2020年11月24日

給料日に給料を持って帰れない・・・

うちは、世の中の給料日である25日の前日(25日が土曜日の場合は世の中は24日が給料日になるので23日)を給料日としていて、それは、25日は銀行のATMが混雑するからなんだけど、それでいて、当社で家賃管理している物件の家賃は月末までに概ね家主さんに送金している。当然に24日までに翌月の家賃が振り込まれることはほとんどないから、私が24日に給料を持って帰っても月末までに家賃を振り込めるかどうか予測して給料日を変えていて、ここ半年くらいは翌月にずれ込んでいる。

空室保証はしないが、入居者がいる限り家賃が振り込まれたものとして立て替えて全額を家主さんに振り込んでいる。家賃は月末までに翌月分を振り込む約定になっているので管理家賃の振り込みは翌月の5日くらいまでに済ませれば問題は無いのだが、当社に家賃管理を委託せず自分で直接受け取っていたなら本来は月末までに家賃が入っているものだし、振り込みは早いに越したことは無いから。

以前も書いているけど、うちは5%の家賃管理料を頂いていて、「201号室の人の分は遅れている、いつ、どう催促したら良いものか」などと悩むのが嫌で私に任せているのだろうから、当社で「決まった額」を振り込んで、後で個別に催促している。毎月の立て替え額は80万〜120万くらい。コロナ禍でもそれは変わらない。苦しくてもちゃんと払ってくる人は払ってくるし、払わない奴は払わない。

こちらが何度か催促しないと常に家賃を振り込んでこない入居者がいて、いずれも不動産屋に勤めている。何とも不思議である。普通は面子にかけても遅れないようにすると思うんだけど。

それやこれやで、この半年くらい、とくにコロナの所為でなく、給料を持って帰るのはずっと翌月。月末になるとATMも混むし、ならばいっそ月初めにしよう、と思ってしまう。

当社で家賃管理してない物件でも、家賃が1年以上遅れていて、催促のメールを送っても電話をしても無視、という入居者が3人。裁判してほしいけど、家主さんにも事情がおありだし。

同居していた母親が亡くなって、「大変だろうから」と家主さんが翌月の家賃の支払いを免除して、さらに家賃を1万下げてくれていたのに、室内がゴミ屋敷になっている入居者がいたり、隣の部屋は真夜中に物音を立てる人ではないのに深夜に壁を叩いたり大きな物音を立てる高齢者がいたり・・・。

不動産の賃貸管理業は毎日が人生の縮図、いろんな人生や人格を見られて楽しい。それは入居者(慢性的な滞納者)だけではないけど。ま、そうとでも思ってなければやっていられない。

それにしても、私の給料は翌月になってもかまわないんだけど、せめてメールの返信くらい寄こせよ、と言いたい。用件が解かっているから電話も折り返して来ないんだろうけど。事前に相談してくれたなら、家主さんも私も鬼にはならないのに、自分のことしか考えられない・・・、悲しいよね。

苦しい時にこそ「その人の本当の人格」が表れるもの。解かってないんだよな・・・。



posted by poohpapa at 06:45| うちの店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする