お陰さまで風邪の症状は治まったのだが、何かの番宣で「風邪に罹ってから葛根湯を飲んでも効かない」と流れていて、「早く言ってよ〜、風邪の引き始めに効く、と聞いてるからさっき飲んだよ」、という思い。葛根湯が効いたのか元々がしぶといから治ったのかは不明だが、たぶん後者だとは思う。
さて、いつの頃からか、グループを脱退したり会社を辞めたり長く続けてきた趣味をやめることなどをなんでもかんでも「卒業」という言葉で表現するようになった。たしかに、「脱退」や「退職」という言葉より「卒業」という言葉のほうが表現としては柔らかいけど、私が不動産屋をやめることになっても、「卒業」、とは言わない。
最初はAKBのメンバーが脱退した時だったか「モーニング娘。」での脱退の時だったか、それ以降、本来は正しい言葉でニュースを伝えるべき女子アナ(局アナ)がフリーになる時なんかまで「私はこの度フジテレビを卒業させて頂くことに・・・」などと言っている。広辞苑の新版では新しい語釈が加わるだろう。
ということで、このニュース、
元貴乃花親方、景子さんと離婚 NNN24
この二人が離婚すること自体は驚かない。むしろ夫婦でいることのほうに違和感さえあったから。
この中で、「元親方は離婚について日本テレビの取材に対し、『お互いの夫婦関係を卒業する』と2人で話し合って決めたと語った」とあって、ついに離婚まで卒業という言葉に置き換えられるようになった。
そのうち「オレは今日、刑務所を卒業してきたばかり」なんて言われるようになるかも。
私も、正直、いろいろあって疲れたから、「お人好し」を卒業したい・・・(ハァ
ここは一発、鬼の心を持っていきましょう。
まあ、papaさんから お人好しをとったら何も残りませんけどね。
離婚しても一緒に祭に参加しているなんて、断れきれなかったのでしょうかね。
離婚が夫婦関係の卒業なんておかしいですよね。
それは中退でしょう。
成し遂げてないんだから。
今日は仕事で一日遠出してまして、今やっとPCを立ち上げたところです。
<<まあ、papaさんから お人好しをとったら何も残りませんけどね。
ええええ、そうかなあ・・・。ま、財産もないしね、たしかにそうかも。けっこう厳しく接するときは厳しい、というかキツイんですけどね。でも、その「お人好しの部分」を当てにされる時は多々あります。
年末・・・、いつも気が重いのですよ。滞納者だって(何とか待ってもらって)年を越したいワケで、家主さんと滞納者の間に入って大変なんです。立場上、甘い顔ばかりもしていられませんもんね。回収できたとしても、滞納者に無理をさせているワケで、スカっとなんてしませんね。「なんで俺が恨まれなきゃならないんだよ、悪いのはオマエだろ!?」と憤慨することも度々です。
河野景子さん、貴乃花親方が引退して女将さんじゃなくなったところでフン切りが付いた、というこでしょうか。フリーで女子アナに戻りたい、てこともあるのかな、まだまだお綺麗ですし。
一緒に祭りに参加していても会話は無かったみたいですよ。たかさんちと同じでしょうかね。
お気遣い有り難うございます。普段は気が張ってるせいか風邪に掛かることは少ないのですが・・・。
離婚は卒業でなく中退・・・、うん凄い!、お見事ですね、座布団5枚、であります。たしかに、「最後まで添い遂げて死に別れる時こそが夫婦にとっての卒業」と言えるでしょうね。
うちも将来は中退することになるのかなあ・・・、それとも強制退学(追い出される)か・・・。
それにしても、日本語の乱れが最近とくに気になります。
なぜか日本人の風邪の初期症状によく効いて(治りが早い)しまうようで。
作用機序がいまいちはっきりしない漢方ですが、葛根湯を風邪の予防的に服用するとは聞いたことがないので、おそらく初期症状を自覚した時に服用するで間違っていないと思いますよ。
さて、「卒業」は不思議な言葉ですね。
明治期の教育勅語の中には、「学を修め 業を習い」とありましたので、学(学問)と業(仕事)は区別されていたようです。
それが、いつの間にか「学業」と一括りにされてしまい「業」という言葉が学校の中に侵食してきました。
今では、「授業」「卒業」などの言葉がごく当たり前のように使われます。
「学」のほうも修めるものではなくて習うものになり、「学習」という言葉が定着していますね。
字の意味だけから考えれば、業を卒えるで「卒業」ですから、仕事関係に使うほうが正しいとは言えそうです。
学校に関して言えば、「卒業」よりも「修了」のほうが正しいのではないかなぁと思っています。
そう考えると、「フジテレビから卒業・・・」は意外と正しかったりしそうですね。
誤用を2回繰り返したら1周回って正しい姿に戻ってきたような 笑
離婚については、夫婦生活の意味ではなく、相撲部屋の女将としての業(仕事)を卒えるという意味でしたら、卒業でもアリなのかなぁ。
いや無理がありますね、やっぱり。
なんだか、これから更にいろんな場面で「卒業」という言葉が乱用乱発されそうですね。以前は「ぜんぜん」という言葉は否定する時にのみ使われていたのが、最近では「ぜんぜん美味しい」とか肯定の意味で使われるようになったりして・・・。昨今の日本語の乱れはとても気になります。
実際に、15年ちかくブログで記事を書き続けていて、その中には「私の言葉の使い方」にも誤りがあったかも知れないのですが・・・、他人の誤りが気になる、という勝手な話でして・・・。
AK さんが仰ってる「学」と「業」の違い、なるほどなあ・・・、と思いました。本来の意味を突き詰めていくと、正しかったり誤りだったりしますね。まあ、そうであったとしても、やたら「卒業」と言われるのには抵抗があります。卒業に代わる良い表現がないものでしょうか・・・。或いは、本来の正しい表現、言葉の使い方に戻るとか・・・。乱用を助長するマスコミやタレントも良くないですね。
「卒業」というのは遠回しで柔らかい表現ではありますが、離婚を卒業などと言わずに「結婚生活に終止符を打つことになりました」とか「夫婦生活を解消します」とかでいいように思います。
またまた本題からそれますが、有名人が離婚すると、婚約した時とか披露宴での幸せそうな姿を繰り返し流されて、ああいうの、本人たちは嫌でしょうね。というか、宮沢りえチャンとか、その仲人をすることになっていた王貞治氏とかは今頃どう思っているんでしょう。複雑でしょうね・・・。