2020年09月08日

何かと似ているかも・・・

内容が以前の記事とダブるが、当社が所属している全宅立川支部の(数ヶ月前の)支部長選挙の話。

4年前に私が当時の選挙管理委員長であったM不動産のM社長に「この立候補規約はおかしいから改善したほうが良い」と指摘していたが、何も変わっていない。M社長は当時、「もう時間がなくて、これから会合を開いて改正するなんて、とてもじゃないけど無理」と答えていたが、前回の選挙から4年もあったのだから「時間がない」のは理由にならない。選挙管理委員長の仕事は一回限り、自分の選挙管理委員長としての務めが終わったから放置していた、ということ。もう関わりたくないんだろな。

4年半前に、私は「同じ愚を繰り返す都宅協立川支部の役員たち」という記事を書いていて、また同じ立候補規約で支部長選をやったのだから、三度(みたび)、いや四度、である。

支部長選挙の立候補規約・・・、「幹事5人以上を含む15人の推薦人が必要」とのことで、推薦人の名前は開示されるとか。つまり、誰が誰を推薦したのか、「次は誰」と支部長からお達しがあったり暗黙の了解で次が決まっていたりする中で、誰か造反したなら直ぐ判る仕組み。現在25人いる幹事以上の地位の人たちは揃いも揃って「事なかれ主義」で公正な価値観も勇気もないから誰も造反などしない。

とどのつまりは八百長選挙、出来レース、である。正会員約320社という狭い社会の中である、みんな、どこの何不動産、と聞けば、日頃の付き合いで、すぐ「どんな業者か判る」のだから、立候補する際には推薦人の数で縛りを入れるより、「正会員歴5年以上」とかで足りる。

以前はそんな「とんでも規約」ではなかったが、今の規約に変わったのは、元支部長のY氏が東京都本部の副会長就任を目指す際、自分の後釜の支部長に、自分の息のかかったF氏を据えようとして、対立候補が出ないよう変えたから。そのF氏の会社、その前の5年間で不動産仲介管理等の収益が12600円で、不動産業は全くと言っていいほど営んでいない。そんな人間に、会員業者が今どんなことで苦しんでいたり困っているか、などということが理解できるハズがないではないか。

よしんば、「次はアンタが」とY氏から言われても、マトモな感覚を持ち合わせているなら「私は適任ではありません」と固辞したであろう。そうせずに、立候補締め切りの当日、推薦人の集まった届け出用紙、しかもほとんどが理事で、選挙管理委員になっている理事を除けば残りは4人、同一人物が複数の候補者の推薦人にはならない(なれない)だろうから、それで物理的に対立候補が出られないことになるが、その届け出用紙をヒラヒラさせて「こんなに集まっちゃった〜」と言いながら支部事務所に入ってきたとか。これは、当時、その場に居合わせた人の話。

私が批判していることを知っているから、その後に支部に対して10項目ほど改善提案や質問を送っても「理事の総意として回答いたしません」というFAX一枚が流れてきてお仕舞い。本当に理事の総意だとしたなら、「それで良し」と判断した当時の役員たちは救いようのない馬鹿(クズ)ばかり、ということになる。もし、理事会に諮ることなく「理事の総意」としたなら、F氏は理事たちをも裏切っていることになる。

本業は異業種、という人たちが参入して支部の役員になったりすることは大いに結構なこと。どっぷりと業界の水に浸かった人間では気づかない視点からの提案もあるだろうし。だが、支部長職には「本業が不動産業」という人が就くべき、と私は思う。

その時の選挙以来、立候補規約は変わっていないのだ。この規約が「おかしい」と思わない、或いは、思っても言い出せないような奴ばかりが役員をやっているようでは立川支部はお先真っ暗である。

前N支部長が退いて、また本業が不動産業ではない(別の)Nが後任に就いた。この人物、自分たちの保身の為には支部総会なんかでも会員業者に平気で嘘をつく人物である。今回の支部長選、当然に対立候補は出なかった。「幹事5人以上を含む15人の推薦人」とあるのだし、顔役が監視もしているから造反などできない。支部や業界を改善していこう、という志のある人がいたとしても立てるワケがない。

支部長だけじゃないけどね、どうやって決めているかは知らないが副支部長も「おいおい」だし (^◇^)

もう相当に前から一部(元)役員によって立川支部は私物化されている。当たり前の感性や公正な価値観を持ち合わせていない幹事ばかりだから何も変わらない。幹事は皆、上(本部)から下りてきた案件を「異議なし」と追認するだけで自ら提案することもない「事なかれ」のポンコツばかり。

私物化と言っても、支部の予算を自分たちの余興費に充てている、とかでなく、顔役ヅラして優越感に浸っている、という感じ。幹事を辞めても参与だの顧問だの相談役だの名誉(?)職が与えられるし。

少なくとも、この先数年で不動産業の業務の形態は劇的に変わることになるだろう。そうすると、爺ちゃん婆ちゃんで細々と続けている業者、弱小業者は生き残れなくなる可能性が高い。だが、そういう業者さんも我々の仲間、会員業者である。「それはそれで時代の流れに合わせられなかった本人たちの自己責任」と見捨てることは簡単だが、ちゃんと食べていけるよう道筋を考えるのも役員の仕事ではないか。

立川支部だけでなく、本部も各支部も、今の役員たちは「うちの会社は大丈夫だろう」と根拠なく安心しきっているようで、業界の将来のことなど意に介していない。この業界はお先真っ暗である。


あ、そっか・・・、立川支部の支部長選、やり方は自民党の総裁選と似ているかも・・・。

posted by poohpapa at 07:00| Comment(6) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>本業は異業種、という人たちが参入して支部の役員になったりすることは大いに結構

これは正にその通りなのですが、異業種から役員として“改革”できる人というのは相当な能力と経験が必要で、またそれ以上に迎え入れる異業種の役員がその“改革”を素直に受け入れてついてくるかというと…甚だ疑問。
両者の能力のハードルが高すぎて、まぁ絵にかいた餅でしょうかね。
時間と全役員に能力があれば、それが理想ですけどね…(´・ω・`)

まぁ、おいらはへたれの孺子なんでよくわかんな〜い(・・?
Posted by ハリケーン at 2020年09月08日 07:42
poohpapaさんおはようございます。

政党政治ですから、政党の党首を選ぶのはその党員だけであるのはおかしくありません。

自民党の総裁選挙は、国会議員による投票と、全国の党員などによる「党員投票」の合計。

今度の、立憲民主党と国民民主党との合体党首選挙は国会議員だけ。

共産党の志位和夫氏は16年間も委員長をしていますが、選挙などなし、また任期はないよう。

まだ自民のほうはオープンなだけ良いかもしれませんけど。

プーチン大統領は永久ロシア大統領へと憲法改正、これって皇帝みたいなもんか。
そういえば、習近平も同じようなことをしてるなあ。これも皇帝みたいなもんか。
なんとなくラストエンペラーになりそうな気もするけど。?
Posted by たか at 2020年09月08日 07:52
ハリケーンさん、おはようございます

<<異業種から役員として“改革”できる人というのは相当な能力と経験が必要で、またそれ以上に迎え入れる異業種の役員がその“改革”を素直に受け入れてついてくるかというと…甚だ疑問。

その通りなんです。例えば大手コンビニやスーパーが他社で役員をしていて改革や業績向上に成功した人を社長に迎えているケース、そこから地方の首長になっているケースなどはよく目にしますが、成功しているケースは少ないですね。前の会社で大成功していても転向した業種とか会社で同じように上手く行くとは限りませんもんね。変に色気を出さないほうがいいのに、と思ってしまいます。

うちの支部の場合は「名誉職狙い」で、家賃収入で食べていてヒマな人が支部長になったりして。だから業界の問題点や改善点が解かっていなくて、業界が閉塞しても、そんなことは奴らからすれば「どうでも良い問題」で、「痛くも痒くもない人たち」が出来レースで支部長に就きます。

聞くところによれば、そんな支部は立川支部だけのようです。声を上げるのは私くらいのものです。
Posted by poohpapa at 2020年09月08日 08:38
たかさん、おはようございます

なるほど・・・、中国もロシアも、もっと酷いんですね。それにしても、総裁選に関しては、日本共産党は静まり返ってますね。そういえば、私も共産党の存在をすっかり忘れていたほどで (^◇^)

習近平にもプーチンにも、面と向かって異議を唱える、それは即ち死を意味することになりますもんね。私なんか、支部長や役員をボロクソ貶していても生きていられるのですから平和ですね。

習近平もプーチンも、権力を一手に握ってしまえば暗殺の恐怖にも晒されるわけで、怖いでしょうね。

それにしてもマスコミや野党が中国やロシア(習近平やプーチン)を非難しないのが不思議です。
Posted by poohpapa at 2020年09月08日 08:48
規約の変更があったときには、総会での可決を経て承認という流れをたどっているのではないでしょうか。
その手続きに問題がなければ、会員の民意が反映されていることになるので、反対するタイミングはそこだったのだと思います。

まずは、規約か約款を確認してみることが重要です。
規約改正の手続きが確かにあるのであれば、改正のための行動を見せないと人はついてきませんし、大義が失われます。
幹部以外には規約を改正できない仕組みであれば、幹部批判がもっともな行動となりますが、そうでないならば別の行動をするべきところになります。

この文章だけでは、私怨からの個人攻撃をしているとの印象になるばかりですので。
Posted by AK at 2020年09月09日 17:59
AK さん、こんばんは

支部長選立候補規約の改定なんか顔役たちの思いのまま、誰も反対などしません。総会の議決をもって改定したワケでなく理事会で決めていますので、それで正規の手続きを踏んだことになるやら。

元支部長のY氏が立候補した時に「対立候補は出ないもの」と思いこんでいて、改革を唱えるS氏が立候補して、思いの外、票(批判票)を獲得したので、支部の一番の顔役N氏から「おまえに人望が無いからだ」と叱責されて、自身の後釜を決める際には対立候補が出られないようにしたものです。

他にも、支部事務所を顔役N氏の会社の本社ビルに移転した際も公正な手続きを踏んでいません。

質問や提案に回答しなかったからと言っても私怨ではありません。恨んでいるのでなく卑下しているのです。当たり前の公正な判断力を持ち合わせていないのですから。どのみち立川支部は他の支部と統合される話がありますので、今の顔役たちが好き勝手ができるのも今のうちかと思われます。
Posted by poohpapa at 2020年09月09日 18:33
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]