昨日、以前から親しくしている知人とマンマパスタでランチをとった。ちょうど食べ終えたところで男性スタッフがメモ用紙を手に各テーブルを廻ってくる・・・。メモ用紙には車のナンバーが書いてあって、「このナンバーのお車のお客様ではありませんか?」と訊く。まさに、我々が乗っていた(知人の)社用車であった。直前に私が店を出て駐車場まで忘れ物を取りに行っていたので、「もしかして私の鍵の掛け忘れで車上荒らしに遭ったのか」、と不安になったが、「実は、あちらで、お客様のお車に自分の車をぶつけてしまったお客様がお待ちでして・・・」と言う。
レジまで行くと年配の女性が待っていた。丁寧に詫びを言うのでよほどの衝突だったのか、と思ったが、急いで清算して駐車場に行くと、「どこにぶつけたの?」という程度。よく見ると、右の後部に細く擦った短い線が2本・・・。これくらいなら普通は知らん顔して行ってしまうレベルだろう。おそらく、誰も気付かないに違いない。それを、ちゃんと申告して「何かありましたら修理代はちゃんとお支払いします」と言う・・・。年齢によるものか、今時めずらしいくらいに良心的な女性ドライバーである。
そういうふうに出られると、(私の車ではないけど)こちらも「これくらいなら気にしないでください、大丈夫ですよ」と言いたくなるもの。これが逆に「大したことなくて良かったです」などと他人事みたいに言われたならしっかり請求したくなる。知人も「会社に事故の報告なんかするのは面倒だし、とくに問題ありませんから大丈夫です」と笑って赦していて私も安堵。
知人が名刺を渡すと、もう定年退職しているが、ご主人は知人と同じ会社の大先輩だと判った。ならば余計に修理代の請求などできないもの。それにしても、良心的な人に出会えて幸せな気分になった。
のだが・・・、家に帰って夕飯時に大変なことを思い出した。2人ともマンマパスタのアプリでデザートが無料になるクーポンを取得していて、「会計時にレジで見せてください」とスタッフに言われていたのだが、ぶつけられた車を見に行く前に急いで清算したのでスマホの画面を見せることをすっかり忘れてしまっていたのだ。男同士のランチである、そもそもクーポンが無ければデザートなんか頼んでいない。
羽根で擦ったくらいの接触事故のせいで、二人分で600円も損をしてしまったではないか <`ヘ´>
店まで送ってもらったがデザートのクーポンの話は車内で出なかったので、知人も忘れていたと思う。うちのが「向こうの驕りだったんだし、忘れたままにしといてあげたほうが幸せだと思うよ」と笑っている・・・。くそっ、あのババア、デザート代の600円、どうしてくれるんだよ!?
車の傷なんかどうでもいい、こういうのは後でジワーっと悔しくなるもの。「たかが600円、されど600円」である。連絡先を聞いてあるから、せめてデザート代は払わせようかと思ったりして (せこっ!
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なんだ?知人って美人のお姉さんじゃなかったんですか。てっきりいつも2人で行く時はそうだから。
デザートが2人で600円とは、安いもんを食べたんですね。
軽く擦った程度で良かったかも、最近はコンビニに突っ込んだりとか多いですからね。
マンマパスタのランチのデザートは安いですね。でも、シャインマスカットのケーキは1個480円します。それにしても、600円・・・。あんな時にレジでクーポンをかざしてなんかいられませんもんね。
あれなら黙って逃げられたほうが良かったなあ・・・。私が払ったワケじゃありませんが。