保育園の頃から毎年当社に来てくれていたMちゃんから「引越ししますので、食事でも」とのお誘いがあった。今回の部屋探しを私に依頼していないのだから遠方への引っ越しだと判る。
Mちゃんはまだ20代だが、私との付き合いは4半世紀にもなる。ご家族が2DKの隣り合った部屋を1年ずれて二部屋借りてくれていたから毎年お母さんと一緒に更新に来てくれていて、そのお母さんも亡くなられてご家族が全員引っ越されたのだが、Mちゃんとの付き合いは今も続いている。
土曜日にランチをすべくバーミヤンで待ち合わせたが、どういうワケが激混み。いつもは土曜日でもそんなに混んでいることは無いのに・・・。仕方なく、近所の Jonathan's を覗いてみたら、滅多にないことだが待っているお客さんは一組だけ。それで予定を変更して Jonathan's でランチ。
聞けば、千葉県に引っ越して彼氏と一緒に暮らすらしい。先方の父親が「(Mちゃんが)片親だから」と心配しているようで、先ずは同棲してそれから結婚に向けて試行錯誤を重ねていくようで、試用期間ということか。私はそれもアリだと思う。どんなに好き同士でも一緒に暮らしてみないと判らないこともある。籍を入れる前に「生涯を添い遂げられるか」互いにしっかり確認したほうがいい (経験者は語る)
Mちゃんが、「私は今まで、父と話していた時間より坂口さんと話していた時間のほうが長いかも知れません」と笑っていて、最近の父娘関係ならそうかも知れない。私も娘とはあまり話をしていない。
「デザートを頼みなよ」と言うと、メニューを見て「抹茶わらび餅」(499円)を注文しようとしたので、「それはやめてよ」と言って別のものに替えてくれるようにお願いした。何故なら、バーミヤンに行くつもりでバーミヤンのクーポンしか持ってきておらず、Jonathan'sで「抹茶わらび餅」を頼むのならクーポンがあったのだから、それじゃつまらない。高くてもいいからクーポンに無いものを頼んでもらわないと納得がいかない。そう言うと、「解かります解かります」と笑って、抹茶わらび餅より100円高いチョコレートパフェに変更。うん、それでいい 😃
食事を終えて、「伊勢丹にいつものソムリエールさんが来てるからワインでも見ていく?」と訊くと、「うわあ、買ってくださるんですか?、じゃあ行きます」だと。どこまでも遠慮が無い小娘である。ま、子供の頃から住み慣れた多摩を離れて、知らない土地である千葉の片田舎に行くのだから祝ってあげよう。
伊勢丹の地下に行って、ソムリエールさんに「この人に赤玉ポートワインを持たせてあげて」と言うと、長い付き合いで私の考えていることや財布の状況は心得ているので、安いワインを・・・、でなく、高級なのを試飲させている・・・、なんで???。結局、使っているブドウの品種も製法もシャンパンと同じイタリア産のスパークリングワインを持ち帰ることに。ま、お客さんというより娘みたいなものだから仕方ない。
そのスパークリングワイン・・・、近々100億の商談で協力して頂く(不動産業者ではない)女性社長に手土産でお持ち帰り頂くのと同じもの。先日のゴミ屋敷の住人にカンパした2千円は悔しいが、その二人に持ち帰って頂くワインはちっとも惜しいとは思わない。以前も書いたけど、缶コーヒーを奢っただけでも「勿体ないことした」と後悔することもあるしフルコースディナーを奢っても幸せに感じる時もある。相手によりけりだ。
Mちゃんと次に会えるのは何年先か分からない。「こっち(八王子の実家)に帰ることがあったら連絡してね。また食事でもしようね」と言うと、「はい」と明るい笑顔が返ってきた。そりゃそうだ、食事と高級ワインを奢っていて「まあ、もし帰ってきたらということで・・・」などと言われたなら悲しいものがある。
ソムリエールさんの話だと、引っ越し先はお茶でも有名だとか・・・。Mちゃんも「聞いたことがあります」とのことで、「落ち着いたらお茶を送りますね」と言っていた。なら新茶を1Kgくらい送ってこいよ (^◇^)
経済的な話は別にして、Mちゃんは何かあればこれからも私に相談してくれるだろう。得な性格だし、カネに困った時だけ相談してくる我が娘より可愛い。幸せになってくれることを心から祈る。
>>高くてもいいからクーポンに無いものを頼んで
あらら、いつもと違いますね。
ファミレスの人気ランキング
第1位:ガスト
第2位:サイゼリヤ
第3位:デニーズ
第4位:びっくりドンキー
第5位:ジョイフル
第6位:ロイヤルホスト
第7位:ココス
第8位:バーミヤン
第9位:サンマルク
第10位:ビッグボーイ
第9位:サンマルク
なお、これは人気であって、料理が美味しい順番ではありません。
もっと、美味しくて高い店につれてってよね。
<<高くてもいいからクーポンに無いものを頼んで
あらら、いつもと違いますね。
いいえ、いつもと一緒ですよ (フン!)
私の中では、数年前まで「ガスト」が第一位でしたが・・・。料理がどうの値段がどうの、でなく、可愛いお姉さんが給仕してくれるかどうかなんですけどね。
まあ、同じ「すかいらーく」系列でも、ガストと Jonathan's では味がまるで違いますね。ハンバーグの肉の味が全然違います。そういうことでJonathan's のほうが格上だと判ります。でも、ランキングの中にJonathan'sは入っていませんね。ガストの5割増しくらいで少し高いからかなあ・・・。
今度たかさんが上京されたら Jonathan's にお連れします。混んでいて待たされますが。美味しい、ということもありますけど・・・、綺麗なスタッフがいますので (おい)
結婚式費用に百万単位、子どもの祝い事の度に万単位のお金を父親に工面してもらいながら、父親の祝い事の為の千円を金がないのにと渋る知り合いの娘さんを思い出しました。
はじめまして、一条と申します。
先日賃貸契約をして、仲介の不動産屋にクレームを入れたばかり。
自分はもしや困った客だと思われたのでは?と思い検索していたところ、こちらにたどり着きました。
これから少しずつ過去の記事を読ませていただこうと思います。
娘なんて、だいたいがそんなものでしょうね。と言いますか、母親は生きているうちに感謝されますが、父親は死んでから初めて感謝されるものなので仕方ないですけど。うちの娘も、一条さんのお知り合いの娘さんも・・・、あ、その人は母親になっているんですよね。だとしたら不思議ですね。失礼ながら、お知り合いの方は育て方を誤ったのかも知れませんね。他人様のことは言えませんが。
私には生きているうちに感謝してくれる他人様の娘さんが何人もいるので寂しくないですが (^◇^)
そうそう、不動産会社とのトラブルの件、宜しければご相談に乗らせてもらいますよ。私は、同業者、家主さん、お客さん、のどちらにも付きません。これが妥当ではないか、というラインを提言しますので、必ずしも喜んで頂ける回答が出来ないかもですが、話すだけでも楽になることでしょう。
一番嫌なのは、お客さんが賃貸住宅の契約に関して、法律や慣習をご存知なくて損害や不便を被ったりすることであります。解決策をアドバイスできるかも知れませんので、ご遠慮なくお電話ください。
そして、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
忘れてました、明日と明後日は飛騨高山に行っておりますので(店電に掛かった電話は携帯に転送されますが)電話に出られないかも知れません。どうぞご了承ください。
しかし、飛騨高山に行かれると言うことは、明日明後日はお休みでらっしゃるのでは…?
それなのに電話相談でお時間をいただくのは申し訳ない気もしますし、明日また不動産屋と話をする予定ですので、もう少し様子を見てみようと思います。
ただ、モヤモヤが晴れないようでしたらお電話させていただくかもしれません。その時はぜひよろしくお願いします!
了解いたしました。我々の業界では、「そんなものなのか」 「みんなそうしているのか」と、なんとなく変だな、と思いながらも請求通りに支払ってしまったり、相手の要求に応じてしまったり、ということはよくあります。現実に、本来は貸主が負担すべきものを借主に負担させている、なんてことは幾つかあります。業界として「正していこう」という動きは全くありません。こんなんでも公益法人です。
一方で、(昨日もありましたが)勝手なことばかり言う借主もいます。その件は後日記事にさせて頂きますが、まあヒドイものです。今、私の自律神経失調症はピークです、治りそうもありませんね(涙
もちろん、お話を伺う前なので、どちらが正しいか、は判りませんし、互いに譲歩すべき話かも知れません。不動産会社や家主が間違っている場合は「こんなふうに話してみてください」とアドバイスさせて頂きます。そうなる前にスッキリ片付くのが一番良いのですが・・・。
今日明日は私の都合で対応できなくてすみません。旅行中は仕事のことは考えたくありませんが、一人でやっているとそういうワケにもいかず、電話は転送で受けざるを得ません。個人営業だと「ある程度自由にスケジュールを組める良さ」もありますが完全にフリーにもならない・・・、辛いとこですね。
私もPoopapaさんには幸せを感じて欲しいので、いつでも最高級フルコースディナーをお呼ばれする覚悟はできています。
遠慮なくいつでもお声かけください。
先輩から、「不動産屋としての全てが詰まっている教科書」と「悪徳不動産屋の独り言」の存在を教えてもらい、たどり着きました。
Mちゃんさんと損得勘定抜きの素晴らしい人間関係、信頼関係を築かれていて心から尊敬します。自分もお客さんとそのような関係を作れるような不動産のプロ目指して努力していきます。
これからも勉強させてください。
MORITA研究生
はい、相手に喜んで頂けることの幸せは何にも代え難いものがありますが、本音で言いますと、ご馳走して頂ける喜びのほうが私も勝っておりまして・・・(^◇^)
いつ再び、鰻の「白藤」にお誘い頂けるか、首を長くして待っているところであります、ほんと。
本音で言いますと、未来のノーベル賞候補のお嬢さんになら何をご馳走しても惜しいとは思いませんが、親同伴となると・・・、考えさせて頂きますですよ (爆
「不動産屋としての全てが詰まっている教科書」というのがどんなものなのか、とても気になりますが、併せて、私のブログを勧めてくださったのはとても光栄で嬉しいことですね、先輩に宜しくお伝えください。ま、もしかして「こんな不動産屋になるなよ」という趣旨だったかも知れませんが (汗
お客様との信頼関係、ということで言えば、私が個人営業だから有利、ということでもあると思いますね。大手さんや、中堅の業者さんだと、他の先輩や同僚がいるところでお客さんと私的な話はできませんもんね。不動産屋ほど他人のプライバシーに深く関わる仕事は他に無いのでは、と思います。
Mちゃんのお母さんが末期癌になった際には、「私がレンタカーを借りて好きな温泉に連れて行くから最後に皆で家族旅行をしませんか。費用のことは心配しないで大丈夫だよ」とも伝えたほどで、逆に言えばそこまで立ち入るのは良くないのかも知れませんが、赦して頂けるのは判っていましたから。
結婚なさるなら、何かお祝いを贈ろうと思っています。まあ、そこまでのお客さんは少ないですけど。
そういうお付き合いが出来るのも、不動産屋の醍醐味、と言えるかも。はい、自己満足です (滝汗