昨日の記事に補足するような形で、(以前も書いているが)改めて提案したい。
この業界、5年後にどう変わっているんだろうか・・・。今のままの形態で存続している、存続できる、なんてことは考えられないだろう。我々の業界だけでなく、他の様々な業界でも言えることだが、とくに不動産業界は時代の変化の波を強く受けることになると思う。
既に、飛び込み客などほとんど無くなっているし・・・。昔は不動産屋に行って、「このあたりに7万円までで2DKで何かいい部屋はありませんか?」と訊いていたが、今は不動産屋に足を運ばなくてもネットでいくらでも物件が探せる。写真もいっぱい貼ってあるし、いちいち案内されなくても内容は判る。
そうじゃなくても怖くて信用できそうにない不動産屋になんか行きたくないもの。できれば手間を掛けずに楽して部屋探しをしたいし、ならば、ネットで目星を付けて直接管理会社(元付け業者)に行ったほうが話が早い、と消費者が考えるのも当たり前。足を運ぶなら、もし目星を付けた物件がハズレでも他にもたくさん物件を持っていそうな駅前の大手の業者に行けば間違いはない、と考えるものだろう。
そうなると、管理物件を多く持っている(資金力のある)大手業者が圧倒的に有利になる。国交省も「不動産業者は管理か仲介のどちらかに特化すべき」とか「民法の規定に照らして、本来は利害が相反する売主(貸主)と買主(借主)の双方代理が認められているのが不合理」と考えているようで、これからは両手数にならなくなる可能性がある。その一方でADを野放しにしているのだからおかしな話だが。
不動産業者に宅地建物取引士以外の資格を必須にするよう制度や法律を変えようとしている兆しもある。根底は、「不動産屋の数が多すぎる」ということで、どうやら国交省の意図は「不動産屋の数を半減したい」ということらしい。それは、協会の幹部の方から伺った話で、単に私の想像ではない。
そうなってくると、真っ先に打撃を受けるのは「爺ちゃん、婆ちゃん」でやっているような弱小の店である。だが、そういう業者も会員、つまり我々の仲間であって、協会の役員たちが、皆が生き残れるように検討することなく、何も手を打たない、ということは、「自分の会社は大丈夫」と考えている、つまり、自分のことしか考えていない、ということになる。ならば業協会の存在意義が無い。
5年後・・・、元々個別の浮き沈みが激しい業界ではあるが、少なくとも、2〜3割の業者は消えてなくなっていると思う。それも、早めに業者間で知恵を出し合って手を打てば生き残れるのかも知れないが。
私が立川支部に提案したことの中には、そういう問題の他にも、「不動産業に関わる資格が50以上もあるが、本当に必要なもの、これから取っておいたほうが良い資格を協会として会員業者に示すべきではないか」とか、「不動産屋はタダの仕事が多すぎる。プロが長年の経験と知識で何か仕事をしたのなら当然に手数料を貰えるシステムを構築して、逆に、貰ってはいけないカネは受け取らないようにすべきでは」とか、「個々の不動産業者が日常の業務の中で、こうやって解決した、失敗した、という事例を持ち寄って、会員業者にフィードバックしたらどうか」とか、「悪質な客のブラックリストを作る必要があるのではないか」とか、もちろん「立川支部の支部長選挙の立候補規約が明らかに八百長選挙なので改めるように」とか、いろいろ。当然に、それらは全て会員業者のためになることだろう。
「上(本部)から下りてきたいろんな案件をただ追認して事務的に処理するだけでなく、時に立川支部から上に提案していく、ということがあってもいいのでは」、とも言ったが、そういう気概は全く無いみたい。私の提案が全て正しい、とまでは思わないが、検討する余地はあったのではないか。
だが、当時の福本支部長からは「回答いたしません」という返答。たぶん、私から「八百長選挙」だと指摘されたことを不快に思っているんだろう。何度も書いているが、当時、福本氏の会社は5年間に不動産業での仲介および管理の収益が12600円、というのだから、不動産業は何もしていないのと同然。そんな人が支部長になるのが間違い。福本氏を自分の後継に指名して理事に協力するよう睨みを利かせた元支部長の山田氏も、福本氏本人も、支部を私物化しているに他ならない。
流れてきたFAXには「理事の総意として回答いたしません」とあったが、理事会で採決したのでなく一部の(元支部長とかの)役員が決めたことで、「オマエの言うことなんか誰も聞かないよ」と示して落胆させて、今後、何も言ってこないようにするのが狙いであろう。他の会員ならともかく私には通用しないのだが (^◇^)
ちなみに、立川支部は一部の役員の息が掛かった人間が後継に指名されて支部長は順送り人事。私の目から見て、次や、次の次を待っている奴も碌なモンじゃない。支部の私物化は半永久的に続くと思われる。他の支部の役員さんから、「立川支部は異色ですね、そんな支部は立川支部くらいのもので、他の支部はもっと民主的ですよ」と笑われたことがあって、なんとも恥ずかしい話である。
それらが最も顕著なのが、栄町にあった支部事務所を元支部長の会社が保有する「なかやま本社ビル」に移したこと。そういうのを私が総会などで「おかしい」と指摘しているのだから、そりゃあ私の提案など聞く耳は持たないものだろう。大切なのは「誰が正しいか、ではなく、何が正しいか」なのだが、福本氏も山田氏も情けないくらい器が小さい。そういうのを間近で見ていて誰も何も言わない幹事(旧役職名;理事)も同じ。だから「役立たずのポンコツ」ということ。向こうは私のことを「あの人は仲間の足を引っ張る人だよ」と陰で非難しているようだが、本当に仲間の足を引っ張っているのはどちらなのか。だいたいが、私は会員ではあるけどオマエらの仲間じゃないし。
普通は「中山さん(元支部長)のビルも空いてるんだったら中山さんのビルに移転させましょうか」と言われても固辞すると思う。自身が役員でもあったならなおのこと。これが我田引水でなくて何なのか。
今の役員たちにはもう溜息しか出ない。それほどのクズっぷりである。
と言うと、中には「じゃあオマエがやれ!」と言う奴もいるだろうけど、うん、やってもいいよ。その代わり、今の役員全員が辞表を出して二度と復帰しないと約束してくれるなら、である。腐ってカビだらけのミカンが30個入っているミカン箱に放り込まれたらこっちまで腐るのだし、突っ込みどころ満載の現状を見ていて何も声を上げない今の役員たちと一緒に動こうとは思わない。
とどのつまりは「危機感なさすぎ」ということ。だから大規模災害の備えに関しても「協力するよ」というポーズだけで何も具体的には決めていない。所詮は他人事なんだろう。あるのは「自分のこと」だけ。業界の将来的なビジョンなど持ち合わせていないのだ。
ついでに、これも以前書いているけど、我々会員業者もいけない。本来なら1千万を供託しなければならないところを全宅か全日どちらかの協会に所属すれば60万で済むので加入して、「後は知らない、勝手にやってくれ(文句は言わないから)」と人任せにして無関心でいるから、業界がどちらに向かおうとしているのか情報が入らない。協会の役員の耳には入っても、それを一般会員に伝えることはないから何の疑問も持たないでいる。私みたいに声を上げる人間はどちらからも嫌われたりして・・・。
だが、無関心や人任せでいることが、やがて自分たちの首を絞めることになる、と知るべきである。
私が所属している支部でも高齢のおじいちゃんが1人でやっていたような不動産屋は次々に廃業しています。まぁ跡継ぎがいなければ当然なのですが。
うちの親戚がやっていた不動産屋も免許の番号13とかで廃業するのはもったいないから何とか引き継いでやりたいなって思ったけど私も体が一つしかないのであきらめざるをえませんでした(笑)
そうそう、今朝メールいただいた会社とは違いますよ。こちらにも似たようなことをしている会社はあります。まぁ買い取ってリフォームして高く売る、つまり在庫を抱えるわけですからそのうち傾くでしょうね。
その会社に買い取ってもらう時に両手で手数料がもらえてさらにリフォーム後に1ヶ月の専任契約くれるのでその間にまた買主を探せればさらに両手の手数料がもらえるので結構おいしいのです(その会社がつぶれなければですけど)
いやあ、はなくろさんに「死ね」と言っても、はなくろさんはしぶとそうだからなあ・・・(^◇^)
どうやら、国交省は「不動産屋の数はもっと少なくていい」と本気で考えているようです。たしかに、数年に一度しか行かない不動産屋のほうが理容店より多かったりするのは変ですが、それで飯を食っている人がいるのですから慎重にコトを進めるべきでしょうね。一方で業協会を自分たちの天下り先として確保していたリ、やってることがチグハグですね。
仲介と管理を分けることで今と同じ数の不動産屋がそのまま食べていける、なんてことはありませんし。業協会が、どうしたら会員業者が食べて行けるのか真剣に知恵を絞らなければなりません。ですが、今のトップ、あまり賢くはないそうです。やがて勲章をもらうことしか考えてないかも。
不動産屋の数を減らしたければお上がADを禁止すれば手っ取り早いかな、と思いますが、「見逃してやる代わりに我々の老後を宜しく」、ということなんでしょう。私はそう疑っています。
ところで、お上はパチンコ屋を減らす気、あるんでしょうかね。「あっち系」のパチンコ屋の場合は本国の資金源になって日本の安全を脅かすことになりそうだけど、日本人の経営の店も多いですよね。分けて考えるべきかと・・・。私の親父がパチンコが唯一の趣味だったし、元妻も親父に教えられてパチンコに嵌っていて、だからといって依存症というほどのものではなし・・・。
何が言いたいかというと、何でも程度の問題、ということですね。自分で「ここまで」と決めてその範囲内で楽しんでいる人たちから娯楽を奪う必要はないワケで・・・。あっち系のパチンコ店の経営者だけ本国にお帰り頂けばいいかと・・・。
あ、そうそう、例の件、別の業者だったんですね、ちょっと安心しました。
いずれにしても、国交省がどう動いてもはなくろさんは死にませんが、パチンコ屋を無くしたら即死するんじゃないかと・・・(こら)
思い切り持ち上げてくださって有り難うございます (*^_^*)
実は半田高校、まあ50年前も地域では一番の進学校ではありましたが、狭い地域での話ですし、本当にレベルが上がったのは我々が卒業した後、定員が450人から300人に削減されてから、ですね。けっこう離れた地域からも推薦で入学している生徒がいるみたいで今は甲子園の常連校みたいになってるかも。
不動産屋、とくに賃貸の現場は人生の縮図みたいなものでして、ストレスも半端ではありませんね。それが故に、うちのなんかは「おとうちゃん、浮気してもいいよ。それくらいの楽しみが無ければおとうちゃんの仕事なんてやってられないよね」と言ってくれてます。せっかくですからそのように・・・(汗
生活保護受給者・・・、両極端ですね。真面目に生きてきて、どうにもならなくなって福祉のお世話になる人もいれば、働けるのに働こうとせず福祉を食い物にしている輩もいます。前者には「気にせず、堂々と生活保護費を貰ってください。今まで真面目に生きてきてちゃんと納税していたのですから、あなたにはその権利があります。何かあれば応援しますよ」と言いますが、後者からの依頼は放っておくこともあります。そのくらいの差を付けないと納得いきませんから。
「健康で文化的な最低限度の生活」・・・、要求できる人とできない人がいて当たり前、私はそう思います。私自身が、日雇いの土方で鳶職の父親と専業主婦の母親、6人兄弟で生活保護を受けないで暮らしていたので、今の受給者を見ていると「大甘だなあ」と感じます。この国は、他国からの侵略で、でなく、過剰な福祉と人権意識で潰れる、と私は思っています。人権は最低限を認めれば良いのであって、現状は明らかに過剰です。「人権」だの「自然保護」だの「脱原発」と声高に言われたら反論できる人は少ないですから。
実は、相手(敵)は狂気の客だけでなく、本来は仲間であるハズの不動産業者の中にもたくさんいます。トップがアホなんですよ。自分が勲章をもらうことしか考えてないんじゃないかな、と思います。業界団体の長として、消費者の為に、業界の発展の為に、自分に何が出来るか、どうすべきか、なんてことは全く考えていませんね。各支部の支部長や役員レベルも同じです。情けないですよ。
35年前に起きた大泉学園のバラバラ殺人、あれも酷い話でしたね。私も記事にしていますが、責められるべきは殺されたほう、だと思います。もちろん、殺人を正当化するつもりはありませんし、たしかに、加害者は他の方法を模索すべきでしたが、そこまで追い込んだ悪質な入居者のほうにこそ大きな非がある、と私は思っています。死刑はやむを得ないと思いますが、この件では加害者に同情の声が多く寄せられていますね。裁判所なんて、当てになりませんよ、本当に。所詮は他人事ですから。
同じお考えの方がいてホッとしました。私みたいな発言をするには勇気が必要なもので。
今後ともどうぞ宜しくお願いします m(__)m