実は、9年前にも記事にしているのですが、今、みんな苦しい道を歩んでいるので再度ご紹介。
日野てる子さんの「道」という曲で、半世紀以上も前の曲ですが、打ちひしがれて落ち込んでいる時なんかに聴くと救われる曲です。私くらいの年代の方なら聴き覚えがありますでしょうか。
曲名をクリックして頂くと、YouTube で聴くことができます。
例えば、好きな曲があってカラオケなんかで歌う際に、モニターに歌詞が流れますよね。それを部分的に見るのでなく、歌詞全体を先ず読んでみることが大切なんですが、ほとんどの人、「予め詞だけを読んでみる」なんてことしません。詞の意味を理解して歌えば当然に上手く歌えたりもしますが。
最近の曲はリズムや音、乗り、で評価されることが多いですけど、本来は、歌詞を聞いて「この気持ち解かるわあ、私も同じ気持ちになったことあるもん」などと多くの人が共感してヒットするもの。なので、自分の青春時代の思い出と重なっているから、ということもあるでしょうけど、昔(昭和の頃)の曲はいつまでも覚えていたりしますが最近の曲は心に残りません。詞の内容が安っぽいからでしょうね。
以前も書きましたが、最近の曲はストレートに愛情表現をしていて「好きだ」 「抱きたい(やりたい)」ばかりですもんね。情緒もへったくれもありません。青春時代の淡い思い出と重なっていても、10年20年経って思い出すこと、無いんじゃないでしょうか。聴けば思い出す程度で。
で、この「道」という曲も、先ず、歌詞を読んでみてください。感動的な歌詞です。
「道」 唄 日野てる子
一、 この道はどこへ続くの
私が選んだ一つの道は
悲しみばかり続く道
夕風に涙も枯れて
はるばると海山超える
二、 この道は一人行く道
苦しみ悩んで傷つく時も
それでも一人歩く道
行き暮れて沈む夕日に
幸せの遠きを思う
三、 この道に花はいつ咲く
優しい心と小さな夢を
温めながら辿る道
いつの日か愛する人の
胸深く抱かれる日まで
「私が選んだ一つの道は 悲しみばかり続く道・・・」
「苦しみ悩んで傷つく時も それでも一人歩く道・・・」
人間、支え合って生きていくものですが、どんなに家族や友人に恵まれていても所詮は一人、「だから自己責任」と言うのでなく、誰かに責任転嫁などしないでしっかり前を向いて歩かなければならないもの。そうしていれば「幸せが待っている可能性が高い」と思いますね。まあね、ここでブチ込んでくるか、という話ですが、枝野や蓮舫や安住には解からないでしょうね、この歌の良さは (^◇^)
前の記事では触れませんでしたが、洋楽でなら、私は「レット・イット・ビー」が元気になれます。ちなみに、私同様「英語じゃ意味が解かんねえよ」という方のために和訳の動画もサービスしときますね。
人生なんて9割以上が辛いことで、楽しいことのほうが遥かに少ないですけど、俗に言う「朝の来ない夜は無い」ですね。でも、ネガティブな人にはいつまで待っても朝(幸せ)は来ないし、ポジティブ思考の人の道は必ず開けるように思います。今、苦しいのは皆同じ、不平不満は言わずに頑張りましょう♪
マディ・ウォーターズじゃないですか!
シカゴ・ブルースですね。
最近の曲はやたら外国語交じりのかっちょ悪い詩なので、聴取者に分かるように歌うのはこっ恥ずかしいのでしょう…たぶん。
最初にサザンオールスターズの曲を聴いた時には、日本語でロックをやるにはこれしかないのかなぁ的に思ってましたが、意味のないとか繋がらない歌詞(シュールと呼ぶのか?)は字幕が必須ですね…(´・ω・`)
昔はキャロルくらいだったのに、言語チャンポンの歌詞。
個人的には聴いていて恥ずかしい…
まさに同意であります。「恋に落ちて」あたりからでしょうか、曲の途中で突然に英語の歌詞に変わったりして、最近は、なんか小池知事の無意味な横文字多用の会見を聞いているような歌詞ばかり。
サザンの曲も、歌詞が分かりにくくて、私はあまり評価しません。落語の謎かけで、「サザンオールスターズとかけまして、魚屋の新人ととく。心は、河岸(歌詞)がちっとも分からない」ですね。個性的で音楽性は高い、と思うのですが、ああいうのは邪道かと・・・。
私は・・・、人生の応援歌としては演歌がいいな。心に沁みる曲、いっぱいあります。お袋の膝の上で聴いていた演歌(流行歌)の数々・・・、私は忘れません。はあ、歳とったんですね。
なんでかな…自分でもわかりませんが(・・?
鈴木ヒロミツの『♪でも、何かが違う』とか心に沁みます。
ドラマ『夜明けの刑事』の劇中歌でしたね。
第一シーズンでの劇中歌は、ポール・ロジャース(フリー〜バッド・カンパニー〜クイーン)が歌ってました。
作詞がポール・ロジャースの元奥さんの日本人です。
演歌はねえ、日本人の心の原点、応援歌ですね。私は歌詞に描かれた心境によく共鳴します。
ハリケーンさんは私と世代が違うのでご存知ないでしょうけど、例えば、「お別れ公衆電話」という歌があります。松山恵子さんという歌手が歌ってたんですけど、
「何も言わずにこのままそっと
汽車に乗ろうと思ったものを
駅の喫茶の公衆電話
いつか掛けていた・・・」
情景が浮かんで来てジーンときます。それが小学低学年の頃ですから、なんともオマセですね。「リンゴ村から」とか「別れの一本杉」とか「雪の渡り鳥」とか「大利根月夜」とか、八代亜紀や都はるみ、五木ひろしよりもっと前の曲です。それで育ちました。私にとってのソウル・ミュージックです。ニューフォークなんかにも名曲はたくさんありますが。
鈴木ヒロミツさんは・・・、早くにお亡くなりになったんですよね。月光仮面しか知りませでしたが、GSの頃は「たどりついたらいつも雨ふり」なんてのも歌ってましたっけ?
「でも、何かが違う」は探して聴いてみます。