昨日、先週の水曜日に受けた健康診断の結果を聞きに行った。笑っちゃうような結果だった。
「どこも悪いところが無い」
でなく、「いいところが見つからない」というくらいの惨憺たる結果。
先ず、血液検査の結果から、「中性脂肪が正常値の5倍くらいありますね」だと。当然に中性脂肪を抑える薬を処方された。以前飲んでいたのは発疹が出たので別の薬にしてもらった。それにしても、たしかにお腹は出ているけど、中性脂肪が正常値の5倍・・・、危険水域、いや、危険油域じゃん (*´з`)
「少し心臓が肥大していますが心配しなくて大丈夫でしょう」とのことで、「歳ですから」と言いたそう。この歳になってくると、たいていの病気は「歳ですから仕方ありませんよ」で片付けられそう。それで済むなら医者なんか要らない、と思うのだが、それが現実、と受け留めよう。
次に、尿検査の結果・・・、「蛋白がおりてますね」とのこと。それは予測していたことではある。先生に、「最近、早朝に尿意で目が覚めて、二度寝できないから辛いのですが・・・」と言うと、「ここでは原因が特定できないので泌尿器科に行ってください」とのこと。まあ、そりゃそうか。
ついでに、「あのお・・・、レディ(若い看護師さん)がいらっしゃるので言いにくいのですが・・・」と言うと、看護師さんが気を利かせてサッと診察室から出て行った。性病とかインポの相談でもすると思ったのかも。「ここんとこ陰嚢湿疹で4日に一度くらい猛烈に痒くなって、市販のデリケアを塗って凌いでいるのですが、何か良い薬があれば処方して頂けませんか?」と訊くと、「それも泌尿器科に」とのこと。
以前に掛かっていた泌尿器科の病院では、何かで相談していた際に医師が、病院で一番の美人看護師の前で「ああ、坂口さんは仮性包茎なのでそれは仕方ありませんね」と言い放った。看護師がクスッと笑って口を押えていて、凄い屈辱。その病院には二度と行っていない。ま、他にも理由はあるけど。
紹介してもらって、「一度に片付けよう」と思い、一度帰宅して準備して、昨日のうちに駅の南口にある「立川駅南泌尿器科皮膚科クリニック」に行ってきた。実は、健康診断を受けたクリニック、良いクリニックではあるが、待っている患者が3人(うち一人は清算待ち)しかいなかったのに、後からポツポツ入ってきた患者を先に診察していて40分も待たされた。私は「どこが辛い」というのでなく健康診断の結果を聞きに行っただけだから後回しにされるのは仕方ないが、何もすることが無い40分は辛い。
そして、南口の泌尿器科クリニックの場所が解かりにくかった。事前にネットで場所を確認したのだが見つからない。駅前の交番に飛び込んで訊ねると、「ああ、その先の信号を渡って左に行くと、〇〇ビルというビルが有って、そのビルか隣のビルですね。ただ、その一角が全てその番地なので他のビルも当たってみてください」と丁寧に教えてくれた。ところが、後で判ったのだが全然違う場所だった・・・。私も不動産屋にあるまじき方向音痴だけど、警察官が違う場所を教えてどうする!?、という話。
うちのに電話して調べてもらって、ようやく見当がつき行ってみると、とにかく解かりにくい場所。看板が出ていたので「ここかな、でも、なんか変だな」と思いつつ3階に上がったら、そのビルは立体駐車場。隣のビルにも同じ看板が出ていて、通路の奥まで行ってエレベーターで3階に上がり、ようやく入口を発見。こんな判りにくい場所にあるんじゃ患者も少ないだろう、と思っていたらけっこう混んでいた。
混む理由・・・、よく解かった。受付のスタッフの対応からして素晴らしく、先生の説明も解かりやすい。患者の気持ちに寄り添っていてくれるのが十分に伝わってくる。病院も不動産屋も、どんな商売も、患者(お客様)の気持ちに寄り添う、ということはとても大切なこと、と、当たり前のことを再認識。
尿を取り、改めて尿検査をしてもらい、しばし待たされた後、呼ばれて診察室に入ると、先生が「先ほどの尿から白血球が相当(正常値の10倍くらい)出ていますね。細菌は出ていないので原因を調べてみましょう。先ずエコーを見ます」とのこと。
ベッドに横になり診てもらうと直ぐに原因が判った。PCの画面で丁寧に説明してくれたのだが、「右の腎臓は全く働いていません。(左の腎臓と比較して)正常な腎臓はこのように映りますが、右の腎臓は真っ黒です。結石で尿の通路を塞いでいるのが原因でしょう」とのこと。33年前に防衛大学病院で右の腎結石の手術を受けて以降その状態。「今までよく頑張ってくれていたんだね」と左の腎臓に感謝。
それで細菌がほとんど出ていないのに白血球が異常に出ていて、蛋白も下りている、との診たて。だが、「前立腺肥大もなく、心配は要らない」、とのことで少し安心したが、体はあちこちボロボロみたい。
病院通いと薬局通いだけで休みがまるまる潰れてしまった。私のカード入れ、今はクレジットカードや各種ポイントカードの枚数よりいろんな病院の診察券のほうが多い。それも「歳を取った」ということか。
高等生物の極度に細分化した細胞のほとんど(心臓以外ね)には、あらかじめ決まった寿命があるので、「分裂する頻度が高い=長寿」となると不具合の発生頻度は上がります。
臓器も「損傷→修復」を繰り返すので、「修復」できなくなってくるんです。
なので、アンチエイジングとかいう詐欺紛いの商品が売れたりするわけです。
それでもこれだけ外部から種々な影響を受けて、なお恒常性を維持している人間の身体って凄いですよね。
>看護師がクスッと笑って
プロにあるまじき行為ですな。(#゚Д゚) ゴルァ!!
51歩譲って宴会のネタならともかく、病院でコレはダメでしょう。
<<身も蓋もない事実ですが、健康に一番悪いのは「長生き」です。(^ヮ^)
うわあ、これは凄く奥が深い名言、こんな言葉が出る・・・、めちゃくちゃ頭がいいと思います、ほんと。
細胞に関する説明も納得です。中学の頃から、筋肉や臓器なんかの細胞も心臓の細胞と同じ細胞から出来ていればいいのに、と思っていましたが、人間、一定の年数まで生きたら死んでくれないといろいろ困ることが出てくるから、だからそうなっているんでしょうね。その部分は、神様は人間というものを上手く作ったな、と思います。ま、神様の存在なんて信じてはいませんが。
私は、アンチエイジングのサプリなんかは信じていませんね。自然(老いる、ということ)をそのまま受け入れて、老いを楽しんで生きています。歳を取ってからでないと見えない景色もありますから。← これも、ハリケーンさんの言葉に負けないくらいの名言でしょ?(自画自賛 ; 汗)
クスッと笑った看護師さん、沖縄出身で、細身で優しくて大好きな看護師さんでした。親しくさせて頂いていたので、それで怒ったりはしませんでした。結婚ではないとのことでしたが、お辞めになる時に挨拶されまして、その方がお辞めになったからそのクリニックに行かなくなった、ということもあります。
今もいらっしゃれば、お菓子を届ける相手が今より一人多かった、とは思いますね。
やっぱり、健康診断結果は最悪でしたか。まあ、あれだけお腹が出ていて、お菓子などの甘いものが好きであれば当然かもしれません。
>>中性脂肪が正常値の5倍
これは危ない!、心臓の突然死が起こりうるかもしれません。もう少し運動して体重を減らさないと危険です。
>>陰嚢湿疹
これはエイズの可能性もありますね。やっぱり今まで悪い事をいっぱいやってきたのがバレバレです。大丈夫です、エイズより先に別の病気で。。。
腎臓の病気は怖いです。透析を受けないといけなくなれば、生活に大変支障をきたします。
まあ、まだ2,3年は大丈夫でしょうけど。
今朝もね、トーストにタップリのバターを塗って食べています。中性脂肪が正常値の5倍というのに。ま、好きなものを我慢して5年長生きするくらいなら、好きな物を食べて5年寿命を縮めても悔いはありません。うちのにも、「好きな酒を我慢してまで長生きしなくていいよね」と言ってあります。などと言っていても、その時が来れば「助けてくれよ、俺はまだ死にたくないよオ!」と叫ぶんだろな。
で、運動とかスポーツはしていませんが、4日に5万歩は歩いています。ちょっと歩きすぎですけどね。
陰嚢湿疹・・・、痒いんですよねえ、痛いのは我慢できますが痒いのは我慢できませんね。「デリケア」も洗面所に置いてありますが、時にキンカンを塗ったりします。めちゃくちゃ滲みて痛いです。しばらく立っていられないほどですが、癖になったりしてね(冗談
まあ33年間も左の腎臓だけで生きていますからねえ、この先、別の病気で死にそうに思います。
陰嚢掻痒に悩む患者が全国から訪れる由。同病でクラマが受診した名古屋の皮膚科医、泌尿器科医2人は、高橋先生説に賛同せず、「オイラックス」「リンデロン」を処方するのみ。
かゆみは、おさまるのと、大森は遠いので小輩、高橋先生訪ねるに至りませんが、立川在の貴兄は、今の医師の処方薬の効能によっては、訪院ご一考しかるべきかと。お大事に!
高橋知宏「本当はこわい排尿障害」集英社新書2019.1.22第1刷pp40−41、56−59、140−142
こちらの泌尿器科の先生は「リドメックスコーワ軟膏 0.3%」を処方してくださいました。「オイラックス」「リンデロン」とは違うのでしょうかね。2週間後に再び行くので・・・、あ、ここまで打っていて、薬剤師の友人がいるのを思い出しました、彼女に訊けばいいんだ・・・。その件は後で訊いてみます。医者向けに「処方する薬が分かる本」というのを出しているくらいなので大丈夫でしょう。
いろんな学説を唱える人がいて、評判になったりすると、賛同しない人というのは必ず現れますね。
立川市と大田区・・・、遠いですね、よほど症状が酷くなれば藁にも縋る思いで訪ねるかもしれませんが。後で、ご紹介の本、とりあえず「どんな先生なのか」検索して見てみます。有り難うございます。
kurama さんも、くれぐれもお体にお気を付けくださいね。