用件は二つ。一つは、「フランスに帰っていたのでお土産を買ってきました」ということと、昨年の秋に「私同様ソムリエールさんのお客さんであるTさんにお願いしていた折り紙を預かっている」ということ。
その時の経緯は、こちら ↓
「面倒なことを依頼したら凄く喜んでくださった」 2018.10.04
亀の折り紙は直ぐに届いたが、孔雀と鶴と猫の折り紙は大作で、専用の紙を岡山の倉敷から取り寄せて作る、とのことで、半年待ちとのこと。「紙代だけ負担して頂いていいですか?」とのことで、もちろん異存はない。それどころか申し訳ないくらい。「紙の代金に美味しいお菓子を付けましょうか?」と訊くと、「食べたいのはやまやまですが病気があるので辞退させてもらって紙代だけ頂きます」と笑って仰る。
先ず、半年前に届いた亀の折り紙を再掲、
親亀の背中に子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せて♪
で、半年、待ちに待って届いたのが、こちら ↓
孔雀の首は伸びるようにできているとか
孔雀の背面
鶴、我々が千羽鶴なんかで折る鶴とはエライ違い (*^_^*)
もう少し上からのアングルで撮る
猫(三毛猫)
髭まで再現 (^◇^)
ワイン売り場のスタッフやソムリエールさんを介して昨日頂いたのだが代金はまだ払っていない。伊勢丹の規則で、そういう仲立ちとか立て替え払いは禁止されているとのことで、次にTさんがワイン売り場にお越しになる日時を伺って頂き、それに合わせて私が伺ってお支払いすることになった。
それで気になって、「もしかして、私がお菓子の差し入れをしたりするのも良くないことと思われてますかね」と訊くと、「それはまあ大丈夫だと思います」とのこと。明確に「大丈夫です」と言わず少し歯切れが悪いけど、ま、「ぎりぎりセーフ」ということにしておこう。喜んでくれているようだから (汗
さて、頂いた折り紙、大作で、プーさんグッズで溢れているサイドボードには入らないから、どこに飾ったら良いか悩むところ・・・。ゆっくり考えよう ♪
猫が可愛いですね。
亀も面白かったが今度の猫、鶴、孔雀と力作です。
これで店に飾れば、みすぼらしい感じが一掃されて商売繁昌でしょう。
<<これで店に飾れば、みすぼらしい感じが一掃されて商売繁昌でしょう。
そうですね、パッとしない店がこの折り紙のお陰で、って、みすぼらしくて悪かったなあ <`ヘ´>
これねえ、これだけのものを折るのは大変な手間だと思うのですが、快く引き受けてくださって、しかも紙代以外は頂きません、と仰るのです。このTさんは「誰かが喜んでくれるのが嬉しい」と言うのですよ。そのお気持ちは解かりますが、かえって申し訳ないことをしました。
伊勢丹でワイン売り場に飾ってあった亀の折り紙を絶賛していたら、「あの方が折ったんですよ」と紹介してくださって、私が心から称賛したもので、それで喜んでくださって・・・。
こういうのは、製作した人も頂いた人も幸せになれますね。
ところで、さっき「はなくろ」さんのサイトで知ったのですが、孔雀って猫みたいな鳴き声なんですってね。初めて知りました。鳥の中では姿が世界一美しいかな、と思います。孔雀、大好きです。
百貨店側がそういう「モノ」のやり取りを全く歓迎していないからですね。
百貨店の性質からして、館内にある「モノ」は全て商品と思っていますから、管理されるべきものという考え方をしています。
お客様からの戴き物であっても、館内に入ってきた「モノ」である以上、館外への持ち出しには申請が必要なんですよ。
私がいた時代では、フロア責任者である百貨店部長の裁可をとって、その書類を守衛に提示するという形でした。
(退館時には手荷物検査がありますので、明らかに私物でないものは、守衛でひっかかります。)
自社の上司に、お客様から頂きました〜と伝える程度では、片付けられないのです。
百貨店にいる人間は、「モノ」に身綺麗であることが求められますので、お客様の戴き物が多いと百貨店側からの心象があまり良くはないのですよ。
一番嬉しいのは「お褒めの言葉」だと思いますよ。
投書だとさらに効果的です 笑
丁寧に教えてくださって有り難うございます。スタッフの様子を見ていると、おそらくは最近はそこまでは厳しくはないかな、とは思いますが、それほどまでに厳格にチェックしているなら凄いですね。
私が美味しいお菓子を届ける際には、スタッフ全員に対してであっても個別にであっても、部署の責任者に許可を求めたりすることもあります。お菓子の場合は持ち出しせずにその日のうちに消化していまうので守衛さんのチェックの必要はないでしょうから、気楽に受けてくださいますね。
たまに、スタッフに「上司からお叱りを受けたりしない?、大丈夫?」と伺うようにもしています。あとは・・・、良いか悪いか、だけでなく、女の城ですから、妬み僻みは付き物でしょうから気を付けています。責任者の方からは「若い子の励みになってくれたら嬉しいです」と仰って頂いてもいます。本音はどうだか解かりませんけど、度を越さないように気を付けます。
菓子を箱のまま差し上げたり、食パンを渡したりしますが、今のところ、差し上げた方から(上司から注意を受けたとか)何か言われたことはないですね。ま、伊勢丹で売っていない商品でもありますし、そのあたりは伊勢丹は緩いのかも知れません。立川店だけかなあ・・・。
日頃の応対に感謝して、気持ちを込めて差し上げるのですが、それで相手の方の立場を悪くするようなことがあれば本末転倒なので、そのあたりはいちおう注意しています。
百貨店ではありませんが、私がよく行くファミレスのレシートにアンケートが付いていて、PCやスマホから回答するようになっているのですが、当然に本部でチェックしているでしょうから、時に固有名詞を出して目いっぱい褒めています。休憩時間にはお店のスタッフも見ているようですし。
以前に、某ファミレスのスタッフから「年配の男性が、アンケートに『今日も○○ちゃんに会えて幸せでした』と書いていて、名前は書いてなくても誰だか判るので、皆で『気持ち悪いね』と話してました」と言っていたので、店長だけじゃなくスタッフはみんな休憩時間に見ているんだ・・・、と分かりました。以来、それを逆に上手く利用して、元気のないスタッフを激励したりしています。
<<百貨店にいる人間は、「モノ」に身綺麗であることが求められますので、お客様の戴き物が多いと百貨店側からの心象があまり良くはないのですよ。
なるほど・・・、そういうのは不動産業界にも言えること、であってほしいものですね。私はお客様から菓子折りを頂くことが多いので身綺麗とは言えないかもですけど。それは「喜んで頂けた、お役に立てたことへの感謝のしるし」と受け止めていますが、うちらの業界はとくに「カネに汚い」ので、いろんな意味で「身綺麗であることが求められる業界になってほしい」、と心底思います。