昨年の正月、台湾を旅して、その時に知った「釈迦頭」(しゃかとう)の味が忘れられず、うちのに食べさせてあげたかったので、帰国してからも伊勢丹の果物売場や通販で購入して食べていた。釈迦頭とアテモヤは形も大きさも色も味もソックリだが、アテモヤは、実は、釈迦頭と(世界三大果実の一つ)チェリモヤを掛け合わせフロリダで品種改良された品種。栽培が難しいことから大人の拳くらいの大きさで一個1200円もする。
同じような大きさのリンゴが一個1200円なら誰も買わないが、アテモヤは別格の果物。であっても高いから売れず、去年は伊勢丹で「表面が黒くなって食べ頃になったもの」を半額くらいで売っていた。1200円で買っても食べるのは600円くらいの状態に熟してからなので、ならば急いで買わずに待っていれば良さそうなものだが、タイミングを誤ると誰かに買われてしまって食べそこなったりして。
通販で買っても同じような値段だから、実際に見て購入したほうがいい。年が明けて高島屋や伊勢丹、ルミネの地下を廻って見ていたが全く見掛けなかった。一週間ほど前、伊勢丹の地下で今年初めて見たので、7個並んでいたうちの3個を購入。それから毎日様子を見に行っていたが、3個残っているから売れたのは1個だけ。そのうち半額くらいで売られるかも知れない。期待して待っていよう。
うちが買ったアテモヤ、別名「森のアイスクリーム」。買ってからほぼ一週間たった後で撮影。食べ頃になるまでには更に1週間〜10日ほど掛かるかと思われるが、熟しすぎると中がグジャグジャになる。表面の凸部が黒くなって、皮を軽く押して柔らかくなったら、そこからは日を置かず食べるのが賢明。
台湾では果物屋さんが「出回っているのは3月まで」と言っていたので、沖縄などで作られている日本も同じようなものか。とにかく甘くて美味しいから、どこかで見掛けたらぜひお食べ頂きたいと思う。
2018年03月01日
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