2018年09月29日

私と別の視点から深く掘り下げた記事

横浜で超高層マンションの最上階を申し込んで抽選に外れたお客様の話の中で、当ブログで「私なら湾岸地域の超高層マンションは買わない」と書いているが、別の視点から鋭く切り込んでいる記事があった。

人気タワマンでも40年後は廃虚!?恐ろしいマンション劣化の真実  DIAMOND online

私は、海に近くて元々が地盤が脆い地域に高層マンションを建てることは、理論上「技術的には問題ない」としても、理論と現実は違うし予測不可能な事態の発生も有り得るのだからリスクが大きすぎる、何かあってマンションが傾かないという保証が無い、という観点から反対していたが、別の見方をしていて説得力がある。

たしかに、タワマンは「建物が巨大地震にも耐えられるか」より先々廃墟になる可能性のほうが心配。入居者が高齢化したなら高い管理費と修繕積立金を支払えなくなるもの。年金で賄えるような金額ではないのだから。仮に数億の購入代金をキャッシュで支払えたとしても維持が大変。それを棄て銭くらいに思えて「10年〜20年くらい快適な生活が享受出来れば良い」と考えられない人は購入すべきでないかも。

入居者が少しずつ出ていって虫食いになったなら、残った人で維持管理が出来るものなのか、疑問である。だいたいが、いくら人気があっても中古のタワマンが直ぐに売却できる、なんてことはないだろう。

だが、世の中には5億10億のカネくらい何とも思わない大金持ちはいるもの。そういう人たちが購入することまで反対はしないし出来ないが、僻みでなく、(買えないから言うのでなく)私なら買わない。

そう言えば・・・、昔、東京の府中市で3億円強奪事件があって、その3億円は東芝府中工場の全社員のボーナス分だったとか。当時は凄い金額だったが、今、企業買収なんかで出てくる金額は億ではなく兆・・・。事件絡みで「2億だ、3億だ」と聞いても驚かない。貨幣価値が変わった、と言えばそれまでだが。

子供の頃は「いつか大金持ちになってやる」と思っていたが諦めた。私には貧乏が似合っている 💧

posted by poohpapa at 07:06| Comment(2) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

>>タワマンは「建物が巨大地震にも耐えられるか」

高層ビルって、ちょっと強い風が吹くと、揺れています。外からみると分からないのですが、高層階にいて、隣のビルをみているとすぐわかります。強風が吹けば隣のビルが弓なりになって最上階が、2,3mゆっくり動いているのがわかります。

勿論、地震の時はもっと揺れますので、最上階の部屋なら、本箱やタンスなどの家具が転倒したりで危険でしょう。
それに、ビル本体は大丈夫でも、エレベーターが止まったり、湾岸地区であれば津波で地下室が水没して器械類がダメになったりするでしょうから、被害は大きいでしょうね。

高層マンションって外壁の補修はできないでしょうから、結局、廃墟可した4,50年位で取り壊しになるのではないでしょうかね。
Posted by たか at 2018年09月29日 08:47
たかさん、おはようございます

専門家のたかさんからそう仰って頂けると、私としてはホッとします。たしかに、外壁の補修なんてできないでしょうね。それなりに耐久性のある素材を使っているのでしょうけど・・・。

地震で揺れるのは仕方ないとしても、強風でも揺れるものなんですね・・・。耐震構造っていうのは、そうやって力を逃がしているのでしょうけど、うちのが以前に新宿の高層ビルの高層階に勤めてまして、「そういうことになってるからビルが倒れない、と解かっていても、ビルが揺れるのは気持ち悪いよ」と言ってました。そりゃあそうでしょうね。ゆっくり揺れるのも怖いですよね。

<<ビル本体は大丈夫でも、エレベーターが止まったり、湾岸地区であれば津波で地下室が水没して器械類がダメになったりする

そっか・・・、そういう怖さもありますね。やはり、そういう怖さや不便さを受けいれられて、なおかつ、億の値段がしても「棄て銭」と思える人でないと買っちゃいけないんでしょうね。

湾岸地域でなくても、地震が多い日本にはタワマンは不向きなんでしょう。



Posted by poohpapa at 2018年09月29日 09:52
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