2020年05月16日

検察庁長官定年延長問題に関して、実に解かりやすい解説

【ニュースの核心】無関係な「黒川人事」と「検察庁法改正」で騒ぐ左派… 無垢な著名人を操った野党やマスコミは罪深い (1/2ページ)
ZAKZAK  2020.5.16

朝日や毎日と並ぶ左翼紙「東京新聞」出身のジャーナリストでありながら、公正中立(やや右寄り)な視点から意見を発信していて、「ニュース女子」のMCも担当していた長谷川幸洋氏による記事で、

黒川氏は改正法施行までには、65歳を過ぎて退任してしまうので、いずれにせよ、総長就任の可能性はなくなってしまうのだ。つまり、検察庁法の改正と黒川氏の就任問題は、まったく関係ない。とのこと。

だいたいが、年金の支給開始年齢と連動させる意味合いで出された法案で、「検察庁法だけを改正するのではなく、自衛隊員や会計検査院検査官も含めて国家公務員全体の定年延長や待遇改善のために多くの関係法改正案がまとめて提出されている」のであって、野党の批判は的外れもいいところ。

ちゃんと勉強することなく左翼に乗せられてツイートしたタレント、恥を晒しただけで、やっぱり浅慮。

posted by poohpapa at 19:20| Comment(2) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
検察庁の人事権をめぐる争いだと思いますね。

https://judiciary.asahi.com/jiken/2016111900001.html

内閣からの検察人事への介入を許してしまえば検察の独立性を保てない、という意見があるようですが、検察庁の上から3役(検事総長・検事長・次長検事)については、もともと内閣に任免権があります。

検察という存在は、「独自捜査権」と「独占的起訴権」という絶大な権力をもっているので、完全な独立性を与えてしまえば、時に暴走をしはじめます。
暴走抑制の仕組みの一つが、内閣による3役人事権でもあるわけです。
しかし、有名無実化してるのが実情で、検察庁が考える人事案を承認するだけの慣習が続いていました。

そこに1つの大きな事件が発生します。
2010年におきた、「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件(村木厚生省局長冤罪事件)」です。
検察の大暴走ともいえる事件で、検察改革が必要性が出てきました。

どうやって検察の暴走を止めるのか。
2大権力を有しているから問題が発生するのだという考え方があり、「独自捜査権」をとりあげて「独占的起訴権」だけにしようという動きもありました。
捜査権をもつ警察とのせめぎあい(捜査⇔起訴)の中に置くことで、暴走を抑制しようとするものです。
しかし、検察側は、検察内部のチェック体制の強化や、捜査(取り調べ)の一部可視化ということで済ませようと画策し、既得権益を守ろうと抵抗を続けています。

人事権を利用して検察改革をしたい内閣側と、既得権益を守りたい検察側との戦いであるかと思います。
内閣にも検察改革以外の思惑はあるはずですが、少なくとも一部マスコミが騒いでいるような、検察=善、内閣=悪という構図ではありません。


一連の動きとしては、黒川さんが検察トップ(検事総長)になることを阻止したいことで一致しています。
安倍内閣と親しい人間が検察トップになってしまうことが問題なのだ、という主張をしていますが、本当にそうなのでしょうか。

彼は、甘利議員の収賄疑惑の時に、不起訴処分とすることに尽力したと噂されます。
しかし、その時の役職は、法務省の「官房長」のはず。
検察庁の所属ではないため、起訴や捜査に関わる立場ではないといえますし、法務省内のポストとしても、その上には「事務次官」がいます。
「官房長」が、政府・国会に根回しをする重要な役割だとしても、彼1人の抵抗によって頓挫してしまうようなものであれば、起訴には相当無理があったのではないか。

彼を潰せば起訴できたのにという想いが根底にあるとすれば、左派が忌み嫌っている「全体主義」を容認するようなものなのですが、騒いでいる人達はそこに気がついているのでしょうか。


法務省・検察庁事務方序列
1.検事総長(検察庁)
2.東京高検検事長(検察庁)
3.大阪高検検事長(検察庁)
4.次長検事(検察庁)
5.事務次官(法務省)
6.官房長(法務省)

実は、検察庁の「検事総長」のポストは、東大閥によって占められています。
黒川さんも、東大法学部出身ではありますが、早大からの編入組です。
彼は、法務検察東大閥の中にありながらも、その学歴から少し虐げられている存在なのかもしれません。
そういう人間が、学閥の既得権益を守る方向で動いてくれるのかどうか。

彼がトップに立てば、検察庁の価値観がガラっと変わってしまうというのであれば、検察庁は「トップの独裁支配による組織」ということが証明されたことになります。
その上で「内閣の人事権がおよばない(独立性をもつ)」「強大な権力を持つ」となると、もはや悪の帝国そのものですが、そのような組織がどこからも監視されていなくて大丈夫なのでしょうか。


芸能界の一部が一斉に動き出したことも不自然にうつりますね。
検察とその一部との間に、何らかの取引があったのではないかと思ってしまいます。
その見返りは、「事件の不起訴」のような気が・・・。

あの業界には、塀の中に落ちそうな人がゴロゴロとしています。
週刊文春で大麻疑惑を報じられている渦中の大物もいるくらいですし。

表に出ているような芸能人は、所詮は事務所の駒でしかありませんので、どういう事務所が動いているのかを見なければ、全体像がわかりません。
そして、事務所同士の関係性を見ていけば、おおよそのところが見えてきます。
そこから見ていくと、やはり一部勢力(と言っても大きな勢力ではありますが)の枠内で騒いでいるだけで、敵対勢力を含めた芸能界全体の広がりになっていないことが分かります。

邪推の域を出るものではありませんが、そんなに的外れなことでもないと思います。
週刊ポストよりはだいぶマシですかね笑
Posted by AK at 2020年05月17日 07:46
AK さん、おはようございます

もの凄く詳しくていらっしゃいますね。私は今まで、てっきり宅建業協会の上のほうの役員さんかな、とばかり思っていましたが、法曹界の方なんでしょうか。不思議なのは、法律だけでなく科学の分野にも明るくていらっしゃることでして・・・。詮索するのは野暮というものですが、怖くなってきました。

マスコミは安倍さんが「自分に都合のよい人物を検事総長に据えようとしている」と決めつけたいようですが、この法案によって黒川氏が検事総長になることはできなくなるワケですし、だいいち、いくら「お友だち内閣などと批判される安倍さんでも、そんな小さなことを企む者か、そんなヒマは無い、と思うのですが・・・。なんか、マスコミ総動員で安倍内閣を「悪」に仕立てようとしていますね。

私が若い頃、教員の学閥は東京教育大学(現 筑波大学)と広島大学、と言われていましたが、やはり検察庁にも学閥なんてものがあるんですね。実にくだらない、と思ってしまいます。学閥はそれなりに便利な部分もあるのでしょうが、優秀な人がトップに立つ、それでいいような・・・。ちなみに、調べていましたら、私の母校の先輩が検事総長になっていました。それはちょっぴり誇りに思えます。

2010年の「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件(村木厚生省局長冤罪事件)」はよく覚えています。村木さんが逮捕された時、ニュースの映像で村木さんの顔を見て、「この人、絶対にそんなことする人じゃない、何かおかしい」と思いましたから。その村木さん、厚生省に復帰して後に厚生事務次官になりましたけど、国からの罪滅ぼし人事だったのかも知れませんね。

で、私はそういう直感はよく当たります。首都圏連続婦女暴行殺人事件で逮捕された小野悦男、再審請求が認められて「冤罪だった」ということで無罪放免になりましたが、その時に弁護団の団長だった加藤弁護士と並んで会見する様子を見ていて、「この男は真犯人。無実の罪を着せられて投獄されて、ようやく潔白が証明されて16年ぶりに娑婆に出てこられた、という表情でなく、本当はやっていたんだけど、支援団体ができて再審請求してくれて無罪になっちゃったよ、という顔をしているから」と私の家族に話していて、直ぐに別の殺人で捕まりましたから。

もちろん、前の9件は無実だったかも知れませんが、再審の過程で弁護団の弁護士の中には「小野の犯行」と確信するようになった弁護士もいたそうで・・・。

すみません、話が逸れましたが、芸能界との関係性も意外な話で、不謹慎ですが、面白いですね。たしかに、大物芸能人が大麻で逮捕間近、というニュースが「出ては消え」してくすぶっていますもんね。その大物芸能人一人を逮捕したなら芋蔓式になって芸能界がガタガタになることで裏取引が為されている・・・、考えられなくもないですね。これから何人かの小者の逮捕は有り得ますね。

噂されている大物芸能人、国民的人気俳優で多くの人に親しまれていて、でも健康不安もあるみたいで、それも逮捕に踏み切れないでいる理由になっている、と聞きました。まあ、一般人としては、クロであるなら逮捕してほしいと思いますが。

それより何より、真に失礼ながら、私はやはりAK さんの正体を知りたいですね。鬼平犯科帳の動画での居酒屋の亭主の「旦那はどうも、只者じゃござんせんね」というセリフ、そのままの思いです。

Posted by poohpapa at 2020年05月18日 06:46
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