（失礼ながら）見かけによらず聡明な女性と、見かけどおり軽薄な男

検察庁法改正、著名人の抗議は「勉強せずという人が多い感じ…」（指原さん）⇒EXIT兼近さんは「批判することって自由」

検察庁法改正案を巡り、Twitterでは著名人が相次いで反対を表明し、抗議のうねりを生んだ。一方、指原莉乃さんは5月17日のテレビ番組で、自身の迷いを語った。
HUFFPOST 　國崎万智　 2020年05月17日 16時12分

記事の中の指原の指摘は全くもってその通りで、一方、兼近は「自由の意味」をはき違えている。

自由の裏には責任というものがある、ということがまるで解かっていない。家で晩飯を食べながら「こんなの最低！」と言うなら何をどう発言しようが自由だが、著名人が公共の電波（テレビやラジオの番組）や、誰でも目にすることができるネットで発信したなら、それなりに影響があるもの。

「こういうふうに考えられませんか？」と問いかけるならまだしも、誰に唆されたものか「もう日本に未来は無い」だのと酷い論調で批判してファンや視聴者を誤誘導するのは「自由」の一線を超えているだろう。ネットなんかだと、身分を明かさず済むから、批判に止まらず人格の全否定までする奴もいて。少なくとも、著名人が意見を発信するなら、それなりに勉強したり調べてからにしなければ恥ずかしいだろう。

イジメに例えれば、指原はクラスの多くが加担しているイジメに、少なくとも自分は加わらないが、兼近は「どこに問題があるのか」など考えずに「みんながやってるんだから仲間に入ろう、そんなのボクの自由じゃん」と加担するタイプ。ま、「イジメを制止しないなら同罪」という見方は置いといて。

記事の中で紹介された指原の発言、

「私も実際に芸能の方のツイートを見て、ああこういうのがあるんだと知ったので、それを知っている人がそういうふうに広めてくれて、勉強する、関心を持つという点に関してはすごくいいなと思いました。

ただツイッターですごく簡単に表された（改正案の）相関図が載って、それが拡散されてここまで大きくなったと思うんですけど、本当にそれを信じていいのか、双方の話を聞かずに、どっちもの意見を勉強せずに、偏ったやつだけ見て、『えっそうなのヤバイ広めなきゃ』という人が多い感じがしています。正直この件に関しては私はそこまでの信念がなかったのでつぶやけなかった」

ド真ん中の正論である。一方の兼近の発言は、

「一番残念なのは、きゃりーぱみゅぱみゅさんがツイートして叩かれて、それを見た若者たちが、やっぱり政治に参加したらこういう嫌な思いするんだな、大人からこういうこと言われるんだなっていうので衰退していくのが一番ダルイっすね」と、嫌悪感を示した。

とある・・・。ズレている、というか、勘違いも甚だしい。自分は「批判は自由」と言っておきながら、批判されると「嫌な思いをする」と言う・・・。ここまでの馬鹿はそうそうお目に掛かれない。

ま、指原は「いいお母さん」になれるけど、兼近の子供はロクな人間にならないかも。別の見方をすれば、指原はきっと人知れず苦労をしていてそれが身に着いていて、兼近は苦労が足りないんだろうな。



さて、昨日、更新契約におみえになるお客さんを待っていて、ふと見ると、店の前の横断歩道の渡り口で、クロネコのいつもの配達員さんが信号待ちしていた。それで缶コーヒーを持って行って、「いつもご苦労さま。今はとくに物流の皆さんの頑張りのお陰で私たちの生活が廻っていて本当に感謝しています。気を付けてくださいね」と言って渡すと、「有り難うございます、励みになります」と笑顔が返ってきた。

こういうのを「自己陶酔」と言うんだろうけど、「まあ、なんて私はイイ人なんでしょ」とウルウルきた。少なくとも兼近とは真逆の人間なんだと思う。って、私も人格の全否定をやらかしているか・・・💧

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Comments

poohpapaさんおはようございます。

芸能人の発言ね。ほとんど、落ち目の自分を目立たせようという考えか、今回のようなものはプロダクションの社長からの依頼でしょう。
オタクのA女優、次に検察から薬物で挙げられるぞ、っと、ちょうにち新聞や夜盗の大物議員秘書から話があればすぐ乗るでしょう。バカな芸能人は社長のいうことは断れません。
これって、なんか反政府運動みたいだけど、結局、中韓から工作員が仕組んでいるんでしょうかね。
まさか、ちょうにち新聞の社員が中韓のためにボランティア活動してるんですかね。

Posted by たか at 2020年05月18日 07:54

＞こういうのを「自己陶酔」と言う

いいですね、こういう「自己陶酔」は。
みんなが実践すれば世界が平和になりますよ。
ジョン・レノンの理想とする社会は、もしかしたら他人を思いやる気持ちと同時に「自己陶酔」が必要なのでしょう。
他人をいい気持にさせる「自己陶酔」は燃費がいいので推奨されるべきですね。

翻って見ると、クソきちょいプロ市民どもの一方的な善意の脅迫も「自己陶酔」のなれの果てかもしれない…万人向けじゃないのか「自己陶酔」(´・ω・`)

それにしても（TV見ないので）指原さんってお綺麗になられましたね。
もっとブスかと思ってました。
黙ってると違う人に見えます。

Posted by ハリケーン at 2020年05月18日 08:06

たかさん、おはようございます

＜＜ほとんど、落ち目の自分を目立たせようという考えか、今回のようなものはプロダクションの社長からの依頼でしょう。

いえね、今回の件でラサール石井の名前が出てきた時に、「ああ、そういえばコイツ、しばらく見てなかったなあ・・・」と思いましたね。と同時に、「なんか、やつれたみたい」と思いました。

うん、今回の反対運動は反政府運動もどき、ですね。昨日だったかな、国会の周りを（ソーシャルディスタンスを守って）テープで囲むデモをやっていたみたいで、何を考えているやら・・・。

元東京地検特捜部の若狭弁護士も法案に反対しているようですが、この法案が検察内部の権力争いという側面もあるとしたら、若狭弁護士は「コースから外された側」の人だったりしてね。

電通だけでなく、テレビ局は言うに及ばず、新聞社も中韓に牛耳られているのかも知れませんね。

Posted by poohpapa at 2020年05月18日 08:32

ハリケーンさん、おはようございます

＜＜他人をいい気持にさせる「自己陶酔」は燃費がいいので推奨されるべきですね。

いえね、クロネコのお兄さんにそう話しながらウルウル来てましたね。元々、うちは宅配や郵便局の配達員さんだけでなく、飛び込みの営業マンにも缶コーヒーを提供して、「うちが顧客になる（オタクの商品を買う）ことは無いだろうけど、営業で廻っていて心が折れそうになったらいつでも来ていいよ。コーヒーくらいしか出せないけど、愚痴なら聞くよ」と言っております。

自分も経験して、その辛さはよく解かっているもので。カーネギーの啓蒙書「人を動かす」も５０冊くらいあげているし。よそ様の会社の社員ですけど、いい営業マンになってくれたら嬉しいですもんね。

缶コーヒー１本で元気が出てくれるなら、安い燃費ですよね。見返りは笑顔で充分ですし。

指原莉乃さん、２７歳ですよね、これから３０歳くらいまでが女性として一番美しい時期ですね。別の言い方をすると、一人目のお子さんを出産した直後の女性が最もキレイだと思います。

バラエティ番組でも、「この子、頭の回転が速いなあ・・・」と思えます。だから残れるんですね。

Posted by poohpapa at 2020年05月18日 08:46

＞こういうのを「自己陶酔」と言うんだろうけど

分かります分かります、私いい人なんですってやつ！！私もそのタイプなんで（笑）

サッシーは頭の回転早いですよね。バラエティーに引っ張りだこなのもわかる気がします。

かわいいだけのアイドルでは芸能界に残れないってことがハッキリしましたよねｗ

Posted by はなくろ at 2020年05月18日 09:31

自分は、無知をふりかざして批判は自由にしておきながら、批判されると「嫌な思いをする」と言う、、知ってる！そういう人！！そっくりね(笑)

加えて、私は、会社でも、どれだけ友達がいようと、ついてくる部下が多い上層部だろうと、手を繋いで守るべき、自分の子どもにそっぽ向かれる人を信用しないわ。

昨年、省庁の依頼で役人に講義をしたり、一昨年は(断りましたが)法制度の審議会の答申をする委員会にでる話もありましたが、大きい意味で他人を守る、教育する、正すため意見していく、ということより、半径３m以内にいる手を繋いで守るべき人間(その一番は子どもであって、妻や夫や彼氏彼女ではない)を守る意識を持たない人間はダメだという意識でいます。

他人に優しくする以前に、子どもとの関係性をしっかりね、、他人に優しくするのをアピールしたいのは、身近な関係性の欠如を埋めたい欲求ではないかしら。

Posted by 遠藤 沙耶 at 2020年05月18日 09:38

はなくろさん、こんにちは

そうですね、ただ可愛いだけ、美人なだけなら、いくらでもいますもんね。バラエティ番組での発言なんか聞いていても、空気を読むのが上手いし、切り返しも見事ですね。ＡＫＢ４８、 ３２ｎｄシングル 選抜総選挙で１位になった時には、「ええええっ、他にいるだろ！？」と思いましたが、今になってみれば、幾多の仲間が卒業して消えていく中で生き残っているのも納得です。

この発言なんかを聞いていても、本当に大人ですね。応援したいです。

何はともあれ、自己陶酔仲間に乾杯！ (＾◇＾)

あれ？、そう言えば、はなくろさん、緊急事態が発生してたんじゃなかったっけ？？

Posted by poohpapa at 2020年05月18日 15:05

山中教授「客観的に考えて、今の日本の政治のリーダーは科学的にかなり正しいことをしっかりと発信している」
シェア・ニュース・ジャパンより

まぁ武漢ウイルスに関しては、客観的な数字が物語ってますね。
今の日本で「情報が秘匿されている！」なんて寝言な陰謀論吐く人は、自分が愚かだと公言しているようなもんですよ。

Posted by ハリケーン at 2020年05月18日 17:32

ハリケーンさん、こんばんは

＜＜山中教授「客観的に考えて、今の日本の政治のリーダーは科学的にかなり正しいことをしっかりと発信している」
シェア・ニュース・ジャパンより

いろんな似非専門家から「あーだこーだ」言われるより、ノーベル賞の山中教授からの一言のほうが信じるに足る感じがして、何より勇気づけられますね。教えてくださって有り難うございます。

明日、この記事の続編（関連記事）をアップいたしますが・・・、実は今から気分が重いのです（ハア）

Posted by poohpapa at 2020年05月18日 19:03

テレビ番組の話の流れは、おおよそのところが「台本」で決まっているものですが、ある程度自由に発言して良い部分については、タレントの力量が問われますね。

指原さんは、置かれているスタンスや、番組側から求められていることがよく分かっていて、頭の良さが光ります。
個人的な意見のように装ってはいますが、所属している太田プロのスタンス（この件には関わっていない）を語っているのかなと思います。
その意味において、事務所から求められている役割も、しっかりこなしていると言えます。

兼近さんのほうは、この記事をだけを見るならば、「批判することは自由」と言いながらも、「批判されることは気に入らない」とダブルスタンダードになっています。

主張の論理構成としては
「芸能人には好きな発言をさせるべきで、発言への批判はするな。」
「なぜならば、それを見た若者が萎縮するからだ。」
となっています。
「若者」に好きな発言をさせろということでしたら、まだ論理がとおるのですが、その部分を「芸能人」にすり替えてしまっている。
きゃりーぱみゅぱみゅさんは、二十歳前後の「若者」の代表ではなく、もう三十路ちかくの「大人の女性」ですから、論理構成が破綻しています。

しかし、この意見は彼自身のスタンス（もしくは吉本興業のスタンス）というよりは、番組から与えられている役割かと思います。
検察法改正批判の芸能人を擁護する主旨で、「自分の言葉」を使って発言する部分、と「台本」に書いてあるような気がします。
その役割を受け入れることを条件に、番組に出させてもらっていると。


そんなに真剣に語るようなものでもないですね。
番組といえども、所詮は「興行」ですから。

見たいものを創り出してくれる世界が、メディアであり芸能界であると言えます。
醜聞も美談も、報道であっても、望むものは何もかも。
真実の欠片すらない世界ではありますが、もしかしたら少しくらいは・・・と思ってしまうのも人間の心理と言えます。

「人間ならば誰にでも、現実の全てが見えるわけではない。多くの人たちは、見たいと欲する現実しか見ていない」

古代ローマ時代のユリウス・カエサルの言葉です。

メディアが発達した近現代では、見ているものが身近な「現実」ですらなくなり、遠くの「幻想」に変わりました。
しかし、我々がその「幻想」を求めてしまっているから、提供する商売が成立してしまうわけで、ニュースがない日（幻想が提供されない日）というものは、「平和」な日でなく、あまりにも「退屈」な日なのです。

ここの「現実」を見るか見ないかが、メディアを語る上では大きな境目のような気がします。

Posted by AK at 2020年05月19日 11:05

AK さん、おはようございます

私の経験からも、バラエティ番組であっても台本がありましたね。途中で、ディレクターさんがカンペを出したりもしますし、雛段を降りて前に出た時の立ち位置もあらかじめ決まっていたりします。そうでなければ番組が「あらぬ方向へ言ってしまう」ということで、逆に言えば、タレントは自由な発想で発言しているのでなく、局側の方針に従って発言しているだけ、ということになりますね。

＜＜指原さんは、置かれているスタンスや、番組側から求められていることがよく分かっていて、頭の良さが光ります。

そうなんですね、指原氏が「賢い」のは、その「台本に無い部分」で何を言うべきか、空気を読みつつも自分を出している、ということで、まあ、私みたいに知ったかぶりなどしないで「知らないこと」は「知らない」と認めたうえで発言していることかと思います。「知らない」ことを認めるのは賢くなければできませんし。なので暴走することもありません。制作側からすれば、ある意味、非常に重宝なタレントかと。

＜＜兼近さんのほうは、この記事をだけを見るならば、「批判することは自由」と言いながらも、「批判されることは気に入らない」とダブルスタンダードになっています。

私はこの記事を書く際に、その「ダブルスタンダード」という単語が出てきませんでした（汗

番組からそんな役割を求められていたんでしょうか・・・。私には「素」で発言しているように思えますが。でも、下ろされたりしないのであれば、番組が求めていた発言だったのかも。批判を受けるような発言も無ければ番組が盛り上がりませんし。その手の番組は「炎上してナンボ」ですもんね。

＜＜その役割を受け入れることを条件に、番組に出させてもらっていると。

本人はともかく所属事務所（吉本）はそう理解していたのかも知れませんね。ただし、AK さんが仰るように所詮は興行ですから、申告に考えたり議論する必要も無いですね。ただ、ラサール石井の二人に対する評価は納得できないですね。ラサール石井が制作側の意を酌んで発言したとも思えませんが。

「人間ならば誰にでも、現実の全てが見えるわけではない。多くの人たちは、見たいと欲する現実しか見ていない」とのカエサルの言葉は深いですね。そのまま今の世にも生きていますもん。というか、そういう人間の性は変わりようがないものかも知れませんね。こんなことを言ってはナンですが、とくに左翼の人たちにその傾向が強く見られるような・・・。

伝えるニュースがとくに無い日こそが平和で幸せな日、ということになるんでしょうね。もちろん、世の中で、紛争も事件も事故も自然災害も、何も起きない日など望むべきもありませんし、イザとなれば報道側が捏造してでも毎日を「何かあった日」に仕立てるんでしょうね。怖いですけど・・・。

Posted by poohpapa at 2020年05月21日 07:47