2019年11月08日

「金沢、片山津、東尋坊」一泊二日の旅行記 1

人の旅行の話なんか興味はないことだろうけどお付き合い頂けたらと思う。

その前に、新潟のある読み手さんから会社にFAXを頂いた。数日前の記事で「温泉垂れ流し」と私が書いていて、「それは温泉掛け流しでは」とのご指摘。はい、間違いでした。浴槽に予め入っている分だけの温量でなく新しいお湯がどんどん出てきて勿体なくも流れていくものだから頭の中で「垂れ流し」のイメージでした。ただねえ、「掛け流し」という表現も実情とは合ってないような・・・、どこにも掛けてないから(往生際が悪い)

と、弁解から入った旅行記だけど、旅行の目的は、うちのに幻の超高級魚のどぐろを食べさせてあげること。ずっと前から「のどぐろが食べたい」と言っていたので、「じゃ、食べに行こうか」になったもの。そういう贅沢は一生のうちに一度か二度くらいなら許されるんじゃないかな、と私は思っている。

蕎麦なんかだと「あそこの蕎麦は美味しい」と評判を聞いて東京から長野まで食べに行った、なんてよくある話。私の知人も「以前は池袋で店を構えていたオヤジが信州に移住して辺鄙なところに店を構えたら、のんびり暮らすどころか評判が評判を呼んで行列ができている」という話を聞き込んで食べに行ったことがあるとか。そういう話はラーメンなんかでもよく聞くが、他の料理ではあまり聞かないかな・・・。

これは何度も書いているけど、うちのは私一人で(あるいは友達と一緒に)旅行に出掛けても全く嫌な顔をしない。「そんなカネがあるなら生活費に回してよ」とも言わない。ノルンが健在だった14年間、「おとうちゃんがいないほうがノルンとの時間を楽しめるから、どうぞどうぞ」と送り出してくれていた。「元気なうち、体が動くうちでなければ海外なんか行ってられないんだから」とも言うが、カネのことは言わない。

来年の夏には保護猫から選んで再び猫を飼い始めるだろうし、その猫の性格によっては(猫を預けて)家を留守にできないけど、それまでは今までうちのが我慢していたことに付き合ってあげたいと思う。

で、のどぐろ・・・、今までは、漁獲量が少ないといってもそれほど高級魚として一般には認識されていなかったような・・・。もしかすると、テニスの錦織圭が、5年前の2014年全米オープンで準優勝して凱旋(?)帰国した際に、「今、何が食べたいか」と訊かれて「のどぐろ」と言ってから、であろうか。

太平洋側でも漁れるみたいだけど、のどぐろと言えば日本海。それで、片山津温泉の旅館で働いている旧知のNさんに連絡して問い合わせたら「のどぐろ懐石コースやってるよ」とのことで行くことに。結果から言うと、うちのは宿にも料理にも大満足で「また来たいね」と言ってくれたので大安堵。

宿でのもてなしも料理もだけど、石川県(北陸)の人たちの県民性は我々には合う。愛知県人と違って過度に親切にならずに適当な距離感をもって気を遣ってくれるし、大阪のオバチャンと違って人の心にズケズケと入ってくるようなことはしない。どこで誰と接しても「根本的に温かな人柄の県民性」だと分かる。

念のため、私は裏表がない大阪の府民性も大好き。「本音ではどう思っているのかな」といちいち推察しないで済むから、こっちもいきなり本音が話せて楽。お互いに気にしないでいられるのがいい。そういう面で言うと、京都は好きになれないかなあ・・・。隣の奈良は大好きなんだけど。そういえば、私のおふくろ、大阪の出身なんだけど、全く本音を言わないで自分が我慢してしまう真逆のタイプだったなあ・・・。

さて、次回から写真も載せながら詳細に書いていきたい。

posted by poohpapa at 07:19| Comment(4) | 旅行・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

>>評判を呼んで行列ができている店
確かに急にSNSやNETで有名になり、行列のできる店があります。ラーメン屋や蕎麦屋などに多いですが、しかし、熱しやすく冷めやすい日本人、1年後には閑古鳥がないているところが多いものです。コンスタントに一定客を確保していくのが難しいのでしょうが、
そういう長くやっている店が美味しいのでしょうね。

>>おとうちゃんがいないほうがノルンと
確かにあの嫌いようはなかったですなぁ。

>>愛知県人と違って
いろいろ問題を起こす知事もいますかならね。

>>大阪のオバチャン
知らん人にもあめちゃん食べる?っていってくれるけど?

>>京都は好きになれない
京都はずっと帝都でおわします。そこらの成り上がりの都とはちゃいます。
Posted by たか at 2019年11月08日 07:48
たかさん、おはようございます

実はね、片田舎に引っ込んだ蕎麦屋さんの話は、携帯もネットもなかった時代に、それこそ「本当の口コミ」で広がった評判で行列ができていたんですよ。それは凄いです。

たかさんが仰るように、今の時代、ネットで簡単に評判が広がりますし、信憑性に乏しいものだったりしますので、一時は行列ができても直ぐに消えてしまいますね。次から次に新情報が出ますし。なので、今の時代に何年何十年も残っているとしたら、それは本物ですね。エヘン!、うちの店みたいに(おい

ああ、たしかに、大阪のオバサンは知らない人にも「あめちゃん食べる?」とか言いそう。私も大阪府民の血を半分頂いているので、そういう無邪気なお節介はすることがあります。相手が「食べたい」と求めているかどうかに無頓着になってて・・・。はい、例の件、反省してますですよ (^◇^)

京都はねえ、自分は公家の末裔でもないのに気位が高くて、ハナから人を見下しているイメージなんですよ。観光をしていて何度か嫌な思いをしてますね。お寺が「見せてやるよ」って横柄な態度で。

そういえば、私は、見事に母親の大阪の血と父親の鹿児島の血を受け継いでいるみたい (*´з`)

Posted by poohpapa at 2019年11月08日 08:50
保健所等からの引取りならこちらの年齢のことはとやかく言われないと思いますが、保護団体から引き取る際には一つ御忠告を

高齢のみの世帯には子猫は譲渡しません。

これに気分を悪くする方もいらっしゃるので。

どうしても幼猫が引き取りたい場合には自分たちに何かあった後その猫を世話してくれる約束の出来る方を一緒に連れて行くといいと思います。

行き場のない子を引き取りたいって言ってる人がいるのに色々条件を付けるのはおかしいって言う方もいるんですが、お年寄りが亡くなってその後行き場のない猫もたくさんいることを分かっていただければと思います。この場合の猫さんも高齢の事が多いのでその後里子に行ける可能性は低いですからね。

実際に足を運んでみればわかりますけど、ボランティア団体さんって譲渡の条件がとても厳しいところが多いです。その時になって憤りを感じないように私が忠告しておきますね(^^;

引き取りたい人皆がその条件を飲みたくないわけではないと思うのですが、あまりにも頭ごなしなので凄く気分を害している方もたくさんいるようです。

どうせなら私が子猫拾う(託される)まで待っててください (≧∇≦)ノ彡バンバン!
Posted by はなくろ at 2019年11月08日 09:39
はなくろさん、おはようございます

大丈夫ですよ、すべて了解です。子猫を引き取ったから子猫が幸せ、一件落着、なんて思っていません。将来にわたって、その猫が幸せでいられるかどうかが最も大切ですもんね。厳しすぎるくらいで当たり前だと思います。少なくとも、ゆるゆるだったら不幸な猫を増やすことになりますもんね。

はなくろさんが子猫を保護するタイミングと合えばいいのですが・・・、あと相性とかね。

気にしてくださって本当に有り難うございます。

Posted by poohpapa at 2019年11月08日 09:51
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