朝一番で携帯に電話が掛かってきた。相手は生活保護の老婦人。私がちょっと何か手助けしただけで、和牛の霜降りステーキ肉とかすき焼き肉、本マグロの刺身だのドーンとくれる人。ほんと、勘弁してもらいたいと思っている。どうして私が生活保護の上前を撥ねなきゃいけないんだ!?、という話で。
「頼みたいことがあるから10時に行くから」とのことで、またもや嫌な予感しかしない・・・。
10時少し前に店に行くと、直ぐやってきた。「ちょっと、これ見てくれる?」と言って封筒を差し出す。見覚えがある色合いの封筒だ。うちにもようやく届いたコロナ給付金10万円の申請書類の封筒だ。
封筒は乱暴に破って開けられていて、「これ、どんなふうに書いたらいいの?」と訊くが、丁寧に「書き方や必要な書類」などが書いてあるのだから、それで解からないなら「もう諦めなよ」と言いたいけど、みてあげた。「ここに名前を書いて」 「判子は持ってる?」と言っても、「え?、なに?、もう一度言ってよ、私は耳が遠いんだから」と、何度も同じことを言わされる。もう、根気よく説明するしかない。
「本人確認の免許証なんかは無いよね」と訊いても、「え、なに?」と訊き返す。補聴器は点けているが調子が悪いらしい。大きな声で「め・ん・き・ょ・し・ょ・う」と訊くと、「そんなモンないよ」と言う。「じゃあ、健康保険証は?、ほ・け・ん・し・ょ・う」と訊けば、「生活保護だよ、なモン無いよ」だと。
「年金手帳は?、それも無い?、ね・ん・き・ん・て・ち・ょ・う」と訊いたら、「それならあるよ。今から荻窪のサウナに行って夕方まで帰らないから明日持ってくるよ」と言う・・・。いいご身分である。
大声で話していたから店の外まで話し声が聞こえていたと思う。それで、小さな声で、「通帳かカードのコピーも要るみたいだけど振込先は私の口座を書いとくから気にしなくていいよ」と言ったら、
「なんで社長の通帳よ!?、アタシの口座でなきゃダメでしょ!?」だと。
なんだよ、聞こえてんじゃねえか、である <`ヘ´>
そう言えば、私のお袋も晩年は耳が遠くなったけど、都合のいい話だけは聞こえていたような・・・。おならの音なんか、「どうせ聞こえやしないだろ」とプッとすかすと、「今、屁、こかなかった?」と言うし、無音の屁をすると、新しい電池に交換したばかりのガス漏れ警報器が作動したかのように誰より早く「臭い、臭い」と騒ぎだしていたっけ・・・。それくらいだから、お袋の前で他の家族と内緒話もできなかった。
ちっ、ドサクサに紛れて10万円懐に入れようと思ったけど、儲けそこなったよ、もお (^◇^)
ま、仕方ない、昨日もブラックチェリーやお煎餅を持ってきてくれたし、それで「良し」とするか (こら
ステーキ🥩とか本マグロ くれるんですが 良いおばあさんですね。
他の人に頼んだら 横取りされると分かっているんでしょうかね。popさんなら頼んでも🆗と思っているんでしょう。
頼りにされてますね。
10万円が入ったらまたお裾分けがありそうです。
いろいろ頂きましたね。うちが私と女房の二人暮らしだと知っているので、ステーキの霜降り肉を2枚、上等なすき焼き肉もドーンとくださって、本マグロなんかは赤身でなく中トロでした。
昨日も、整えた書類を届けたら、更にヤクルト(5本入りパック)とキムチを頂きました。ご自分もそういうの(和牛肉だの本マグロだの)食べてるのかなあ、と気になります。相当な出費ですもんね。
そうそう、昨日は印鑑を預かりました。もちろん、悪いことはしませんよ、できませんて (^◇^)