2018年08月27日

商売人はかくあるべき

昼食を食べに家に帰ろうとして、大通りを左折したら、家のほうから大通りに出ようとしているワゴン車と出くわした。やり過ごして家のほうに向かおうとしたら「こんにちは」という女性の声が聞こえた。

「誰に言っているんだろ・・・、知らない車だし、まあ私じゃないだろうな、歩道を歩いている人に言っているんだろうな」と思いつつ振り返ったら、窓から身を乗り出すようにして私を見ている・・・。

「え?、私?」と思いながら戻ったが、見覚えが無い。しかも凄い美人・・・。商売をしていて、もしお客様の顔を忘れていた、なんてことだと失礼この上ないこと。だが、しっかり顔を見ても思い出せない。それで恐る恐る「どちら様・・・でしたっけ?」と訊くと、「〇〇屋の娘です」と笑う。

ならば私が覚えてなくても仕方ない。ワケあって年に一度しかお目に掛からない人だから。私は品物を選んで代金を支払う、それだけの関係だし、だいいち、その時とは見違えるようにキレイになっている。私のほうはと言えば、相変わらず不景気な顔して歩いている・・・。

「たしか、この先の不動産屋さんでしたよね」と言う。買い物中にそんなことまで話していたっけ・・・。私は覚えていないが、相手はしっかり覚えていて声を掛けてくれる。後続の車が来たので長話もできず、そこでお別れしたが、何やら不動産のことで相談したいことがあるみたい。改めて名刺をお渡しした。

それにしても、年に一度しか会わないのに、たくさんの客の中で「私が不動産屋」であることまで覚えて声を掛けてくれる。私なんか、昨日来店したお客さんの名前でさえ咄嗟に出ないことがあるのに・・・。何か相談したいことがあったからだとしても、ずっと覚えているのは凄い。

私ももうこの歳でとても真似できないが、商売人はかくありたいもの、と思った。


ところで・・・、一昨日の記事で「同級生のM君が亡くなっていた」と書いていたが、別の同級生からの情報で健在であるとのこと。記事の中とは言え「勝手に殺してしまった」ことに陳謝。今はネットで検索すると、もしも亡くなっていたりすると何らかの情報が出ているハズで、M君の職業上「何も情報が出てこない」とは考えられず、不思議に思ってはいたんだけど。それにしても失礼をしてしまった。もちろん、記事は直ぐに修正した。

私自身は、もしネットで私の死亡情報が流れていてそれを目にしたとしても気にはならずに笑って見ているだろうけど、気にする人は気にするだろうし、気にするほうが正常な感覚だと思う。私は「気にするところ(価値観)」が普通の人とズレているんだろう。ま、M君が健在であることが判って嬉しい。





posted by poohpapa at 05:32| Comment(0) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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