2018年11月12日

なんか、好かんなあ・・・

かの福沢諭吉は、「世の中で一番醜い事は、他人の生活を羨む事です」と言っていて、それにピッタリ当て嵌まる「貧乏人の僻み」かも知れないけど・・・、この男はなんか好きになれないなあ・・・。

人のことは言えないけど、顔に全く教養が滲み出ていないし、苦労人にも見えない。

たまたま事業が当たっただけのことで、チャラい印象しかない。

人間、ある意味、「カネの使い方(稼いだおカネをどう使うか)でその人の本質が判る」と私は思っていて、この男がこのまま事業で成功を続けていたとしても、「50歳を過ぎたら自分の職責を通して社会に恩返しする生き方をしよう」などとは考えないのではないか、と思う。wikipediaによれば、現代アートの普及活動及びアーティストの活動支援を目的とした(公財)現代芸術振興財団の会長らしいけど、支援の対象がねえ・・・。



と・・・、ここまで書けば誰のことだか9割以上の人が判ると思うんだけど・・・、





ファッション通販サイトZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの創業者である前澤友作氏、である。43歳にして総資産26億米ドル・・・。そりゃあね、女は金持ちになびくものだろうけど、この男がフリーターだったりしたら、つまり、カネが無ければ何の魅力も無さそうに思える。貧乏人の僻みじゃないよ、ほんと。

人気タレントと交際するのも宇宙旅行を企画するのも「稼いだカネを何に使おうが個人の自由」だけど、なんか生き方が美しくないんだよね。自分がスタートトゥデイの社員だったら、よほどの高給を貰わなきゃアホらしくてやってられないだろな、と思ったりして・・・。何より、ZOZOTOWNを利用しようとは思わない。それにしても、失礼ながら、衣類の通販でそんなに儲けられるものなのかねえ・・・。

自分が生きているうちに、この男が「自己破産したニュース」を見てみたい。ただし、見たいのは「破産する姿そのもの」ではなく、心から支援してくれる友人が周りに何人残っているか、なんだけど。事業に関しての才覚は有るんだろうけど、このまま死ぬまで大金持ちでいられる、なんてことは無いだろうな。

言えるのは、カネの本当の有難味も怖さも、まだ知らないんだろうな・・・、ということ。大きな挫折を経験して、そこから這い上がってきた時に、人間、ホンモノになる、と私は思う。

言うまでもなく「羨ましく思う」のと「僻む」のは全く別物、だから、僻んでないよ、ほんとだってば(滝汗)



posted by poohpapa at 05:26| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

>>前澤ねぇ
まあやっている事は他の人もマネをしようと思えばできるでしょうから、数年以内に落ちぶれるでしょう。

顔は貧相な感じです。とても徳があるようには見えませんね。まだホリエモンの方がマシかな。
Posted by たか at 2018年11月12日 09:09
たかさん、おはようございます

<<まだホリエモンの方がマシかな。

私も全く同じことを考えていました (^◇^)

人間の「生き様」は顔に出ますもんね。同じ「金持ち」「大企業経営者」でも、(私は好きではありませんが)まだ孫正義氏のほうが気品がありますね。比べるのが間違いか(汗
Posted by poohpapa at 2018年11月12日 09:35
poohpapaさんへ
おはようございます、年取ると月日の流れるのは早いですね、今年もあと一月半です。
何かで読んだことがあるのですが、経営者の格言で’金を残すのは下、事業を残すのは中、人を残すのは上’というのがあります。
彼には、まったく縁のない言葉ですね、最も経営者でもない僕にも言えますけどね。
人生って運、不運はありますね、僕らの時代は石油ショックはありましたが、経済が右肩上がりで就職難ということはなく、高望みしなければ、働き口は用意されていたと思います。
バブル時代の売り手市場の学生、その後の就職氷河期の学生を見ていたサラリーマンとしては、人生に運、不運はあるなと痛感しました、氷河期の若者は見ていてかわいそうになりました。
わが社もバブル期は1000人単位で募集し、氷河期には100人以下ですよ。
zozoの社長は時流に乗ったのでしょう、そこは認めなくてはいけませんが、この時流がこのまま続くか疑問です、お金を次に続く事業に投資しないで、宇宙旅行など無駄使いをしているように思えます。
彼に’おごる平氏は久しからず’という言葉を思い出せと言いたいですね、まあ余計なことです。
Posted by ボース at 2018年11月12日 09:39
ボースさん、こんにちは

そうですね、まさに「時流に乗った」というのがピッタリですね。ま、それも「運」「実力のうち」と正しく評価する必要がありますが、問題はこの先、ですね。

孫正義氏もソフトバンクという会社も好きではありませんが、3.11の際、個人として1000億円を寄付したことは尊敬します。「何でも1番であれ」というのが彼の哲学らしいのですが、見直しました。それに比べて、みのもんた・・・。逆に、2億円を個人で寄付した久米宏・・・、えらい違いです。芸人としては才能を認めますが、島田紳助も義援金を出していないような・・・。

何が言いたいか、というと、歳を取って、功成り名を遂げた人間が、棺桶に入るまでカネに執着するようでは見苦しいですし、まさに、経営者の格言の「金を残すのは下、事業を残すのは中、人を残すのは上」というのは納得いきますね。どうやって(何をやって)いくら稼いで、どれだけの資産があるか、ではなく、「その稼いだカネを、どう生かして使ったか」で評価されるべきでしょうね。

他人事ですが、彼に人が付いていくのかなあ・・・、人が育てられるのかなあ・・・、と思いますね。羽振りがいい時代は周りに人が集まるのは当たり前で、金が無くなった時にも周りの人が離れていかなかったならホンモノと言えますね。26億米ドルの資産・・・、自分だけが潤ってるようなら最期は惨めかも。

などと、資産の無い私がいくら吠えても「ただの僻み」でしかなくなりますけど (滝汗

Posted by poohpapa at 2018年11月12日 11:34
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