2020年09月11日

母娘の部屋探しの顛末

このブログは当事者である娘さんも読んでいらっしゃるので、この記事を見たなら不快に思われるだろうけど、このままだと私が一方的に悪者にされそうなので事の顛末を書いておきたい。

私とうちのがランチ後に買い物しているところに娘さんから電話があって、「今、南口のウェルシア・ホームさんに来ていて、良い部屋が見つかって決めたのですが、緊急連絡先を頼める人がいませんので、本当に申し訳ないのですが、緊急連絡先になって頂けませんか?」とのこと。

なるのは構わないのだが・・・、ウェルシア・ホームなんて不動産屋は知らない。「南口のマクドナルドの側」とのことで、とりあえず行けば分かるかな、と思って、うちのと別れて南口まで行ったが見つからない。それで電話すると、「あ、間違えてました、〇ホームさんでした」とのこと。それならよく知っている。当社の管理物件に社員の方が入っているし、当社の募集物件に何度も問い合わせを頂いている。

駆け付けると、平謝りで図面を見せてくれたのだが・・・、私もいろいろ検索していて出てきた物件の一つで見覚えがある。私が「間取り」で却下した物件でもあるし。その物件で決めたと言う・・・。

その間取りが、こちら ↓

DSC09302.JPG

先日も書いているが、部屋が「振り分けタイプ」でなく縦に繋がっていて、一つの部屋を通らなければもう一つの部屋に行けない造り。しかも、奥の部屋が和室で手前がフローリング。お母さんは和室(畳の部屋)を希望しているから、新婚さんの部屋を通って自分の部屋に行くことになる。そう指摘したら、お母さんは「私が真ん中の洋間で良いから」とのこと。この物件は娘さんよりお母さんが気に入ったとか。

それで、〇ホームの担当者(20代半ばと思しき男性)に、「うちは手数料は要りませんので、振り分けタイプで何かご紹介頂けませんか?」と訊くと、困ったような顔をしていたが2件出してくれた。そのうちの1件が間取り的にも駅からの距離も問題なく、当然に担当者は「お母さんの足が悪い」ことも承知していて、その物件も案内したとのことで「どうしてこの物件にしなかったんだろ」と思っていたら、

「風水、というほどでもないけど占いみたいなものを気にしていて、玄関周りを見てすぐに『これはダメ』と思ったとか。私も○ホームの店頭で初めて知ったのだが、二人が決めた物件は、図面には書かれていなかった情報で、部屋が縦に繋がっているだけでなく、2方向に向いて2ヶ所あるベランダは鳩避けのネットがしてあって、布団や洗濯物が干せないらしい。洗濯や買い物はお母さんの役割とかで、それでお母さん推しで決めた、とのこと。店長が出てきて、「うちも何件か案内していますので・・・」と言う。それはそうだと思う。「ようやく決まったのだから余計なことは言わないでくれ」と言いたかったんだろう。

私も「本当にこの物件で良いのか」念押ししたし、決めるのは当人たちなのだから、意思が変わらないのを確認して、私が到着する前に記入が済んでいた申込書の緊急連絡先欄に記入した。

私自身、壁でしっかり分かれている2世帯住宅でも義父母との同居が上手くいかずに破綻しているから、「いくら当人たちが納得していても、この部屋では幸せな生活は長続きしないだろう」と危惧していた。○ホームの担当者は若いし、そんな体験はしていないだろうから解からなくても仕方ない。それに、自営業の私と違って上からの「何やってんだ、まだ決まらないのか!?」という圧も半端なかったことだろう。

○ホームを出て、二人から「そこらでお茶でも」と誘われたが受けずに帰ってきた。駅の改札までお送りして、二人が改札の中に入るのを見届けたのが5時ころ。

帰宅して、さあ晩飯前に風呂に入ろうか、と思っていた6時半ころに娘さんから電話。

「あの物件は断ろうかと思っています」とのこと。その理由が・・・、

「坂口さんから難癖をつけられたから」というもの。「そういう物件で決めても『いいこと』は無いと思うので」と言う・・・。私のアドバイスを「難癖」だと言うのだ。この仕事を31年もやっているけど、そんな言われ方をしたことはただの一度も無い。「だって、私たちがいいと思って決めた物件をあそこまでケチをつけなくてもいいじゃありませんか。母も怒っていました」だと。「○ホームの店長さんも『お客さんがこれでいいと言ってるんだから』って怒ってました」だと。我々が店を出た5時から私に電話を掛けてくるまでの1時間半の間に(電話ででも)店長と話をしたとは思えないのだが・・・。

「坂口さんは『他の不動産屋さんに行ってもいい』って言ってましたよねえ」と言う。「うん、言ったよ。うちが儲かるかどうかでなく、お客さんにとって良い部屋が見つかるかどうかの問題だから、それはかまわないし、私はそんなことで文句を言ってませんよね」と確認すると、「他の不動産屋さんに行っちゃいけなかったんですか?」と言う。「だから、そんなこと言ってないでしょ?」と言ったのだが、何度も(4〜5回)その話をぶり返された。「うちで決めなかったから、その物件に難癖をつけて潰そうとした」と思っている、あるいは、そう思いたいみたい。何度否定してもその言葉に戻る。

もう一つ、その電話で何度も言われたことがある。「明日、○ホームさんに電話して『坂口さんから難癖をつけられたからあの物件はキャンセルします』と言いますけど、いいですか?」というもの。やはり4〜5回言われた。たぶん、何度も言うのだから、言ってみただけ、でなく本当に○ホームにそう伝えているんだろ。もしかすると、店を出た後もまだ私が反対したと思われるかも。

○ホームとは今まで良好な関係を築いていたが、そんなふうに言われたら、何年もかけて築いてきた信頼関係が一瞬で破壊されることになる。良いワケがない。私は○ホームの担当者にも、「この先、私はこのお客様に物件の紹介はしません。でないと、この話を潰してうちで決めさせようとしていることになりますから」と伝えてある。信じてくれたかどうかは分からない。

その電話ではこんなことも。「坂口さんは『(いっぱい見すぎるとワケが解からなくなって決められなくなるから)物件を見るのは5件までにしたほうがいい』と言ってましたけど、探すのは私たちなんだから、もっといい部屋があるかも知れないんだし、20件見たってかまわないじゃないですか」だと。既に10件くらいは案内されているのかなあ・・・。一社で2件案内されたとしても20件だと10社・・・、ま、どこかで決まるんだろうけど、業者からしても「良いお客さん」とは言えない。

娘さんが、「じゃあ、私と賭けをしませんか?、これから坂口さんが私たちにとって良い部屋が見つけられるかどうか賭けましょう」と言う・・・。意味が解からない・・・。「賭け」になってないし。

途中で母親と電話を代わって、「坂口さんから間取りのことでいろいろ言われたから、私は娘たちと一緒に暮らしてはいけないんだろうか、と悩んでいます」とのこと。「そんなことは言ってません。彼氏が『一緒に暮らそう』と言ってくれているのだから、娘さんたちの幸せの為にどういう部屋を選んだらいいか考えればいいだけのことですよ」と伝えたのだが・・・、なんか、私は、全て責任転嫁されてるみたい。

むしろ、お母さんの立場として娘さんに、「私は足が悪いので私から付ける条件はそれに関してだけ、あとはアンタたちが決めればいいよ」と言えばいいのに・・・、と思う。家賃を払うのは実質的にお婿さんだし。どんなに人柄の良い親と同居していても、一緒に暮らしている人間にしか解からない苦労や辛さはあるもの。今は無くても必ず出てくる。それが解かっているとは思えない。

もし仮に私が、占いとかお母さんの直観に合わない物件を勧めて、私の意見に従ってその物件に決めたとしたなら、例えばの話、もし娘さんが流産したりしたら「この部屋を勧めたアイツの所為」にされるんだろな。夫婦関係が破綻したなら「私たちが上手くいかなかったのは最初に難癖(ケチ)を付けた坂口の所為」になるんだろな。電話で何度も「こう言いましたよね」と念押ししていて、それは言質を取って「私たちは間違っていない」と自分たちの行為を正当化しようとしているのに他ならない。

私としては親身になって相談に乗っていたつもりだが、伝わらなかったみたい。私が娘さんに「Sさんは頭が固いと思うよ。もっと柔軟に物事を捉えるようにしたほうがいい」と言うと、「頭が固いのは坂口さんのほう。私は頭が柔らかいです」と反論。へえ、そうなんだ・・・。

電話は着信から1時間26分も経っていたけど、私の話を聞く耳は持っていないから同じ話の堂々巡りで、これ以上話しても伝わりそうもないので、「もう関わりたくないから電話を切ります」と言って私が一方的に電話を切った。そうしなければ2時間以上は続いていたと思う。なので、○ホームには「坂口さんから難癖をつけられたからあの物件はキャンセルします」と伝えていることだろう。

その物件で決める意志が固いと確認したので緊急連絡先になって、保証会社から確認の電話があれば承諾の意思を伝えるつもりでいたけど、翌日、もちろん保証会社からの電話は無かった。

posted by poohpapa at 07:18| Comment(12) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>頭が固いのは坂口さんのほう。私は頭が柔らかいです。

私の頭は物理的に硬い方ですが、お二方とも十分に狷介な人格だと柔軟な頭脳で推測いたします。

風水とか験を担ぐ人は、それだけで暮らしていけるのかもしれませんよ。
他の不自由な部分は、たぶん我慢できるのでしょう。
サイコパス的に言いがかりの電話で抗議してくる人に、そういう特殊な忍耐力があるとは想像しがたいですけど…(´・ω・`)

まぁ検察側の冒頭陳述しか聞いていないので、実際のところは不明ですが、経験則重視とオカルト志向の揉め事であるのは理解しました。
しかし、その物件の間取りだと二世帯じゃなくても私は嫌ですけどね。
Posted by ハリケーン at 2020年09月11日 08:11
ハリケーンさん、おはようございます

<<経験則重視とオカルト志向の揉め事であるのは理解しました。

その通りかと思います。実に端的で率直な感想であるかと・・・。

<<風水とか験を担ぐ人は、それだけで暮らしていけるのかもしれませんよ。

娘さんはそれほど風水とか験を担ぐ人ではないと思うのですが、問題は、お婿さんですね。同じ考え方の人なら大丈夫でしょうけど、そうでなかった時には(おそらく違うと思いますが)悲劇ですね。

この間取りは夫婦だけならいいと思います。台所が狭い(物件説明的には7畳となっていますが、通路に取られて実質的に4畳半くらい)のが難点ですが、私とうちのはもっと狭い1DKに問題なく暮らしていましたので。それでも、最初のお子さんが生まれて、2人目を妊娠したら引っ越すようでしょうか。

私の元妻が、こういうふうにしつこく追及してくるタイプでしたので、電話の最中、元妻の顔が何度も過ってました。夫婦関係が破綻するケースです。はい、経験則的に、であります。


Posted by poohpapa at 2020年09月11日 08:54
poohpapaさんおはようございます。

この間取りで2世帯は無理があるね、新婚だけならOKなんでしょうけど。
Posted by たか at 2020年09月11日 09:27
こちらがどんなに親身になって考えてあげてもそれが相手に伝わらなかったらただのお節介でありただの一言多いおじさんです。最終的に相手に伝わって感謝されないと意味がないんですよね親切って(^^;
忠告や助言は一度までで、それ以降も相手が助言を求めたら答える程度が良いのかもしれませんね。
私も以前、建売住宅を買うつもりで相談に来た友達の相談を親身になって回答しましたが私の意向は相手に伝わらず(全く反映されず)オーバーローンを組んで購入しましたね。
今でも友人ではいますがその後車を買う時に車種について相談された時には親身になって答えることが出来なかったことは言うまでもない(・−・)
Posted by はなくろ at 2020年09月11日 09:28
たかさん、おはようございます

まあ、誰が見ても同じ感想だと思います。〇ホームさんも、いろいろ案内しても「これでいいです」と言われなくて、「他に何か無いか」と訊かれて、「あとは、こんなのしか・・・」と見せたら意外にもOKしたので面食らったと思います。それでも本人たちが「いい」と言うのですからしょうがないですね。〇ホームさんにも一切の責任はありません。適正に業務を遂行しただけですね。

Posted by poohpapa at 2020年09月11日 09:38
はなくろさん、おはようございます

<<忠告や助言は一度までで、それ以降も相手が助言を求めたら答える程度が良いのかも

普通はその通りです。ただし、私自身が失敗しているので、一度の忠告や助言で終えたりはしません。実際に3度くらい確認しています。私は「一言多いお節介オジサン」でかまいません。ま、それでも考えが変わらないのですから、要請どおり緊急連絡先にはなりました。

それで「上手く行かなかった」という理由にされるかも知れませんが、私からすれば「だから、あれほど言ったでしょ」になります。ま、こっちが思っているほど相手はこっちのことは思っていないものですし。で、私がお勧めしない(反対している)物件であっても緊急連絡先になっていて、そのことは解かってくれて・・・、いないでしょうね。「難癖を付けられた」と言ってるくらいだから。
Posted by poohpapa at 2020年09月11日 09:48
十数年前からの愛読者です。自分も会社を経営していますが顧客利益のために真摯にアドバイスをしたつもりがまったく違う捉え方をする人が時々います。
そして今の日本はどうもこういう日本語が通じない人もほんと増えたような気がします。
まあこういう方は自分で何も選択できない人でしょうから真剣にアドバイスしてもダメなんでしょうね。一生迷って他人のせいにして人生終わります(笑)
Posted by toshi at 2020年09月11日 13:09
彼女たちは、「選択権」に影響を及ぼされることを嫌がっているのではないでしょうか。
これは米国人に多いタイプ(米国では8割くらいの人があてはまる)でして、例え最悪の結果になろうとも、自分の意思で選択ができるということが人生では大切だと考えている人たちです。

「結果が良ければそれで良し(相手の選択権に影響を及ぼしても構わない)」ということはpoohpapaさんの価値観になりますので、それを強く押し付けてしまえば、「結果よりも選択の自由さを選ぶ」という相手の価値観の否定をしていることになってしまいます。


人間の「善意」の中には、自身の価値観を認めてもらいたいという「承認欲求」が、必ず混じってしまうのものです。
そのため、「善意」と思っていることについて相手方から反発を食らった場合は、「承認欲求」が強すぎたのではないかと考えてみる余地があります。
価値観が近い人に対しては、「価値観の押し付け」をしたとしても、類似の価値観であるため影響をあまり与えませんが、そうでない人には大きな苦痛となってしまいますから。


今回のトラブルは、「選択権」を預けてくれること(「善意」の中の「承認欲求」を受け入れること)を前提としていたのか、そこの認識が両者で大きく異なっていたということに尽きるのかと思います。
お互いが、価値観の違いと認識のすれ違いに気づかなかったゆえに起きてしまった、不幸な出来事です。

彼女たちはそこに気づいていないので(おそらくはpoohpapaさんも)、
「なぜ私たちが選んだ物件を否定してくるのだろう?」
「あ、きっと契約で利益を得られないからだ」
という分かりやすい結論を導いてしまうのではないかと。

後の部分は、売り言葉に買い言葉ですから、記事中の最後の文章は消しておいたほうがいいと思いますよ。
Posted by AK at 2020年09月11日 16:56
toshi さん、こんばんは

いつもお読み頂きまして有り難うございます。心から感謝申し上げます。

toshi さんも経営者でいらっしゃるのですね。私なんかと違って、おそらくは社員を使っていらっしゃることと思います。いきなり脱線しますが、昔は「会社を興して1年」とか聞くと、「なんだ起業してまだ1年かよ」くらいに思っていましたが、今は1年間会社を維持することがどれだけ大変なことか身に沁みて解かりましたので、期間で馬鹿にしたりなんてことはできなくなりました。ましてや、従業員を使う、その家族の生活を支える、ということは物凄い重圧ですよね。

経営者と従業員とでは立場も価値観も背負っているものも違いますから、自分のことだけ考えていれば良い従業員には、なかなか経営者の苦悩、思い遣りというものが伝わらなかったりしますね。取引先も、似たようなことが言えますね。買ってやってる、使ってやってる、と自分が優位な立場にある、と決めつけている相手には当たり前の理屈が伝わらなかったりして。

この歳まで生きていると、仕事でもプライベートでも、「どうしてそんなふうに曲解するかなあ」と思うことがよく有ります。突き詰めていくと、裏で(こちらの与り知らないところで)相手の利害が絡んでいたりとか、「そんなことは知らない」と言いたくなることもしばしばです。

今回、一方的かも知れませんが、どうして「善意のアドバイス = 難癖」になるのか、が解かりません。日本語が解からない、と言うより、今までそんなふうに受け取られる付き合いはしていなかったのですから、驚いてしまいます。そういう形で付き合いを終えた友人も何人かいますね。中には、奥さんのついている嘘を友人である旦那が信じてしまっているケースもありました。

人は誰かに何か相談した時には、本当は自分の結論を持っていて、同じことを言ってくれたなら「よく解かっている」と思うものだし、違うことを言われたなら「何も解かっていない」と決めつけるものですね。だから、私なんかは、誰かから何か相談を受けると、先に相手の本音を探ります。

それを間違えると曲解や誤解をされて散々な目に遭いますね。そんなこと、よくありました。

って、すみません、愚痴でした。でも、とにかく、人は変わる、人は裏切る、と思っていれば間違いないかと思います。私はどちらかと言えば「人間性善説」なので、そう思いたくはないのですが。

Posted by poohpapa at 2020年09月11日 18:28
AK さん、こんばんは

<<彼女たちは、「選択権」に影響を及ぼされることを嫌がっているのではないでしょうか。

そこまで明確に考えてのことではない、と思います。娘さんは親孝行で、お母さんの希望を叶えてあげたい一心で、悪く言えば「母親の言いなり」で母親の出した結論に「NO」とは言えないタイプ、と言いますか、母親の出した結論に間違いが有るワケがない、と思っているかのようです。

彼が「お母さんと一緒に暮らしていいよ」と言ってくれていて、部屋探しは二人に任せてくれていますが、おそらくは優しさゆえの話で、先のことは考えていない、考えられないんだと思います。

本人が「それでいい」と言っているのだからいいじゃないか、と「はい、けっこうですよ、緊急連絡先にでも何でもなりますよ」と受けるのは簡単ですが、ご縁があって知り合って、半年の間、良好な関係を築いてきたのですから、後になって「あいつの言ってたことはこういうことか」と気付くことになるのでなく、先に伝えておいてあげたいと思いました。それがお節介でも。

数年して「この間取りは失敗だったな」と思ったなら引っ越せば良いだけのことかも知れませんが、引っ越すにもカネとエネルギーが要るもの。最初から間違いのない部屋選びをするに越したことはありません。なので、私も「選択権」に影響を及ぼすつもりはありませんが、言うべきことは言っておこう、と思った次第です。理屈っぽい話でなく「上手く行かないからその選択は止めたほうがいい」という、それだけです。言うだけ言って、それでも二人の結論が変わらないのであれば、後は緊急連絡先になればいいだけのこと。もう口は出さないつもりでいましたし、出していません。

二人が、「私が仲介料にならなかったから反対している」と思っている、とは思いたくありませんが、電話でしきりに「他の不動産屋にも行っていい、と言ってましたよね」と確認していたということは、そういうことなんでしょうね。「だからその物件に反対した」、と思っているのかも。

二人の目の前で、○ホームさんにも「当社は仲介料は要りませんから、振り分けタイプの物件も見せてあげて頂けないか」と言っていたし、「もしこの話が流れても当社はお二人の部屋探しはしませんから」とも言っていて、それも聞いているハズなんですが、頭の中には入っていなかったんでしょうね。

正直、私は「難癖」という言葉が出てきた時に愕然としました。よくそんなことが言えるなあ、と。二人にとっては私が何を言っても、どんな理由で反対しても「難癖」でしかないのでしょうけど。

半年ちょっとの間、こつこつと信頼関係、良好な関係を築いてきましたが、一瞬で吹き飛びました。それでいて、「賭けをしましょう、坂口さんが良い部屋を見つけられるかどうか」と言うのですから、何を考えているのかな、と理解不能に陥りました。今まで、そんな人いませんでしたから。

ところで、この記事の最後の文章(2行ほど)は、AK さんが「難癖」を付けたので削除しました。

もちろん、AK さんは真に受けたりはしないでしょうけど、これを私が本気で言ったとしたなら、もう私なんか相手にしないと思います。それくらいにインパクトのある言葉(単語)でしたね。難癖を付ける(人)・・・、言うなれば、クレーマー、ということですから、日頃の付き合いが吹っ飛んで、そんなふうな発想になるのが驚きです。「関わりたくない」というのは本音ですし、久しぶりに、相当に怒っております。

Posted by poohpapa at 2020年09月11日 19:22
ごぶさたしております。

しかしこの間取りで同居とはなかなかですね。
生活風景を想像すると恐ろしいものがあります。

わたしは座右の銘?とまではいきませんが、
「自分にとっての常識は他人にとっての非常識」
を念頭に生きています。

親切心がとんでもない方向に進むことがあります。
ピンときた人にはあまり深追いしないようにしています。
この案件は......不慮の事故ですよ。

精神的にお疲れでしょうがpapaさんファイトです!!
Posted by えびけん at 2020年09月12日 11:20
えびけんさん、こんにちは

激励、有り難うございます、いや、ほんと。

普通は「昨日の物件、いろいろ考えたのですが、やはりキャンセルさせて頂きたいのですが・・・」と電話すると思うのです。それを「坂口さんに難癖付けられたからやめます」と電話するのは、どう考えても異常です。それでいて、「賭けをしましょう、いい部屋を見つけられるかどうか」って言うのですから、何を考えているやら。

これ、勘当した元娘と同じくらい勝手な言い方で・・・。「ご迷惑とご心配をお掛けしましたが、最初から部屋探しをし直したいので、もう一度改めて相談に乗って頂けますか?」とでも言ってくれたならねえ・・・。

はい、貰い事故、ですね。そう思うことにします。本当は、ここに至る前にいろいろ気遣っていたんですけど、みんな吹っ飛びました。もしかすると、竜巻に遭ったのかも。

ここには書けないこともいろいろあります、はい。

Posted by poohpapa at 2020年09月12日 12:30
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