昨日の夕方、うちのと立川駅北口のマルエツに買い物に行って、うちのと私は別々に品定めをしていたのだが、うちのが私に寄ってきて「今、向こうでお年寄りが倒れたみたい。ぼ〜っと立っていたかと思ったら急に倒れたんでビックリした」と言う。私が引き返してみると、既に店員さんや他のお客さんが集まってきて声掛けをしていて、どうにか意識はあるみたい。
本人は拒んでいたが救急車を呼んでいて、それで正解だったであろう。もしも意識が無かったなら、以前に宅建協会主催による東京消防庁の講習で習った救命措置を私がしようと思っていた。講習を受けたと言っても、とくに「救命技能士」というような名称の資格があるワケでなく、単に「AEDが扱えて、多少そういう場合での心得がある」という程度。私が何かしようとしても権威づけになるようなモノが無いと「この人、でしゃばって来たけど大丈夫かな」などと疑われたりすることもあるだろうから、講習後に発行された(東京消防庁 消防総監による)「救命技能認定証」というカードを常に携帯している。
まあ、必要に応じて「この紋所が目に入らぬか!?」とやるつもりでいる。今回は倒れたのが男性だったが、女性の場合は「そういう証明書」のようなものがないと相手が高齢者でも何か疑われそうでやりにくいから。
私は、いつ「そういう場面」に遭遇してもいいように、よく頭の中で反復している。もちろん、一度だけ講習を受けてお仕舞いというのでは忘れてしまったり咄嗟にパニクってしまって役に立たないことも有り得るので、3年以内に開かれる次回の講習も(前回と同じ内容であっても)ぜひ受けたいと思っている。
で、倒れたお年寄り、我々が買い物を終えた頃、救急車で災害医療センターに搬送されたようだ。あの様子だと、少し病院で休んだ後、直ぐに家に帰されることだろう。
だが・・・、私も人様のことを心配していられるような立場ではない。ここんとこ足下が覚束ないし、フラフラすることも多い。先日も店で額縁を掛け直していて着地に失敗して引っくり返った。足下を見ず「ここに椅子の肘掛があるハズ」と思って足をついたら何も無かったものだからバランスを崩してしまった。減点1、である。怪我もしなかったし、倒れる時に手をついたガラステーブルも割れなくて助かった。
同世代の人より若いつもりでいても、老いは確実に忍び寄っている。
>>心配していられるような立場ではない。ここんとこ足下が覚束ないし、フラフラすることも多い。
ええ、これは、危ないですよ。一度、人間ドッグで精密検査を受けた方がいいですよ。きっと、緊急入院なんてことになりそうです。
緊急入院、なんてことになったら困るのですよ・・・。うちの店、私一人しかいませんしねえ・・・。
そうだ、たかさん取引士の資格を持ってたんですよね。店番しに来てくださいよ、給料出ないけど。
心肺蘇生はかなり激しい圧迫を与えますよね。
人形ならできますが、相手が生身のお年寄りだと大丈夫なのか心配です。
「肋骨は破損してもいいから、思い切り体重をかけて…」とか言われますよね。
無理無理 (ヾノ・ω・`)
AEDだって今は街中にも仕事場にもどこにでもありますが、そんなに使わないですよね。
消火器とちがってそんなにいる?と思ってしまいます。
何やら医療機器業界と政界の良からぬズブズブ関係を思い描いてしまいます。
<<心肺蘇生はかなり激しい圧迫を与えますよね。
人形ならできますが、相手が生身のお年寄りだと大丈夫なのか心配です。
私も気になって訊いたんですよ、そしたらやはり同じこと言われました。「肋骨が折れても命には代えられません」と。なんでも心臓マッサージで圧迫する部分の骨が人間の体の中で一番硬いとかで、それが折れるかもしれない力で抑えろと言われても心配で怖いですよね。もし、周りの人に肋骨が折れたのが判って、それでも心臓マッサージを続けてたら非難を浴びそう・・・。
そういえば、私は以前「人間の骨の中で一番硬いのは大腿骨」と教わりましたが、違うんですね。
講習会では「AEDは一旦心臓を止めるための装置」と教わりました。だとしたら素人が扱うのは怖いですね。私はてっきり「電気ショックを与えて再び心臓が一定のペースで動くようにするための装置」だと思ってました。AED、公共の施設や交通の拠点になる駅、大型スーパーやデパートには必ずありますね。無駄といえば無駄ですが、その無駄があるから安心していられます。
誰かが倒れた時、私がその場に居合わせて、周りの人に「あなたは急いでAEDを持ってきてください。(別の人に)あなたは119番通報してください。みなさん人垣を作って目隠しになってください」と伝えて颯爽と心臓マッサージができ・・・・・・れば良いのですが、訓練通りにはいかないでしょうね。私が心臓マッサージを受ける側になってたりしてね。
次の講習会はいつかなあ・・・。開かれたら必ず行きます。