これも、たかさんが送ってくださったもの。
ウェブ・ブック - 新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書・地方版
長野県茅野市が制作したものらしいんだけど、よくできている。たまに誤字もあるけど。
そして、私の旅仲間の看護師長さんが教えてくださったサイト、
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
言わずと知れたノーベル賞を受賞した先生なんだけど、もちろん、ウイルスや集団感染の予防学の専門家ではないのだが、実に的確に、しっかりした証拠と根拠に基づいて誰にも解かりやすい言葉で解説していらっしゃる。本当に明晰な頭脳をお持ちなんだと尊敬するしかない。
先生のサイトを拝見すると、今、ワイドショーなんかで(テレビ局の意向に沿った)無責任な説を好き勝手に垂れ流していたずらに視聴者の不安を煽り、医療の現場を崩壊へと導いている似非専門家が如何に極悪非道な奴らかよく解かる。テレビ局は、真実を伝えるのが目的でなく、コロナ騒動を利用して安倍政権に致命的なダメージを与えるのが目的なだけ。煽れば視聴率も上がるし。
昔から思っていたんだけど、本当に頭のいい人、って、自分にしか解からない専門用語なんか多用せず、誰にでも解かる言葉で話すもの。私ごときが失礼だけど、山中先生はその典型的な例。
聞いた話、その昔、ある少女が宿題の数学の問題が解けず、「町に有名な数学の先生が住んでいる」と聞いて訪ねて行って教えてもらい、家に帰って大喜びで母親に「すごく解かりやすく教えてくれたよ」と言ったとか。それもそのはず、少女が訪ねたのは・・・、相対性理論のアインシュタイン博士だった。
最近はワイドショーを視なくなった。明けても暮れてもコロナ、コロナ・・・。有名人の誰が罹った、今どうしている、と、そんな話ばっか。だから前半は視なくていいくらい。
コロナでない他の病気の重症患者さん、お困りだろうな・・・。状況によっては押し出されてしまうだろうし。
何度も書いているけど、マスコミが垂れ流す情報を鵜呑みにせず自分の頭で何が真実かを吟味しなければならない、と思う。のだが・・・、私たちは専門家ではないから「何が正しいか」を確かめる判断材料が無い。それで前段階として、誰が本当のことを言っているか、信用できる人を選別することから始めなければならない。間違いなく言えるのは、テレビに頻繁に登場するコメンテイターはアウト、ということ。
世論はマスコミに誘導されて「自粛要請するなら休業補償をしろ」 「国民に一律にカネを配れ」の方向に進んでいるけど、私は違うと思う。孫や柳井がその10万円を切実に必要としているのか、という話。選別するには大変な手間が掛かるし、基準に公平性の問題も出てくる。手っ取り早く支援するなら、税制度を変えればいい。国からすれば「配る」か「貰わないようにするか」の違いで、私なら後者を選ぶ。
それに、業種によっては休業を余儀なくされていても補償しなくていい業種もある。平等と公平は違う。私たちは「自分が国から何かしてもらうこと」だけを考えていてはならない。みんなが苦しんでいるのだから、3.11の際の避難所の少年の行動のように、今は人を思いやる心を持ちたい。日本人だから。
現金一律10万円の給付
これって全くの不公平ですよね。所得の多い人や、このコロナ騒ぎで所得が変わらない人(公務員や生活保護者など)にも配るのはおかしなもんです。また所得などどこで線引きするかもあります。
これらは税金です。将来、国民全員が負担することになります。借金ですから。
テレビのワイドショーなどはひどいもんですね。中味がありません。テレビはほとんど見なくなってきましたね。
また政府の対応が遅いとか騒いでいますが、そうですか?って言いたくありますね。隣国の独裁政治じゃありませんから、何でも相談なしに重要なことを即決はできないでしょう。
早ければ、またそんな時期じゃないと、政権を足を引っ張ることしか考えてない野党やマスゴミは黙っててもらいたいもんです。
一律給付って不公平にも感じますが、今後復興税やらなんやらと税金でペイしていくことを考えると、所得の多い人は復興税も多く払うでしょうから・・・まぁいいのかなと。とにかく迅速に対応するためには一律というのも仕方ないのかなぁ・・・
この一律給付で私が納得いかないとすれば「生活保護世帯への給付」ですかね(笑)
一度給付して次月やさらに次月から引く方向で調整してほしいと思っておりますw
公明党がゴリ押しする「所得に関係なく国民一人当たり現金一律10万円の給付」は著しく不公平ですね。平等ではありますが公平ではありません。ただの人気取り政策でしかありません。自分たちの存在感を示したいだけ。世の中の空気を読み違えています。山口さん、何をトチ狂ったか。
人気取り、と言えば、小池知事が都の予算で自分が出演しているCMまで作って放映していたり、国に積極的に意見をして存在感(何かやってる感)を出していますが、次の都知事選の選挙対策でしかありません。以前も書きましたが、このコロナ騒動で一番得している人、救われた人は小池百合子です。都民はもう「次も小池さんしかいない」と思ってますから。碌な女じゃありませんが。
国はお札を印刷することができますから、借金などと考えていないでしょうね、財務省はとくに。
政府の対応が後手に回るのは仕方ないですね。過去に経験していない事態ですから。次がどうなる、と判っていたら後手に回ることはありませんもんね。批判している野党やマスコミから良い対案が出ることはありません。責任ある立場になく、文句だけ言っていられる人たちは気楽ですね。
生活費やお店の資金がショートして緊急性を有する人たちがいるのも事実ですが、それでも一律10万円、というのは反対ですね。はなくろさんが仰るように、生活保護受給者や年金生活者、公務員、特別公務員は収入が何も変わっていないのですから、コロナ前と後で変わらない人にまでねえ・・・。
消費税を一定期間廃止するとしても不公平は存在しますが、景気を押し上げる意味では効果があるかと思います。儲かっている企業、内部留保がしっかりある企業まで優遇することになってしまうのはどうかと思いますが、税金の納付に猶予期間を設けるとか、条件付きで「令和の徳政令」を発布するとか、何か方法はあるんじゃないかなあ・・・。と、いうような議論をもっと国会ですべきですね。
公明党は自分たちの存在感を示したいだけ、今「一律10万円給付」を打ち出したら国民の支持を得られる、と計算してのことでしょう。どのみち固定票しか入らないのにね。
今までのどんなバラ撒きより、そして、私の「美味しいお菓子バラ撒き」より愚策だと思います (おい
早く議論して、何かの結論を出して、早急に実施してもらいたい、とは思います。すぐにでも店を閉めなければならないお店もありますもんね。日本政策金融公庫を「用途を問わず営業資金を貸し出す窓口にする」とか・・・。ま、そういう店も、国にもコロナにも責任(関係)がないケースもあるからなあ。
エビデンスを扱うときには、そのエビデンスがどの程度の確かさ(大規模な実験や研究による裏付けがあるか)を見る必要があります。
そんなのはどうでもいいんだよ!
「正しい」か「正しくない」だけを教えてくれよ!
ここの横着が変わらないと、世の中はなかなか変わりませんね。
山中さんのサイトは、「エビデンスの確かさ」で情報を区分けしているところが興味深い試みです。
「情報の確かさ」は0か100かではないんだ、ということを考えるきっかけになるといいなぁ。
みんなが理解すれば、マスコミの情報の出し方も変わってきます。
経済政策のほうは、「感染症リスク」によってお金が回ってこなくなった産業の人たちをどうするのか、ということが近々の問題です。
「減税」はあまり効果がないかなと思います。
平時の経済振興策としては、一定の効果はありますが、今の状況は「感染リスク」からの消費抑制ですからね。
お金に余裕が出たとしても、テーマパークに行こう、外食に行こう、とはなってくれないのです。
平時では景気悪化によってゆるやかに産業は衰退していくものですが、今回は、特定の産業がいきなりゼロに近い状況になりました。
従来の景気刺激策は意味がない、即効性も必要、となると「一律の現金給付」しか施策がないような気がします。
リーマンショック時には、現金給付の経済効果がなかった(消費よりも貯蓄に回ってしまう)とは言われますが、今回は生活保護的な意味でやることですから目的が違います。
今回は、一律の現金給付で当場をしのぎを、時間稼ぎをしている間に次回の給付基準を作っていくのではないでしょうか。
財務省が反対していることも、理由としては理解できます。
「現金給付」のような施策は、国庫の蓄えがないような日本では赤字国債にたよるしかなく、それは日本円(通貨)の信用にかかわってきます。
通貨の信用が失われれば、その価値が乱高下します。
今日は1ドル100円、明日は1ドル50円、明後日は1ドル200円。
そうなってしまえば、大資本の企業以外は生き残れません。
今日の飯をとるか、明日からの飯をとるか。
難しい選択ですね。
<<今回は、一律の現金給付で当場をしのぎを、時間稼ぎをしている間に次回の給付基準を作っていくのではないでしょうか。
う〜ん、それならまあ仕方ないか、とも思えますが・・・、少なくとも、生活保護受給者は外してほしいかな、と思います。翌月の支給額から削るとか、でないと、逆差別ですもん。それと、一人一律10万・・・、砂漠に水が吸い込まれるように消えてしまいますよね。
全国民に一人10万円バラ撒くおカネがあるのなら(赤字国債で補うみたいですが)3.11東日本大震災の復興とかに一気に注ぎ込んでほしかったな、と、個人的には思います。
山中先生のHPの「証拠(エビデンス)があり、正しい可能性が高い情報」というのはとくに参考になりますね。冷静かつ客観的に事実を基に論じていて、他の専門家たちと違っていたずらに恐怖を煽ったりしませんから説得力がありますね。
私たちは怖さが先に立って、どうしても結論を急ぐ傾向がありますから、テレビのコメンテイターの言ってることを信じやすくなっていますね。番組制作側も、そんなことは判っていて、と言うか、視聴者から狙い通りの反応が得られて喜んでいそうですね。
減税に関しては(毎日の消費生活の中では)一つ一つの額が小さいので即効性は期待できませんが、消費税10%を5%にする、とかでなく、思い切って「0」にできれば国民に与える心理的な効果はあるかな、と思います。コロナが収まっても半年くらいの期間があれば小規模の店舗も態勢を整え直して活気づいてくれるかな、と。今のところは外出自粛要請が重く圧し掛かりますが。
今日、取引先の担当者とファミレスの Denny's にランチしに行きましたが、驚いたことに広い店内に客は4組だけ、二人で来ていたのが2組、あとは一人飯の人でした。大手はそれでも凌げるかも知れませんが、小さな個人経営の食堂だったならひとたまりもありませんね、3ヶ月で潰れるでしょう。
<<今日の飯をとるか、明日からの飯をとるか。
今は「今日の飯」を何とかしてほしい、という人はたくさんいるでしょうね。何とかなるから「明日の飯」でいいよ、という人も半分くらいはいるでしょう。私は、「くれると言うなら貰うけど、くれなきゃくれないでも何とかするよ」という感じです。だからと言って、支給された分をそのまま寄付する、という気にはなれませんね。なんででしょう・・・。東日本大震災の時は月収の1.5倍を義捐金として寄付させて頂きましたが、今回は気持ちの持ちようが違うのですよ。
いろいろ釈然としないことが多いからでしょうか・・・。