2020年01月31日

契約に掛かった時間が当店史上2番目の長さ

通常、契約に掛かる時間は、丁寧に説明しても1時間あまり。だが、今までの最長記録は、他社からお申し込みを頂いたお客様に夕方ご来店頂いて契約が終わったのは日付が変わってから・・・、つまり、午前様になっていたから8時間くらい。厳密に言えば、契約そのものに8時間も掛かったのでなく、契約を終えてからも話し込んでいた、ということ。その間、晩飯も食べていないのだからお客様もさぞかし空腹だったことだろう。そんなことができるのは私が自営業であるからこそ。人に使われていたら無理。

昨日は、3時に約束していた新規契約のお客様が2時半にご来店。契約を終えたのが7時過ぎなので所要時間は4時間半。8時間に次いで2番目の長さ・・・。なぜ、そんな長時間になったかと言うと・・・、

お客様がいろんな問題を抱えていらっしゃって、「このお客様には、とくに借主と管理会社との間の信頼関係を築いておく必要があるだろうな。そのためには一般的なお客様より丁寧な説明をしなければならないだろうな」と思ったから。べつに、お客様の理解力が足りなさそうとか、そういうことではない。

壮絶な苦労をなさっていて、賃貸生活で考えられる(起こり得る)トラブルの説明などをしていても、当たり前の価値観をお持ちなので理解が早い。いろんな世間話をしていてもスンナリ素直に受け止めてくださるから、話をしていて私のほうが気が楽になったほど。

と言うのも、「一般的なお客様より丁寧な説明を・・・」と思いつつ、契約書の内容、保険の適用範囲、東京都の紛争防止条例などは要点だけを伝えて端折る(はしょる)ことができたから。それでいての4時間半だから、まあ世間話が9割。今後、快適な賃貸住宅生活を送って頂く為に、入居者と管理会社の間で信頼関係が築けているかどうかは契約書の内容なんかより大切になってくる。世間話は信頼関係を築くための重要なツールになる。逆に、もし無駄話もせず淡々と契約だけを事務的に済ませていたならお客様との距離は縮まらないし信頼関係など築けないもの。というのは「話が長い」年寄りの言い訳だが。

ま、私なんか、ディズニーランドに一緒に行く入居者さんとか、海外旅行にご一緒する入居者さんもいるくらいで、良し悪しは別にして、そういう不動産屋は全国的に見ても珍しいだろうな、と思う。

で、帰りがけに「いい不動産屋さんに当たって良かったです」と笑顔で仰っていたが、私のほうこそ「いいお客様に出会えて幸せです」と言いたい。これから何かのトラブルが起きたとしても、可能な限りお役に立ちたいと思う。今までにお客様が背負ってきた苦労を無駄にさせないためにも、である。

posted by poohpapa at 05:59| Comment(2) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

そんなに時間がかかったのなら、最初に聞いた内容など忘れてしまうでしょう。
まあ、美人のお客の場合は説明が長いの?
Posted by たか at 2020年01月31日 08:33
たかさん、おはようございます

<<まあ、美人のお客の場合は説明が長いの?

まったく、そんなことはありませんよ。いくら私がスケベでも (おい

最長の8時間のお客様、たしか男性だったような・・・、もう記憶が飛んでますが、はぁ (*´з`)
Posted by poohpapa at 2020年01月31日 08:56
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