2019年04月07日

とても有り難いお話

一昨日、うちのとランチをしていたら携帯に知らない番号から着信があった。

「今、お店の前にいるのですが、何時ごろ戻られますか?」とのこと。遅めにランチに出たので「3時ごろでしたら・・・」と伝えると、「ではその頃に伺います」と言う。3時頃になって再度電話があり、「申し訳ありませんが、用事が出来たので4時過ぎでも宜しいでしょうか?」とのこと。「大丈夫ですよ、それ以降でしたら何時でもかまいません」と伝えたのだが、最初の電話は男性から、後の電話は女性から。

ご夫婦での部屋探しかな、と思って待っていたら5時前に男性がご来店。「奥様は後でおみえになられますか?」と訊くと、「いえ、僕一人です」とのこと。「ああ、そうでしたか、二度目の電話は女性からでしたので、てっきりお二人でおみえになるかと思ってました」と言うと・・・、「後の電話も僕です。よく女性の声と間違われるのです」と笑う。いやいや、間違えたのでなく、完全に女性の声でしょう (^◇^)

人のことは言えない。私も中学時代は、同級生の家に電話してお母さんが出ると、受話器を保留にしてなくて「ねえ、〇〇ちゃん、坂口さんて女の子から電話だよ」などと言われて凹むことが多々あった。

一度なんか、それを逆用してイタズラを仕掛けたことがある。相手は私の長男。当時付き合っていた彼女がメチャクチャ焼餅やきで、彼女と電話で話していたので、女性の声色で受話器の側で「ねえ、〇〇〜、ねえったらあ」と言ってやったら彼女が「今の誰よ!」と激怒。長男が「違うって、今の親父だから」と言い訳していたが信じてもらえるワケがなく、その様子が面白かった。酷いオヤジもいるもので (爆

で、来店された男性はこれから離婚なさるみたい。私が離婚した際の状況と凄く似ていて、部屋探しの話は置いといて、ついつい8時過ぎまで話し込んでしまった。共稼ぎだが、奥様から虐げられていて逆モラハラという感じで、「よく今まで我慢してましたね」と言ってしまったほど。そういう奥様がどんな顔をしているか興味があったので「スマホに奥様の写真、入ってます?」と訊くと、出して見せてくれた。

その顔に見覚えがある・・・。どこかで会ったことがあるか、見たことがある。とても個性的な顔をしているので間違いないと思う。隣町に住んでいらっしゃるのだが、世間は狭いな、と思った。

お客様に、「うちの店にはどなたかのご紹介でおみえになりましたか?」と訊くと、「いいえ、この通りを歩いていて、絶対にこちらの店で相談しよう、と思いました」とのこと。「うちの店は飛び込みのお客様はほとんどなくて、ご紹介かリピーターのお客様ばかりなもので、それで伺いました。この通りには何軒も不動産屋がありますけど、待たされるなら他の店を当たろう、とは考えませんでしたか?」と訊くと、「そんなことは全く考えていませんでした」とのこと。遅れる際の連絡もくださるし、誠実さが伝わってくる。

そんなことなら近々店仕舞いする中華料理店で食べていた大好物の「たまごときくらげと豚肉の炒めもの」を半分残してでも帰ってきてあげれば良かったか、と思ってしまうほど嬉しい言葉。

以前も、「吸い寄せられるようにこちらに入りました」というお客様がいたし、数年に一人、そんな感じのお客様が必ず現れる。もちろん、例外なく当社で決めてくださる。それが不思議である。

さて、今日はそのお客様のご案内。今日決まらなくても、焦らずに誠心誠意探して差し上げよう。

posted by poohpapa at 05:54| Comment(2) | うちの店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

>>例外なく当社で決めてくださる
やりましたね。これで売り上げがあがりました。景気もよくなってきましたね。

>>うちの店は飛び込みのお客様はほとんどなくて、吸い寄せられるように
店がボロいから安心できるんでしょうね。

>>「たまごときくらげと豚肉の炒めもの」を半分残してでも
半分かよ!、残りもんかと思うじゃないかよ!!!
Posted by たか at 2019年04月07日 07:50
たかさん、おはようございます

うちはねえ、「店の造りが汚いラーメン屋は旨い」の不動産屋ヴァージョンをやってますんで。私なんかが見てても、綺麗な商業ビルやマンションの一角で何人もの従業員を抱えて大きな店を出してる不動産屋は敷居が高いだろうな、と思ってしまいます。うちは「ザ・街の不動産屋」であります。

店のウインドーに「部屋探し10箇条」とか、「良い部屋探しをするために」といったアドバイス(いずれも20年以上前に私が某雑誌に寄稿したもの)を貼ってあって、そういうのを読んで、ではないんだそうです。同時に「武蔵村山市と立川市の生活保護の方の部屋探しはしません」とも貼り出してあるので、それを見たら怖くなるかもですが。

そうそう、「半分残してでも」と言うのは「食べている最中でも、そんな有り難いお客さんが待っているなら半分残してでも」という意味であります。人柄の良いお客さんに出会えると幸せですね。
Posted by poohpapa at 2019年04月07日 08:50
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]