見出しに、
「伊調馨選手にパワハラ」と告発状
とあって・・・、それだと、伊調選手が他の選手にパワハラを働いて告発された、とも読めてしまう。
実際は、
レスリング伊調馨、パワハラ被害か 関係者が告発状
使われている伊調選手の顔写真も、「表に出てしまった・・・」と困惑しているかのような表情だし。
見出しは誤読されないよう慎重に付けてほしい、と思う。たしかに、「伊調馨選手に」で、助詞は「に」だから「伊調馨選手に対して」ということだろうけど、「伊調馨選手がパワハラ被害」とかでないと紛らわしい。でないと「伊調馨選手にパワハラ(を受けた)」と告発状、と読まれかねない。見出ししか読まない、或いは見出しを流し読みするだけの人もいるだろうし・・・。記者のセンスを疑う。あ・・・、朝日か。
それにしても、長く「辛い状況」に置かれていたにも拘らず、耐えて結果を出し続けていたのは立派。
でも、たしかに、国民栄誉賞まで貰っているのに影が薄いですね・・・。そういう人っていますよね。
国民栄誉賞、と言えば、羽生選手が授与されるなら、柔道の野村選手や体操の内村選手、競泳の北島選手、などなど、貰っていなければおかしい人、何人もいますが、その時点でそういう機運が高まらなかったからか、今となっては遅きに失した感がありますので、なんか気の毒ですね。
まあ、当人たちはべつに「欲しい」と思っていないでしょうけど。