2019年01月29日

ある家主さんに喉飴を送らせて頂いた

ちょっとした用事があって、ある家主さんに電話すると、呼び出してはいるがなかなかお出にならない。そろそろ切ろうかな、と思っていたら出られて、「すみません、今、庭にいたものですから。ここんとこ風邪で喉の具合が悪くて聞きづらいかも知れませんが・・・」と仰る。

その家主さんは管理会社である私のことをいつも気に掛けてくださっている。こちらが何も言わなくても不動産屋の苦労とか見えないところでの働きをちゃんと理解してくださっているのだ。10年ほど前に亡くなられたご主人も同様で、そういう家主さんは稀有だが、私のお付き合いのある家主さんには何人かいらっしゃる。
 
それで、私にはよく効いている喉飴を定形外郵便で送ることにした。私に効くからと言って誰にでも合うということはないけど、効いてくれたなら嬉しい。そういうのはダメ元でもいいと思う。うちのがその様子を見ていて、またも「おとうちゃんはホント、マメだねえ」と笑っている。

その家主さんのアパートの一室が長く空いていて、電話した際に「ちょうど今、よその業者が案内してくれているんですけど、申し訳ありませんが、たぶん、決まらないと思います。問い合わせて来た時に『ADは付かないか』を訊かれて、『付いていません』と答えたらあからさまにテンションが下がっていましたので」と言うと笑っていらっしゃった。間違っても「まだ決まらないのか」などとは責めない家主さん。

幸いにも、それから一月ほどして別の業者さんから申し込みを頂いたので安堵した。

ところで、プライベートでも、電話している相手から「風邪で喉が痛い」と聞けば喉飴を送ることがよくある。けっして、「こういう喉飴が私にはよく効くから、薬局やコンビニで買えば?」とは言わないで送る。近くなら届ける。そのほうがこちらの(心配している)気持ちが強く伝わるからである。

家主さんも、まさか郵便で喉飴が送られてくるとは思わなかったようで、届いたらすぐに電話があって凄く喜んでくださった。そういうことの積み重ねでコツコツと信用は築かれるものだと思う。

ま、崩れる時は一瞬だが。

posted by poohpapa at 06:01| Comment(2) | 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

>>別の業者さんから申し込みを頂いた
契約、おめでとうございます。確実に実績をあげていますね。

ADは付かない ⇒ 消臭スプレーも付かない! って言ってやればよかったのに。

>>コツコツと信用 ⇒ 崩れる時は一瞬
そうですよね。
Posted by たか at 2019年01月29日 08:37
たかさん、おはようございます

<<契約、おめでとうございます。確実に実績をあげていますね。

それがね、昨日は一転して「嫌〜な一日」でした。キャンセルではありませんが、ここには書けないので住宅新報版のブログに書きます。いいこと、ってそんなには続かないものですね、ハァ・・・。

<<ADは付かない ⇒ 消臭スプレーも付かない! って言ってやればよかったのに。

座布団3枚! (^◇^)

ほんとにねえ、信用を築くのには何年、何十年も掛かりますが、崩れる時は一瞬ですもんね。そこに誤解があったりすると死んでも死に切れません。でも、不思議なことに、私からすれば、会ったその日に「この人は信用できる」と確信というか直感出来る時もあります。

ヨイショするワケではありませんが、たかさんがそうでしたよ。うちの店の前で、たまたまお客さんを案内するために出掛けるので店に入ってもらってお話することは出来ませんでしたが。不思議ですね。


Posted by poohpapa at 2019年01月29日 08:58
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]