先日、姪っ子さんの結婚式に参列するためにハワイに行く、ということで、私が手持ちのドルを全部差し上げた旅仲間のMさん、出発前に「相談があります」とのことで呼び出され、喫茶店で会ったら・・・、
「あまり現金で持っているのは怖いから・・・、どうしようかと思って・・・」と切り出す。
Mさんは貯金はしっかりある人。それで「超低金利の今、銀行に預けているのはつまらないから何か有利な運用方法があったら教えてほしい、という話なのかな、それだと私に訊くのはお門違いなんだけどな・・・」と思っていたら、「向こうでこんなに現金を持ち歩くのは怖いから、使いそうな分だけ頂いて、あとはお返しします」だと。ああ、そういうことね・・・。「でも、何かあって足りなくなっても困るだろうから、持って行って、残った分だけ返してもらうことにしようか?」と言ったのだが、「いえ、いいです」と辞退。
聞けば、結婚式の後、ホノルルの有名なレストランで親族10人で二次会をするとかで、費用は一人1万5千円ほどで15万・・・。「だったらその分に充てれば?」と言うと、「それには足りないから」と笑う。そこまでは出せないからそれ以上は言わなかった。結局、794ドルのうち680ドルが戻ってきた。
それで大丈夫なのかなあ・・・、と、何となく不安だけど・・・、
私には悪い癖があって、相手の気持ちを考えずに「親切の押し売り」をすることがある。見返りを求めていなくても、そして一時的に(私のしたことが)役立ったとしても、相手にとっては心の負担になることだってあると思う。今までも、私が無頓着で、さらに自己満足で完結して気付かなかっただけで、いや、気付こうとしないで相手を傷つけていたことが多々あったんだろうな・・・。それで、今回はMさんの申し出を受けることにした。
戻ってきたドルは、ごちゃごちゃ考えずに日本円に戻して通帳に入れた。ここんとこ物入りだったので、それはそれで助かる。無い袖を振ろうとするのも私の悪い癖だし。
ところで、Mさんと話していて、近々、一緒に横浜の「みなとみらい」に行くことになった。いつものように横浜のTさんに案内をお願いしよう。Tさんには何も相談してなかったけど、まあ、事後承諾で平気だろう。「他の人も誘っていいよ」と言っておいた。ドルが戻ってきたことで軍資金(食事代)ができたし。
「みなとみらい」での気分転換は一月ほど先になるけど、今からすごく楽しみ (^◇^)
>>相手の気持ちを考えずに「親切の押し売り」をする
もうちょっと早く気づくべきでしたね。まあ、今回も受け取らずに無理矢理渡していれば、「みなとみらい」に行く予定もなかったでしょう。
<<もうちょっと早く気づくべきでしたね。
それはそうなんですが・・・、良くも悪くも「それが私」なんだし、そういう人間もいてもいい、と思っていますので、変えないかなあ・・・。ただ、相手を見て、もう少し相手に合わせなければなりませんね。
そうそう、Mさんにドルを押し付けても、「みなとみらい」は行くことになりましたよ、ほんと。