京都で、散歩中の飼い犬を蹴り飛ばしているオバサンの動画が拡散されて物議を醸しているが、
このババア、人間じゃない。自分が蹴飛ばされてみれば犬の痛みが解かるだろうけど、自分が蹴飛ばされなければ相手の痛みが解からないようなら、今までどうやって生きてきたのか、というくらいの話。自分もあと10年20年もすれば介護される側に回るかも知れない。痴呆が入って、家のあちこちで粗相をするようになって、その時に家族から蹴りを入れられて、「これは躾」と言われたらどう思うであろうか。
うちのノルン、数ヶ月前から家のあちこちで粗相をするようになった。フローリングは言うに及ばず、畳やカーペットの上、洗面所のマット、時には布団にもひっかけたりする。目の前に猫トイレがあるのに認識できていないのか、その前ですることも度々。なのでペットシーツを広い範囲に広げて対応している。
もちろん、何度粗相を繰り返されても全く腹は立たない。ノルンがうちに来てから今までの13年間に我々に与えてくれた幸せと比較したらどれほどのものでもないのだから。
うちら夫婦、私の浮気が発覚しても即離婚にはならないだろうけど(たぶん)、もし私が何かでイライラしてノルンに八つ当たりすべく蹴飛ばしたり一発でも殴ったりしたなら即離婚になるのは間違いない。
このババア、16年間、この犬の何を見てきたんだろう。私は、以前(元妻と暮らしていた頃に)飼っていたシーズー犬のラブが死ぬ際に、獣医から「明日の午前中にもう一度連れてきてください」と言われていたので、まさかその晩に亡くなると思わず、ラブをリビングに残して家族全員が2階で寝ていて、翌朝起きたらもう冷たくなっていて、「こんなことなら一晩中お腹を摩っていてあげれば良かった・・・。どんなにか寂しくて辛かったことだろう」と、もの凄く後悔した。だから、自分が死ぬ時には家族に看取られて、などとは全く願っていない。野垂れ死にでかまわない。でないと、あの世でラブに合わせる顔が無い。
まあ、その件は何度も書いているが・・・。そして、私が一番早く起きてリビングでラブが死んでいるのを発見して、2階に「大変だよ、ラブが死んでる」と声を掛けた時の元妻の「かわいそ」という言葉が離婚の引鉄になっている。食事の支度以外の家事一切もラブの世話も全て私に任せて押し付けていながらその言葉は無いもの。その頃、既にうちのと付き合っていたけど、それで引き返す気持ちは無くなった。
と書いていて、強烈な自律神経失調症の症状が出てきた。あまり思い出したくないからかなあ・・・。
こういうニュースは、最初は怒りをもって観るけど、やがて悲しさが込み上げてくる。
>>散歩中の飼い犬を蹴り飛ばしているオバサン
動物の愛護及び管理に関する法律によって愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。違反すると、懲役や罰金に処せられます。
愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
→100万円以下の罰金
愛護動物を遺棄した者
→100万円以下の罰金
※愛護動物とは
1 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
2 その他、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの
これは間違いなく刑務所入りです。証拠の動画があります。
poohpapaさんも気に入らないからといって、近所のオバサンやおっさんを蹴っ飛ばさないで下さいね。
そんなね、近所のオジサン、オバサンなんて蹴飛ばしたりしませんよ。たかさんでさえ蹴飛ばしたりしないで我慢してるんですから。って、何かマズイこと言ったかなあ・・・、まあいいや (*´з`)
これ、動物虐待がこんなに重い罪に問われるなら幼児虐待なんかもっと罪が重くていいですよね。
今回は、京都から遠く離れた広島の動物愛護団体が素早く動いてくれて良かったですね。このババア、外でもやってるくらいだから、家の中でも頻繁に蹴ってたりしてるでしょうね。
この犬の余生が幸せだといいですね。人間不信のまま死んでもらいたくないなあ・・・。