ベスト・ワンを決めよう、というものでなく1970年代から現在まで10年ごとに名画を選出している。
邦画部門
私のイチオシは「おくりびと」、邦画はこれ一作品だけでいい。子供への遺品としてこの映画の DVD を形見分けの箱に入れてある。
「幸福の黄色いハンカチ」もいいけどね。撮影中のエピソードも胸を打つし。映画の良し悪しは、どれだけ丁寧に「人の心」を描き出しているか、いかに観た人の心に響くか、ということに尽きると思う。
洋画部門
洋画部門は、現在から10年ごとに遡って表示。
以前も書いてるけど、洋画でなら私のお気に入りは「ローマの休日」と「スティング」、この2本。それに、戦争映画の「眼下の敵」が加わるかなあ。もちろん、どれも DVD で持っている。
ローマの休日、当初はアン王女役の候補が「クレオパトラ」のエリザベス・テイラーだったんだとか。完成した映画を観たから、というのでなく、いくら若い頃だと言っても、リズよりオードリー・ヘップバーンのほうが適役だったと思う。リズじゃ初々しさに欠けるもんなあ。あ、リズは ×8 だそうで、羨ましい。
「スティング」は今の様々な詐欺映画やドラマの目標になってるんじゃないかな。
スティングのテーマ曲も心地良く耳に残る。スティング、で検索すると歌手のほうが先に出てくるけど。
やはり、名作の一番の条件は、監督より役者より、何より「シナリオの出来」に尽きるんだろうな。
私の選ぶ脱獄3大作品。
詐欺映画もどんでん返しがあって面白いですけど、脱走、脱獄モノも面白いですよね。手に汗握る駆け引きがあってスリル満点で。なるほど、「パピヨン」ですね・・・。
好みは人それぞれですが、あらゆるジャンルの中から1本だけ選べ、と言われたら・・・、
私は「ローマの休日」ですね。
こんばんわ、昔はよく映画を見に行きましたが、最近はすっかりご無沙汰です。
ここに上がっている日本映画で映画館で見たものはないです、半数位しか見ていませんが、すべてDVDかTVで見たものですね、これでは日本映画界が衰退するのも無理ないです。
日本映画では断然’7人の侍’ですね、白黒ですが細かいところまで神経が行き届きき、内容では追随を許しません。
外国映画ではマニアチックですが、ジョンウェィン、モーリンオハラ主演、ジョンホード監督の’静かなる男’です。
アイルランドの風景と人情が細やかに表現されていて、何度見ても飽きが来ません。
もし未見なら、是非奥様と一緒に観賞して見てください。
映画館で上映しても、ちょっと待てば直ぐにテレビで放映しますから、「何が何でも映画館で新作映画を封切りで」という人以外は、おカネを払ってまで映画館に足を運びませんよね。それに家庭のテレビも大画面になっていてそれなりに良い音が出ますから、録画して好きな時に観てしまうもの。
もっとも、最近の映画館は「極音響」をウリにしていて、迫力は家のテレビとは桁違いですから、ファンが少しずつ映画館に戻ってきていますね。私も大音響で見たい映画は何本かあります。
一般的には黒沢映画で最も評価が高いのは「七人の侍」ですが、私は、黒沢映画では「椿三十郎」が一番好きです。あと、衝撃を受けたのが「天国と地獄」です。犯人役の山崎努のデビュー作品でしたが、もの凄く上手かったですね、強烈に印象に残りました。どちらもDVDで持っています。
「静かなる男」は、題名は聞いたことがありますが観てはいませんでした。機会があれば(図書館で探したりして)観させて頂きます、有り難うございます。