もう名前を出してもかまわないと思うので書かせて頂くが、うちの街で昨日店仕舞いした中華料理の名店は「香来」(しゃんらい)というお店。昨日の営業が最終日ということで時間をずらして1時40分頃ランチに行ったのだが相当に混雑していた。中にはランチなのに予約をしてきていた客もいて・・・。
4月20日で店仕舞いする、という話を聞いてから、我々(うちのと私)は週2〜週3で通っていた。ここでしか食べられない料理、ここのが一番美味しいと思える料理を食べて記憶に焼き付けておきたいからである。うちのがラストに頼んだのが担々麺と杏仁豆腐、私はタイ風焼きソバで、どちらも絶品である。
タイ風焼きソバはニンニクの茎がいっぱい入っていて口臭がもの凄いことになるので普段は水曜日しか注文しないのだが、最後の晩餐よろしくラストに食べるなら絶対それ、と決めていた。その後にうちの店に来たお客さんがいたなら「アンタの運が悪かっただけ、文句があるなら他の店に行ってくれ」くらいに開き直らなければ食べられない。幸か不幸か、と言うか、いつものこと、と言うか、その後の来店客はいなかったけど (おい
かれこれ18年くらいなるか、うちのとイタリアを旅した時に知り合った北海道(函館)の姉妹が立川まで遊びに来てくれて、どこにお連れしようか、何を食べて頂こうか、と考えて、「香来」にお連れしたっけ。いろいろ懐かしい。昨日は「今日で店仕舞い」と知らずに入った一見さんもいたようだが常連さんで大混雑。みんな同じ思いだったのではないか。ま、スタッフはそんな感傷に浸っている間もなくテンヤワンヤの様子だったけど。
3週間ほど前に、いつものようにパートさんに「送別会、慰労会をしようよ」と声を掛けていて、それは近々実現すると思う。客の視点でしか解からなかった苦労話が聞けると思うから楽しみ。
さて、うちにとっては「(何を食べるか)困った時の香来」だったけど、そういう店が無くなったのは辛い。立川にはいっぱい飲食店があるんだけど、これからはバーミヤンと Jonathan's 、それに coco 壱をローテーションして回るようかなあ・・・。偏食だから、ということもあるけど、馴染みのスタッフと「ちょっとした会話」を楽しむのが目的なので。それにしても、どこか新しい店を開拓しないと・・・。
贔屓にしていた店がなくなるのは寂しいですね。ところで、その店の主人?はどうするのでしょう?
新しい店に行くのでしょうか?それとも職種変え?どこかで、また中華店をやるのではないでしょうか?
実は国立駅前にもう一店舗あって、そちらは夜もお客さんが入るみたいで残ります。スタッフの多くは辞めていくようです。国立店には既存のスタッフがいますしね、解雇、ということですね。
この店の調理の女性スタッフはNHKの番組にも出て、今は昭島で独立して流行っているようです。