛かる交通費や時間、諸々の手間などを考えたら郵送のほうがいい。コピーを取って免許申請書の正本と副本にそれぞれ挟んで綴じて、なんてことをしなければならないし。

それにしても「登記されていないことの証明書」などという名前、何とかならないものか。

我々の仕事に付き物の「契約書」だって正式名称は「契約締結後に速やかに交付する書類」であって契約書という名前ではない。元々が不動産は諾成契約、つまり、売主買主、あるいは貸主借主が売買や賃貸借の条件等で合意すれば書面等を必要とせずにその時点で契約が成立するもの。だが、それだと解かりにくいのと、後で「言った」「言わない」「聞いてない」というトラブルを防ぐ意味で「契約書」なるものを交わしている。書類の表紙に「契約締結後に速やかに交付する書類」と書かれていたなら消費者は混乱することだろう。

役所の窓口の上には、ご丁寧に「ないもの証明書」(ここが申請窓口ですよ)と書かれていて、その書類の名称は解かりやすいものに変更したほうがいいと思う。と言うか、「支局で発行してくれ」である。

で、11時頃にようやく取得して都庁に向かう。都庁に到着したら・・・、警備が厳しくなっていた。以前は面倒な手続きなく、もっと自由に出入りできていたと思うのだが・・・。

第2庁舎の担当窓口に着いたのが11時40分頃。待っている人は2〜3人だったが、一人の所要時間が長くてだいぶ待たされた。昼過ぎに順番が回ってきて、正本と副本を担当者がチェック。そこで不備が発見された。と言っても、私が出した書類で、でなく、前回の申請において、である。

担当者曰く、「前回の更新時に、免許の交付が5日間ほど遅れていて、その間が免許のない空白期間になっています。なので始末書を提出してください」だと・・・。

そんなハズはない。前回までは行政書士さんに依頼していて、ちゃんと免許証を私が受領しに行っている。もし空白期間があったなら、その時点で気付くか指摘されていることだろう。私がそう言うと、「あとはハンコを押すだけ」という始末書を出してきて、「これに社判を押して返送してください」とのこと。まあ、それで担当者が納得してくれるならいいか、と思って持ち帰って始末書をよく見たら・・・、

「専任取引主任者の要件を満たしていない期間がありましたので今後は気を付けます」というもの・・・。「話が違う」、である。だが、そんなことで押し問答してもしょうがないから直ぐ返送した。

更新が近付くと、いろんな行政書士事務所から「うちは3万でやりますよ」というDMが届くが、今回は自分でやったので3万は浮いたことになる。うちにとっては大きい。一日店番していても「風呂無し3万」の部屋の申込みさえ入らない日のほうが圧倒的に多いのだから。

今回自分でやったのは、今までお願いしていた行政書士さんが店仕舞いしてしまったから。もしまだ続けていらっしゃるならお願いしたと思う。なぜなら、「それで飯を食っている人がいる」のだから。

何はともあれ、更新手続きが完了して、これで安心してクロアチアに行ける。あと13日・・・。


posted by poohpapa at 05:35| Comment(6) | うちの店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
えー!都道府県によって違うんですかね??うちの方は【登記されていないことの証明】はもうずっと前から必要でした。私が更新をやるようになってからすでに2回は更新していますがどちらの時も必要書類でしたよ(・∀・)
うちの方からですと東京法務局は確実に郵送ですね。
おととし父が亡くなった際の主任者が死にましたよーって報告とやめましたよーって報告が遅れた為申請書に【遅延】ってハンコ押されたのを思い出しました・・・
「ってか死んだ報告するんだからやめた報告いらなくないですか?」って言ったけどダメだったわ(笑)めんどくさいですね。

うちは来年更新で10になります!
Posted by はなくろ at 2017年07月21日 14:22
はなくろさん、こんにちは

(10)は凄いです。阿漕な業者なら(2)が精一杯ですもん。私は、次の更新をするかしないか迷うとこですね。なんか、廃業したくてウズウズしてます、ほんと。はなくろさんのブログの記事を拝見してると、極めて真っ当な業者さんだと思えます。と言いますか、過去ログを追い掛けて遡って読んでますけど、私なんかの記事よりずっと面白いです。ユーモアのセンスにも満ち溢れていて・・・、これはうかうかしていられないや、と思ってしまいました。

ところで、「登記されていないことの証明書」、たしか東京は今年の1月12日から必須だったかと・・・。免許権者からすると、不動産屋はそれほどまでに信用できない、ってことでしょうか。

亡くなった = 取引主任者でなくなる、という当たり前の理屈が公務員には分からないのですね (^◇^)

それにしても、今日も暑いや・・・。お互い、熱中症に気を付けましょうね。





Posted by poohpapa at 2017年07月21日 14:57
先日は私のブログにお運びくださいまして、ありがとうございました。
たまたま旅行中にコメントをいただいてまして、返信が大変遅くなり、申し訳ありません。
返信コメントを書きましたので、お暇な時にでもご覧くださいませ。
それにしても、大変なお仕事なんですね。
私も一度、宅建主任の試験を受けましたが、実力のなさか、準備不足か、簡単に落ちてしまいました(動機が会社からもらえる報奨金目当てだったのが、よくなかったのかも)。
尚、私の干支は羊。ほぼ同世代ですね。
Posted by あっけまま at 2017年07月22日 01:49
あっけままさん、おはようございます

うわあ、有り難うございます、凄く嬉しいです。返信も拝読させて頂きました。私のPCのお気に入りにも登録させて頂きましたのでこれからもちょくちょくお邪魔させて頂きますね。

あっけままさんのサイトは構成がすばらしく、写真も多くて、文章も簡潔で実に読みやすいですね。それにしても、私と同世代でなくだいぶお若かったみたい・・・、たいへん失礼いたしました。

<< それにしても、大変なお仕事なんですね。

はい、カテゴリーの「嫌な客」にほとんど集約されているかと思いますが、敵は「嫌な客」ばかりでなく、同業者であったり、本来は協力関係になければならないハズの家主さんであったりします。ストレスは半端ないですね。世の中、「不動産屋は阿漕、怖い、信用できない」という風潮が蔓延していますが、私からすれば、消費者のほうがよっぽど怖いですね。義務を果たさず自分の権利だけを振りかざす消費者は最強です。

ところで、以前に宅建試験を受けられたとのこと、私も宅建講座の講師をしていたことがありますので、もしまた機会があれば、とお思いでしたら、テキストの選び方とか勉強の進め方ならアドバイスできるかと思います。宜しければお声をお掛けくださいね。

私も旅行が好きで、体が動くうちはいろいろ行ってみたいと思っていますので、今後も、あっけままさんのサイトを参考にさせて頂きたく存じます。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

Posted by poohpapa at 2017年07月22日 06:09
いつも楽しく見てるで。
特にキチガイや滞納はんの対処は勉強になったで。
前に何回か店の前を通ったんやけど体調不良でお休みやった。
暑いから体調にはきーつけてーな。

私も2015年度に宅建受かりましてついでに登録して宅建証を発行申請をしましたが、結構大変でした。
宅建業に従事しておりませんのでLECの講習と試験を受け修了証を受け取りました。
戸籍、住民票、身分証証明書、印鑑証明は幸い地元の役所で取れたのですが、聞きなれない「登記されていないことの証明書」を坂口さん同様に九段下まで取りに行って、そのまま都庁で登録申請・発行申請を行いました。
都庁は入るとき以外は意外と丁寧な対応だったかと思います。
個人的には「被後見人」か否かは役所同士で調べればわかることなので申請者にそこまで強要するの?って感じでした。
結局、都知事が舛添でしたので彼の名前で宅建証は交付されました。登録年月日が2月29日だったのがちょっと救いです。






Posted by 中将 at 2017年07月25日 02:06
中将さん、めっちゃおはようございます (^◇^)

関西弁、てことは大阪方面のご出身、でしょうかね。いつもお読み頂きまして有り難うございます。お店の前を何度も通られていらっしゃるとのこと、申し訳ありませんでした。一人でやっていますので、飛び回っていたのか体調不良で休んでいたのか不明でありますが、事前にご連絡頂ければランチくらい奢らせて頂きますので、次はぜひお電話くださいね、お待ちしております。

ところで・・・、

<<個人的には「被後見人」か否かは役所同士で調べればわかることなので申請者にそこまで強要するの?って感じでした。

全く、仰るとおりですね。私が言いたかったのもまさにそこです。宅建業の免許に関しては、官庁は「わざと手間を掛けさせている」ように思います。本来は不適格な人や企業に免許を与えないようにするため、なんでしょうけど、どうも「上から目線」の対応に思えます。「免許、欲しいの?、やってもいいよ」と言われてるみたいで、申請の度に不愉快な思いをします。

今回は違いましたが、以前は、不動産業課の入り口で案内をしていたOBと思しき年配の男性に「この件の窓口はどこですか?」と訊いたら、アゴで(あっち、と)教えられました。もちろん「知事を呼べ!」とは言いませんでしたが、「こんな奴を税金で食わしているのか」と非常に憤慨しました。

今回、警備員さんの対応も丁寧でした。受付の女性も(他の用件で)地図を書いて渡してくれたりして親切でした。警備員さん、「第二庁舎に行くのに3階の連絡通路を渡るのが便利ですが、この季節は暑いので、一旦外に出て、外から行ったほうがいいですよ」とも教えてくれました。が・・・、

往きはアドバイスに従ったものの帰りに連絡通路を通ったら・・・、とくに我慢できないほどの暑さでなく、オイオイでしたね。でもまあ、親切で仰ってくださったのですから文句は言いませんが。

ところで、LECの講習、良かったでしょう。いろんなところで宅建試験の講習を開催していますが、私はLECの講習が一番いいんじゃないかと思いますね。

うちの免許、過去には都知事が青島幸男だったり、舛添要一だったり、まあ石原慎太郎はいいとして、今度が小池百合子ってことで・・・、「なんだかなあ」であります。免許証に誰(免許権者)の名前が書かれるか、は、免許を受ける側からしたら重要ですよね。向こうは「そんなこと知るか!」でしょうけど。

しつこいようですが、今度、ぜひ当社にお越しくださいね、お待ちしています (^◇^)

Posted by poohpapa at 2017年07月25日 04:52
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