「どうしたの?、何かあったの?」と訊くと、「すぐ目の前に消防車が来ている」とのこと。携帯に電話していたので、私と話しながら外に出ていたようで、数えたら消防車の数が13台だとか・・・。その地域の消防署の全部の消防車が駆け付けているかの如く台数で、救急車もパトカーも来ているようだ。
火元は電話の相手の隣りの建物らしいのだが、炎も煙も出ていない。火事だと言われれば「少し臭うかな」という程度。真昼間のことで当然に近所の人たちも外に出てきて騒然となる。電話どころではない。
「仕事の打ち合わせ」のハズが「火災現場の実況中継」になる。だが、火災そのものは起きていない。聞くところによれば、「近所に精神異常者が住んでいて以前も二度ほどガセの通報をしているので今回もその男の仕業かも」とのこと。だとしたら迷惑な話である。もしかすると他で本当に火災が発生して、一分一秒を争う現場への消防車の到着が遅れる、なんてことも起こり得るのだから。
非通知にしていても通信履歴から犯人は特定できるものだろうけど、もしその精神異常者の仕業であるなら不起訴になりそう。というか、そういう奴は施設に入れていなければならない。どうやって食べているのか、生活保護なのか知らないが、一般社会で暮らさせておくのは逆差別ではないか。極めて一部の精神異常者の人権(?)を護るために大勢の一般市民が平穏に暮らす権利を損なわれるのだから。
私も「例の気違い」で体験しているので、体に障害のある人にはとくに問題なく部屋を紹介できるが、精神に障害のある人には部屋を紹介できない。たとえ他社で管理している物件であっても、である。ましてや、市の生活福祉課は「うちは生活保護受給者に生活保護費を支給するまでが仕事」(後のことはうちの責任ではないから知らない)と無責任に言い切っているのだから協力などできない。
精神異常者にも二種類あって、「周りの人に迷惑を掛けないで自己処理しているタイプ」と、「執拗に特定の相手に迷惑や損害を与えても全く意に介さないサイコパス」である。前者は(室内で)自殺する恐れがある。見た目だけでは判らないから、自分の身を護るためには「どちらも断る」しかない。
中には、入居後に病気になる人もいて、その場合は「出ていってくれ」とは言わないが、管理会社としていろいろ気を遣うことになる。事故が起きれば家主さんや同じアパートの入居者に迷惑が掛かるから。
火災でなくて良かったが、嫌なことを思い出させられる出来事であった。
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>>炎も煙も出ていない。
えええ!、なんで消防車の数が13台もきているんでしょう?最初の1台が現場をよくみて本部に報告すれば、後の数台は来なくてすんだのではないでしょうか?
緊急じゃないのに救急車を呼んだりとか、本当に迷惑ですね。
一種の愉快犯なんでしょうけど、周りからしたら迷惑この上ないですね。威力業務妨害・・・、威力じゃないか・・・。公務執行妨害とか、迷惑防止条例違反・・・、と言っても痴漢じゃないし・・・。
たいていは、消防車が何台も駆け付けるほどに大きな火事なら通報が一件だけ、てことはないので、少しは疑って掛かるものでしょうけど、来ちゃったんですね。消防署も怒っていることでしょう。
ほんと、施設に入れろよ、と言いたいですね。