2019年05月22日

5月20日(一昨日)に出会った二人の女性

先ず、宅建取引士の法定講習(5年毎の宅地建物取引士証更新で義務付けられている講習)の申し込みの為に新宿の(全宅)開業支援センターに行ったのだが、そこで出会った職員の女性。

書類の書き間違えがあったりして修正する際も、嫌な顔ひとつせず「大丈夫ですよ、横線を引いて後で修正印を頂ければけっこうですよ」と笑顔で仰る。何度か質問したがいつも笑顔。しかも美人、ほんと。

私はフリクションボールペン(文字が消せるペン)で書類に記入していたのだが、お嬢さん、書類を見て一瞬で「これは消せるタイプのペンで書かれていますね」と看破する。細字と太字を使い分けていたが、両方ともである。それで書き直すことになって時間が余計に掛かるのだが、それでも嫌な顔はしない。

私が「ご出身はどちらですか?」と訊くと、「岩手です」とのこと。

「岩手、来たあああああ!」である。「岩手のどちら?」と訊くと、「盛岡です」とのこと。それは残念・・・。盛岡は岩手の上のほうで、うちのの郷里の一関は宮城に近いほう。だが、そこは営業マン、盛岡について知ってる限りの知識を並べて話を何とか繋ごうとする。何しに行ってんだか (汗

「盛岡の自治会館にはよく行きましたよ。出張の際には材木町の伊藤仙旅館に泊まって、道又時計店とか松田眼鏡店とかありますよね。実は、うちのは一関出身なんです。私は岩手の人とは相性がいいみたい」・・・、だから何!?、という話ではあるが、とにかく感じがいいお嬢さん。「今の時代に、なんで電話やネットで申し込みできないんだよ」と最初は思っていたけど、いやあ、遠くても申し込みに来させるのは大正解である(こら

お名前は伺わず、「貴女は幸せになれますよ」とだけ言い残して帰ってきた。なんか、預言者みたい 😃


帰りに、駅の売店でお菓子を購入したのだが、その売店にいたのがもう一人の女性。こちらは太めで、美人ではなく、まあ世間一般の評価では逆かと思われるが、受け答えがハキハキしていて感じがいい。それで、商品を受け取る際に、「実に気持ち良く対応なさいますね、凄く感じいいですね」と褒めた。

そうしたら、その反応がおかしかった。見る見る顔一面に笑顔が広がって、「本当ですか?、嬉しいです、やる気が出てきました、よっし!」とガッツポーズ。こんなことを言ってはナンだけど、たぶん、普段お客さんから褒められることは無いだろうな、と思われる。だから、その反応だったんだろう。

私は、初めて会った人でも、何か長所を見つけて褒めることにしている。お世辞でなく、心から褒める。そのことで人は「もっと喜んで頂こう、感じ良く接しよう」と向上心が出て伸びるし、それが社会の利益に繋がる、と思っている。とくに、新人さんに対しては「褒めるのは何より効果的」だと思う。そういう言葉に加えて、たまに「いつも有り難う、これ、美味しいから食べてみて」とお菓子を内緒で差し上げたりして。

まあね、それが解かっていても、立川支部の役員なんかは褒めない。そんなことしたら間違ったメッセージを送ることになるだけだから。「褒める」のが通用するのは20代前半くらいまでかな・・・。いや、幾つになっても、人間、褒められれば嬉しいもの。カーネギー著の「人を動かす」には、「感嘆は心から出るが、お世辞は口から出る」とあって、私はお世辞は言わない。褒める時は心から褒めるし、褒め殺しはしない。ただし、女は「お世辞だと分かっていても褒められれば喜ぶもので、面と向かって褒められなければ褒められた気がしないもの」だが、男は逆。間接的に伝言で褒められたほうが嬉しいもの。

褒め方にはコツがあるけど、誰でも真似できるものではないからここでは書かない。一つだけ、ついでに言っておくと、普段その人を正当に評価して褒めるべきところで褒めていると、たまに小言を言ったりしてもちゃんと聞いてくれるもの。褒めることは叱ることとも繋がっているが、解かっていない人は多い。


ところで・・・、ノルンの具合が良くない。かと言って、いつもの動物病院に連れて行くには負担が大きすぎるから連れて行けない。近所の動物病院でさえ、連れて行ったら、注射なんかで一時的に苦痛を和らげることが出来たとしても、ますます悪化させてしまうだけだろう。

ノルウェージャンは元々が「あまり鳴かない猫種」と聞くが、ここんとこ、悲しそうな鳴き声を出すことがよくある。どこか痛かったり辛いんだろうな、と思う。体を摩ってやるしかできなくて我々も辛い。



posted by poohpapa at 06:51| Comment(12) | 出入りの業者、各種営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ノルンちゃん、心配ですね。
奥さんも気掛かりなことでしょう、お察しします。

なんとかまた元気に遊んでくれるようになることを願っています。
20歳までガンバレ!
Posted by ピーちゃんの身元引受人 at 2019年05月22日 07:58
poohpapaさんおはようございます。

あら?宅建取引士の法定講習の申し込みは直接窓口に行かなければならなかったんでしょうか?もうだいぶ前の事なので忘れてしまいました。
しかし、郵送やネット申請ではダメだんでしょうかね。

>>しかも美人
良かったですね、新宿まで行って、美人に会えるなんて。岩手は美人が多いって、あれ?新潟だったけ?いいや、秋田だったけ?

>>こちらは太めで、美人ではなく、まあ世間一般の評価では逆かと思われる
この長い形容詞は一言でいうと?
Posted by たか at 2019年05月22日 08:12
ピーちゃんの身元引受人さん、おはようございます

ご心配をいただき有り難うございます。ピーちゃんの身元引受人さんのお宅も3ヶ月前に福助ちゃんを亡くされたばかりですもんね。もう落ち着かれましたでしょうか。

ノルンは日に日に弱っていくのが分かります。ノルウェージャンの平均寿命(11歳〜14歳)を超えて14歳と1ヶ月なので、仕方ないのかなあ、とは思いますが、とにかく痛がったり苦しむことなく一日でも長く生きてほしい、と願っています。

ここで「悲しい報告」は書きたくないなあ・・・。その日は必ず来ますけどね、私が先に死なない限り。
Posted by poohpapa at 2019年05月22日 09:45
動物の介護・・・考え方も様々だと思います。出来ることは全てやりたいととにかく動物病院に通い詰めるのも愛情のかけ方の一つですし動物病院に連れて行くストレスを考えて出来るだけ連れて行かないって言うのも愛情の掛け方だと思います。特に猫ちゃんはどこかに移動するということ自体不慣れでストレスがかかりますからね。
ご飯が食べられなくなった猫に強制給餌を行うのか食べないならそのまま看取るのかなど、夫婦でも意見が違ったりしてね。なにが正解かはわかりませんけどね
Posted by はなくろ at 2019年05月22日 09:51
たかさん、おはようございます

そうなんです、宅建取引士の法定講習の申し込みは代理人申請でもOKですけど直接窓口に行かなければならなくて・・・。東京の受付は新宿か(立川からは新宿より遠い)神保町、の2ヶ所です。

実は顔写真を用意するのに、写真の大きさが3mm × 2.4 mm で、顔の大きさ(上下の長さ)が2 cm 以上となっていて、私が証明写真の機械で撮った写真は顔の大きさが1.8 mm だったので、「撮り直してください」と言われるかな、と心配していたのですが、そのお嬢さん黙って受けてくださいました。ああいう所には融通の利かない職員は必ずいるもので、そういう職員に当たらなくてラッキーでした。

新宿の開業支援センターには証明写真の機械が無く、神保町の研修センターにはあるので、すぐ撮り直しできる神保町に行くか迷いましたが、新宿に行って正解でした。機械が無いから「撮り直してください」と言われなかったのかも知れませんけどね。

美人が多いのは秋田ですよ。たかさん、ぜったい、知ってて言ってるな、嫌味ったらしく (^◇^)

<<この長い形容詞は一言でいうと?

はい、想像どおりですが、女性の美しさは「見た目がすべて」ではありませんで、一番大切なのは愛嬌ですね。見た目の欠点は愛嬌で十分にカバーできますね。不愛想な美人より愛嬌のある不美人のほうが素敵ですよね。もちろん、美人で愛嬌があれば最強ですが。

わたし的には、

不美人で愛嬌が無い < 美人だけど愛嬌が無い < 不美人だけど愛嬌がある < 美人で愛嬌がある

の順番であります。2番目と3番目が入れ替わってる男性、多いかもですね。
Posted by poohpapa at 2019年05月22日 10:12
はなくろさん、おはようございます

ノルンの最期をどう看取るかは、うちのと私は意見が一致していまして、と言うより、ノルンに一番愛情を注いでいたうちのの意見に従うのですけど、「ノルンだったら飼主に何を望むかな」ということを真っ先に考えて対処したいと考えています。それしかありませんね。

まだあまり考えたくはないことですが、例えば、動物病院に連れて行って、うちのがいないところで亡くなるのなら、注射とかで一時的に楽になることがあったとしても、うちのがずっと体を摩っていたほうがノルンが安心してくれて喜んでくれるかな・・・、とか。

かかり付けの動物病院は隣町なので、先生には「この先は何かあったら近場の動物病院で診て頂くようかも知れません」と話して了解を頂いてあります。とにかく、ノルンの負担を最小限にしたいので。ただし、そのためには事前に診察を受けておいたほうが良いのでしょうけど、機会を失いました。

今のところは餌も食べてくれていますが、夜中の(いつもと違う)鳴き声が怖いです。

またいろいろと教えてくださいね、宜しくお願いします。

Posted by poohpapa at 2019年05月22日 10:30
いつもブログ楽しく拝見させて頂いております。

初コメント失礼します。

ノルンちゃんの体調心配ですね。
当方の23年生きてくれた猫も動物病院で
点滴しても段々やせ細ってしまいました。
思い切って往診の先生にきてもらうようになってから
少しづつ元気を回復してきました。

既にお決まりの獣医師さんおられるようですし
差し出がましいと思いつつ・・コメントしてしまい
失礼しました。

どうかノルンちゃんの体調が回復しますように
祈っております。
Posted by miwa at 2019年05月22日 15:59
miwa さん、こんにちは

初めまして、いつもお読みいただき有り難うございます。

ノルンのこともお気遣いいただき、心から感謝申し上げます。飼い始める時は、ノルウェージャンの平均寿命とかは気にせず、「まあ15年から20年くらいは生きていてくれるだろう」と、漠然と思っていました。私からすると、猫、でなく婚約指輪(の代わり)でしたし。

miwa さんのお宅の猫ちゃんは23年のご長寿だったんですね、凄いですね。なんか、希望が持てそう・・・。なので、差し出がましい、なんてこと、まったくありませんよ、どうぞご心配なく。

私は、どういうワケか(たぶん、接し方が分からなくて)ノルンから嫌われていますが、うちのが目一杯の愛情を注いでいるので今しばらく元気でいてくれるかな、と期待しております。

お心のこもったコメント、本当に嬉しいです。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。



Posted by poohpapa at 2019年05月22日 17:11
>褒め方にはコツがある

「褒める」のや「叱る」のは、目上の人が目下に対してする言動なので、若いころには当然できませんよね。
「褒める」には貫禄が必要になります。
Posted by ハリケーン at 2019年05月23日 08:58
ハリケーンさん、おはようございます

そう、年少者が年長者を褒めることはできませんよね、できるとしたら感謝の言葉を伝えることですね。あとは「憧れの思い」を伝えるとか、ですね。

相手の自己評価に近いことを言ってあげるのが良い褒め方ですが、それだとお世辞になってしまうこともあります。ちょっと話していれば「どこをどう褒められたら喜んでくださるか」は判りますので、そのポイントを間違わないようにすることが大切ですね。

あとは、周りに誰がいるか、とか、どういう場所でとか、タイミングも大切で、褒めるのも叱るのも、高等テクニックが必要です。褒め方一つで相手がやる気を起こしたり、他の人も「良いサービス」を受けられたりします。なので、相手や自分のためだけでなく、褒めることはいろいろ役立ちますね。



Posted by poohpapa at 2019年05月23日 09:28
お返事ありがとうございます。

ノルンちゃんが婚約指輪だなんて・・素敵としか言いようがないですね。

嫌われてるぐらいならまだまだ元気な証拠かも?

とはいえ、猫ちゃんは水分補給も本当に大事ですね。

私も2年近く23歳の老猫を介護させて頂いたなかで
水分補給の大事さを痛感しました。
ノルンちゃんの首の後ろ掴んだ時、すぐに戻りますか?
脱水症状起こすと直ぐに戻らないんです・・

点滴も私がやりました。そのため診療費や老猫の(外出する)負担も
少しは軽減されました。
(猫にとって点滴は嫌だったとは思いますが・・)

長々とコメント失礼しました。

どうかノルンちゃんが元気になりますよう願っております。
Posted by miwa at 2019年05月23日 15:38
miwa さん、こんばんは

度々お気遣いを頂きまして本当に有り難うございます。ノルンの首の後ろは掴んでみたことはありませんが、後でうちのにやってみてもらいます。今のところはエサも水分も依然と変わりなくとれているようです。今朝は、私が起きたら餌を戻していましたが、でもその後は普段と同じなので心配はなさそうです。毎朝、起きるのが怖いですけど・・・。

以前も書きましたが、ノルン・・・、私がうちのと入籍する時に、「婚約指輪とか要る?」と訊いたら、「そういうのは要らないけど、猫が飼いたい」と言うので、猫が飼えるマンションに引っ越して、うちのに好きな猫を選んでもらい、ネットでかねてから目星をつけていたノルウェージャンを茗荷谷のブリーダーさんから購入しました。他の弟妹猫・・・、今頃どうしているかなあ・・・。

うちのはノルンで決めていたのですが、先約があって、「他の弟妹猫でもいいか・・・」と諦めていたら、先約の人が見に行った際に、妹猫がものすごく人懐っこくて、そちらを気に入ってしまって変更したので、希望どおりノルンが我が家に来ることになりました。それもご縁ですね。

まだ健在ですが、ノルンからいっぱいの幸せをもらっています。数年前に、ちょっとした不注意からノルンが脱走して行方不明になった時は、「猫の習性として遠くには行かない」と知っていても、「もし、あと10m、5m足を伸ばさなくて発見できなかったら悔いが残るから」と、早朝深夜、広い範囲を泣きながら探しました。幸い、斜め前のお宅の物置の下に潜んでいて発見されましたが、今となってはほろ苦い思い出です。

miwa さんのお心遣い、心から感謝申し上げます。有り難うございます。
 

Posted by poohpapa at 2019年05月23日 19:26
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