Lufthansa ドイツ航空から、クリスマスシーズンに合わせて「さまざまな国に、さまざまなおとぎ話 – ルフトハンザよりお届けします」というメルマガが届きました。前置きに、
妖精トロールは、ノルウェーと切っても切れない関係です。何千年も前からスカンジナビアの森を闊歩していたと言われます。今では飾り物として親しまれる空想上の生き物で、ノルウェーのマスコットとも言えるでしょう。しかし、トロールはずっと人気者だったわけではありません。それを伝えるのが、今回ご紹介するスカンジナビアのクリスマス童話です。
とありまして、タイトルが「ドブレフィエルの猫」で、ノルウェーのおとぎ話と言うのですから、てっきり、「ノルウェージャン・フォレストキャットの話かな」と思っていましたが・・・、違いました。
ドブレフィエルの猫
昔むかし、ある冬のこと、フィンマルクからコペンハーゲンに向かう男がいました。男はたくましい白熊と一緒です。デンマーク王への贈り物にするつもりでした。クリスマスの夜、男は雪に覆われた山小屋に辿り着きます。そして一晩寝かせてほしいと頼みました。
山小屋の主人ハルボルはこの日、自分と家族の寝床さえないんだと答えます。毎年クリスマスイブには、乱暴なトロールたちが山小屋に押し寄せるというのです。しかし、男はそれにひるみませんでした。ハルボルを説得し、自分はベッドで、熊は暖炉の陰で寝かせてもらうことになりました。
ハルボル一家は夜に向けてトロールのために食べ物をたっぷりと並べ、それから安全な場所に隠れました。その手荒な訪問者たちは、晩餐に人間を同席させなかったのです。男と白熊は、逃げろという注意をよそに、のんびりと寝床につきました。
真夜中になる頃です。扉が激しく開き、乱暴なトロールたちがドタドタと入ってきました。夢中で食事にかぶりつき、ワイワイと騒ぎます。その一人が暖炉の陰にいる熊に気づきました。熱いソーセージを熊の鼻に突きつけ、声をかけます。「猫ちゃんよ、ソーセージが欲しいかい?」
目を覚ました熊は腹を立て、トロールたちの様子を窺いました。小さいトロールや、大きいトロール。太ったトロールや、痩せたトロール。しっぽのあるトロールもいれば、無いトロールもいます。熊は前足を高く持ち上げると、唸り声を上げてその邪魔者たちを追い払いました。これで朝まで安心です。次の日、男と熊は朝早く出発していきました。
一年後、森でハルボルが薪を割っていたときのことです。近くでトロールの声が聞こえました。「ハルボルよ、あの大きな白猫はまだいるのかい?」ハルボルはチャンスだと思い、こう答えます。「ああ、まだいるよ。子どもが7匹産まれたんだ。親猫よりも大きくて、いたずらだよ。」するとトロールは言いました。「じゃあ、二度と来るもんか。」それからというもの、ドブレフィエルのハルボルのもとにトロールが現れることはありませんでした。
– アスビョルンセン&モーの原作の翻案
翻訳がマズイのか、あまり面白い話ではなかったですね (^◇^)
それより、こちらの話のほうに興味が湧きました。
猫は死期が近づくと姿を消すのは本当か エンジェルタイムの重要性 NEWS ポスト セブン
うちのが田舎で飼っていた数匹の猫(ほとんど野良で、家に出入りしていた)が、ある日、急に姿を見せなくなって、ずいぶん経って家を建て直す時に、床下から白骨化した猫の死骸が出てきたとか・・・。
毎日餌をくれる人にも心を許さない・・・、野良で生きていくのは大変ですね。
少し早いですけど、どうぞ良いクリスマスを♪
うわぁ〜〜、寒い!今日も、また手抜きやわ。
日本にも約1000年位前の平安時代後期に書かれた「今昔物語」にも猫の話がでてきます。読むと怖くて夜が寝られなくなります。まあ、昼寝すれば問題ありませんが。。。。。猫は怖いですね。。。。。。
手抜きも必要ですよ〜、長く続けるためには (^◇^)
そうでなくても記事を書くのは疲れますから、ほんと。
私が元々は犬派であって猫が苦手なのは、子供の頃、おふくろに連れて行かれた「化け猫」映画の影響でして、今でこそ「ネコ大好き」になってますけど、ここまで来るのに時間かかりましたね。