最近、泌尿器科クリニックとバーミヤンで私が「二度と来ない」と言って帰ってきた話を書いているが、私も、客から「二度と来ない」と言われたことがある。一度目の緊急事態宣言中の出来事、
昨年、ずっと家で燻っているワケにもいかず、GW に店を開けていると、変わった客が来店した。
売買でのご相談で来店してくださったお客様を店の外でお見送りしていたら、そこに老婦人が通りがかり、「ああ、今日はいたわ。何度か寄ったけどいなくて・・・。今、いい?」とのこと。最初は立ち話だったけど店に入ってもらった。年の頃は80歳を過ぎていそうで、難しい相談だと想像はついた。
「今借りてる部屋が6畳一間なんだけど、窓の下で野良猫がオシッコやウンチをしてくから臭うのよ。狭いし・・・、役所にも『引っ越したい』と伝えてあって・・・」と言うから生活保護受給者だと判る。
私は、「例の気違い」に対する立川市と武蔵村山市の生活福祉課の無責任な対応に憤慨しているので、ウインドーに「当店は立川市と武蔵村山市の生活保護受給者の部屋探しは致しません」と貼紙してあるけど、ま、そんなのは見てないんだろう。どうして私の店に来たかったのかは不明である。基本的に、難儀をしている人がいたなら私がポリシーを曲げることはやぶさかではない。「私のポリシー」と「お客さんが喜んでくれること」を天秤に掛けたら「どちらを取るか」は言うまでも無いこと。家主さんの事情もあることだし。ただし、売り上げの為だけにポリシーを曲げることはしない、それは絶対に。
で、その老婦人、言ってることに一貫性が無い。出てくる話は一方的に愚痴ばかり。高齢者によくあるパターンで、部屋探しは口実で、自分の話を聞いてくれる人がほしいだけだったりして。愚痴を聞いていて、役所が「その程度の理由」で引っ越しを認めるとは考えにくかったので、「役所の担当者は引っ越すことを了解していますか?」と訊くと、「ダメだと言ってる」とのこと。ならば部屋探しは出来ない。物件を紹介して気に入ってもらえても役所がOKしなければカネは出てこないのだから。
「順番というものがありまして、先ず役所から引っ越すことの了解をもらってください。でないと、どこの不動産屋に行ってもお部屋は紹介してもらえませんよ。私も、役所の了解を頂いてから部屋探しをします」と伝えたら、笑いながら「ここにはもう二度と来ないから」と言って出ていった。怖い・・・ (*´з`)
それは私も望むところ。年寄りの暇つぶし、愚痴の聞き役に利用されるのは真っ平である。他にも、現在「自分の立場や状況を理解していない客」が何人かいて、ほんと、疲れる。
私にとっては、この婆さんこそがコロナウイルスみたいなものである。
>>「ここにはもう二度と来ないから」と言って
次の1人で営業している暇そうな不動産屋に行くのであった。
愚痴を聞いてくれる人が欲しかっただけです。どこにも相手にされないでしょう
から、二度目には来なくて三度目にまた来るかもしれませんね。
私は若くて可愛いお姉さんとお年寄り(ご婦人)に弱くて親切なので、そこを突かれたのかも。
たまに、売買で、「あなた、頭金もないし、ローンも組めないですよ」という客が来ますが、たぶん何軒も飛び込んでどこからも相手にされなくて、でも諦めずに何軒も回っていれば、いつか「大丈夫、あなたでも家が買えます」と言ってくれる不動産屋があるに違いない、と思っているかのような、不動産屋にとっては迷惑なだけの客がね。
そういうのに限って、これから出かけようとしていて時間の無い時に来たりしてね。
二度目は無くて三度目・・・、冗談じゃない、お断りです(キッパリ)
そうだ・・・、「斜め向かいのDホームが親切ですよ、丁寧に話を聞いてくれるし」と振ってやろ (こら