うちのとビックカメラに行って、発売前に予約していた i phone 11 Pro を受け取りに行って、美人販売員さんの説明を受けている時に携帯が鳴った。ある家主さんだった。「今、お店の前まで来ているのですが・・・」とのこと。25年の付き合いになるが、その家主さんから店への訪問を受けたことは無い。
なんとなく、用件は判ったので、「今、(こういうワケで)ビックカメラの1階に来ています」と言うと、「じゃあそちらに向かいます」と仰る。その家主さん、涙が出るくらい有り難い家主さんで、今まで住んでいらっしゃったマンションの売買を当社に任せてくださり、私が「買主さんから手数料が出ますので、N様(売主である家主さん)からの手数料はけっこうですよ。両手にしようなどと考えていませんから」と手数料を辞退したのだが、「それはダメ、ちゃんと受け取ってください」と仰って、何度も辞退したが引かない。それで、決済日の今月26日には両方から合計で155万の手数料が入ることになった。
普通は、私が「要らない」と辞退すれば、「そうですかあ・・・、すみませんね」になるもの。もちろん、それでかまわないのだが、今回は遠慮なく頂くことにした。だから、というワケではないし、お返しにもならないのだが、私が見つけた美味しいお菓子なんかを届けたりしていた。それで、気に掛けて頂いて「家主さんが見つけた美味しいお菓子」を届けに来てくださったのだな、と察しがついたし、その通りだった。
ちょうど、家主さんにうちのを紹介することが出来たし良かった。で、家主さんが届けてくださったお菓子が、北青山の BUTTER BUTLER というお店の「THE BUTTER FINANCIER 」というお菓子。
頂いたから言うワケではないが、今まで食べたフィナンシェの中で一番美味しかった。今まで、いろんな店のフィナンシェを食べても「硬めのカステラ」という感じの同じ味だったが、これは違う。バターの風味が強く、コクがあって断然美味しい。今度、自分でも買ってみよう。バラ撒き用も・・・(おい
家主さんにお礼がてら電話して「何処で売られているか」伺ったら、「新宿駅の構内、南口の改札を出る前に店があります」と教えてくださった。他にも、東京駅とか大阪の「あべのハルカス 近鉄本店 B1」とかでも売られているようだ。以前に紹介した CARAMEL WICH と同じ売り方みたい。
これ、誰にとっても初めての味と食感だろうから、食べてもらいたい人は何人もいるなあ・・・。そうやって散財していることも、うちの店が赤字になってる原因だったりして 💧
月末には、本来なら当社を絡めなくて良いハズの契約での手数料が120万近く入ってくるし、こういうのは、今までにどんなふうに相手(営業マン)と対峙していたか、家族(奥さんや子供さん、独身であれば彼女)にまで普段からいかに気遣っていたか、ということだと思う。とは言っても、どうしたってこちらの真意が伝わらないハートの無い人も一定の割合でいるもので、それは人間社会だから仕方が無いこと。
以前も書いたけど、私の亡くなった親父、パチンコに行って負けて帰ってきたことが無かったんだけど、理由を訊いたら、「(玉が)出た時に、パチンコ屋の店員のポケットに(景品交換した)タバコを入れてやったり、『子供へのお土産にしな』と言ってお菓子をそっと渡してやるんだよ。普段の話から、子供が何人いて何歳くらい、とか聞きだしたり、どんなタバコを吸ってる、とか観察していて、儲かった時に必ずお裾分けするんだよ。そうすると、店員が『今、あの端っこで打ってるお客さん、今は出てないけど、あそこは出る台だから」と耳打ちしてくれるようになるんだよ。そりゃあそうなるわさ」と笑っていた。
今でこそ、釘師の手加減で出る出ないが決まる、なんてことは無いけど、昔はそういうものだった。今、私がやっているのは、その親父の教えや教訓に添ったこと。ただし私の場合は、「いつか契約になるかも・・・」などと見返りを期待してのことでなく、「美味しかったですよ〜、子供も喜んでました」という笑顔を期待してのこと。その先に利益が付いてきても付いてこなくても、どっちでもいい。
昨日も、(こちらには若干の不利益があるのだが)ある入居者さんに凄く喜んで頂いた出来事があって、お客様が喜んでくれれば利益なんて後から付いてくるものだから全く気にしない。ちゃんと帳尻は合う。
その件の詳細は、このブログでなく、住宅新報さんのコラムに書きたいと思う。
ただ、そういう格言を大切にするわりにはどうも、自己中がすぎるのよね、、自分の欠点はなかなか認めない、、直してくださらないと、いつまでも嫌いなままですよ。
たとえば、あなたにとってそうでも、誰にとっても初めての味と食感、ということはありません。
パン屋さんが作ったようなものしか知らない方だと、そう思うかもしれないですね。
昔、母が家で作ってくれていましたが、アーモンドプードルたっぷり、バターたっぷり入れないと、フィナンシェは味がでませんのでね。
それをいずれもけちったところのが、カステラ味にしかならないのでしょう。
それとこちら、何年も前から新宿駅のいろんな場所やルミネでも売っていたし、他でもよく見かけます。
フィナンシェ大好きなので、新しいものを見かけると買ってしまいますが、こちらのは残念ながら私には合格点とは、、、
私はバターはカルピスバターが普段使いなので、発酵バターといえど、その良し悪しや、ゲランドの塩も悪くはないですが、日本人には、日本のものより塩のきつさが刺激的かも。そういう刺激が、多くの方に個性的に感じてもらえ、かつ添加物の味を隠せてよいのかもしれないですが。
私は、フィナンシェではお二人好きなパティシエがいて、その方々に直接お願いしていますので、強くご遠慮しておきます。
そのお一人から先週いただいた栗のフィナンシェが想像していたよりも上をいっていて、15年のおつきあいで、味を知り尽くしているはずなのに、さらに精進される職人さん、というところに感服し、喜びを感じます。
夏風邪で体調を崩していて布団で寝ているのですが、そういう時に限って「気持ち良く眠りに入ったかな」というところで電話が掛かってきたりしますね。寝たり起きたりの繰り返しです。
さて、そのフィナンシェ、もうご存知でしたか、凄いですね、流石です。
私はフィナンシェというお菓子が大好きで、今まで食べた中ではピカイチだと思ったのですがねえ。
で、なんですと!?
私が自己中で自分の欠点を認めない、ですと!?
そうかなあ、私は「なるほど・・・」と納得すれば節操が無いくらい主張を変えてしまいますが。
<<直してくださらないと、いつまでも嫌いなままですよ。
それは困ります。彼氏にはなれないまでも、気の向いた時の遊び相手くらいにはなりたいので、はい。
どんなお菓子でも、上を見たらキリがないものでしょうけど、そこそこのところで「うん、これは美味しい」と思えるくらいのほうが幸せでしょうね。それはまた、人間関係にも言えることで、相手に完全を求めるのでなく、互いの欠点を補い合えるような仲であることが最善かも。そうは言っても、出来上がったものを「さらに美味しく出来ないか」、「この人間関係を更に向上できないか」と工夫する気持ちは失ってはいけないものでしょうけど。
そっか、これもダメなら、29日は本当に手ぶらで行かせて頂きますのでご容赦くださいね。
う〜ん、難しい女だ・・・(心の声)
変な素材のもの、素材に見合わず高いものが本当に嫌いなんです。
私の好きな2ヶ所のうち1ヶ所は、こちらよりお安いです。
この秋の丹波栗の大粒半分入りのものはお高くなりますが、それでも税込280円。
デパートで1粒300円はするものが半分入っています。
もう1ヶ所はたしかこちらより20円くらい高いですが、サイズが倍です。
ご自分のお好きなものをなんでも人におしつけないように。
あ、本もね。今時、どこから読んでもよいような内容のものは、スマホで読むほうが便利ですから、もう紙をお買いになることはおやめいただいたほうがよろしいかと思います。
誰が食べても「そこそこ美味しい」と感じるものなら、「これ、食べてみて」と届けられても有難迷惑ってことは無いかと・・・。私が「これ、美味しいよ」と届けに来るのを口を開けて待っていてくださる人もいるし・・・、ほんと。だから、相手によっては同じことをしても「押し付けには」ならないかと・・・。
たしかに、本も新聞もネットで見られるようにはなっていますが、新聞を広げて読みたい記事を探すのと、ネットで検索して探すのは違うような気がしますね。新聞を広げると、目的の記事以外にも「おや、これも読んでみよう」と思える記事に出会ったりして。
まあ、政治に関しては読者を新聞社の思想に誘導しようとしているのがミエミエなので、あまり読む気はしませんが。
本も、目次から読みたい部分が直ぐ開けるし、ある意味ネットより便利です。使い方にもよりますけど。
自然保護の観点からは紙を使わないのがベスト、と思われがちですが、必ずしも、木を伐採しないのが自然保護、ということではないかと思います。古紙再生を進めながら必要な分だけ伐採する、それが人間の知恵だと思うのですがねえ。
それに、スマホで必要な情報だけ得る、というんでは、人間はどんどん退化していきますよ。
ちなみに私は新聞は、基本は紙で読んでいます。
普通の小説も紙派です。
でも、この手の本は、重さと容量が邪魔です。
いえ、まだ、さっき食べた栗蒸羊羹の余韻に浸っています。どちらも美味しいですが、沙耶さんが仰るように廣井堂のほうが「より美味しい」かな、と思いました。食感がモチモチしていますしね。
厚めに6つに切って、今日中に食べ切ります。ご馳走さまでした、有り難うございます。
沙耶さんが新聞も小説も紙派で安心しました。要は、うまく使い分ければいいだけのことですね。