2021年04月12日

拡散希望、ということでご協力、私も同感だから 11

今回は、NPO法人「百人の会」のメルマガから、いつもの川内先生の記事のご紹介。先生の若き日の思い出話なので、同感、ということではないけど、昭和の頃の懐かしさが私の心の中にもこみ上げてくる。


川内時男先生の活動報告(基)
(元徳島県公立中学校校長)

89、懐かしき学生時代(拡散希望)

 前回は貧しい家の子にも芽の出るチャンスを・・・という主旨の投稿をしました。これに関わって、ちょっと恥ずかしいのですが私の生い立ちについて述べます。決して自分の苦学ぶりをひけらかすわけではありませんのでご容赦ください。

 地元の徳島東工業高校(現在の徳島科学技術高校)電子科の3年生であった昭和41年の2学期半ば、志すところがあって進路を変更、徳島大学工学部を受験しましたが、あえなく不合格になりました。波乱の人生の始まりです。

 家は稲作農家と零細な八百屋ですから、高校を卒業した若造の私に「来年こそ頑張れ」とただ飯を食わせてくれるほど甘くはありません。叔父に連れられ和歌山でブルドーザーの修理をしていましたが、「このままでは道が拓けない」と心機一転し、東京に出ました。有り難いことに東京は選り好みさえしなければ仕事はいくらでもありました。新聞販売店に住み込み、夜は皿洗いや出前持ちなどをしながら専門学校に通っていましたが、学費が追いつかず退学しました。

このままでは・・・と焦る気持ちから再び心機一転して大学進学を決意、アルバイトで学費を貯めながら猛勉強しました。幸いなことに高校時代に培った電気の知識が役立ち、ビルに住み込んで変電設備や冷暖房機器のメンテナンスの仕事をしました。一応技術職でしたから新聞配達より給料がよく、また勉強する時間も十分とれました。

怠惰な私でしたが、このときばかりはよく勉強しました。その努力が実り、無事中央大学理工学部数学科に入学できました。徳島の両親に学費の援助を頼んでみましたが案の定「家にはそんな余裕はない、金は出せん」とのことでした。ということで学費は親に頼りませんでした。

 学校に行ってみると同学年の者はみんな私より4つ歳下です。普通なら大学を卒業している年齢での入学でしたから同級生から見ればまるでオッサンです(教室の仲間からは「さん」づけで呼ばれていました)。ということで入学してからは昼間は大学、夜はビルの変電設備や冷暖房機器の保守管理の仕事をやっていました。

 こう言いますと随分暗い学生生活を送ったように思われるかも知れませんが、結構楽しい生活でした。最も楽しかったのは、友人、知人を集めて草野球チーム(貧乏学生の集まりだからチーム名は「ビンボーズ」)をつくり、江戸川グランドで試合をしたことです。農作業の手伝いなどで、まともにスポーツをさせてもらえなかった私にとってはこの上なく新鮮でした。

ところでこの当時、新聞配達や牛乳配達をしながら大学に通う苦学生はたくさんいました。しかしこの頃の大学は「よりよい学習環境を」との理由で校舎を都心から郊外に移転することが多くなりました。親の仕送りを受けている学生にとっては都心の喧噪よりも郊外の方がよいのかも知れませんが、郊外ではアルバイトをしながら大学に・・・というわけにはいきません。

このときばかりは「俺たちのような苦学生もいるんだぞ!」と怒鳴りたい気持ちでした。

今回は私事ばかりの投稿ですみませんでした・・・反省。


私の次男も、新聞奨学生として新聞配達をしながら二つの専門学校を出ていて、そのまま20年以上も新聞配達をしていたので、先生のご苦労は何となく解かりますね、その分、小さなことにも幸せを感じていたことでしょう。人間、一億円のヘソクリがあっても満足せず、幸せだと思えない人もいれば、財布を覗いて福沢諭吉が一人いてくれただけで喜べる人もいて、幸せの基準は人それぞれ。

私は、自分の子供たちには「些細な出来事で幸せを感じられる人」になってほしいと思います。それは私の子供たちへの願望の一つですが、そのほうがいつも幸せに包まれて生活していられるのですから。貧乏人の僻みでなく本当の話。それに、幸せはみんなで分かち合ったほうが大きくなります。美味しい食べ物も、独り占めして食べるより、皆で分け合ったほうが幸せなんです。

私の美味しいお菓子のバラ蒔き、相手のために、でなく、自分のためなんです。自己満足でかまいません。相手の笑顔を見て自分が満足できれば自分は幸せでいられるのですから。自分のことより相手のことを優先して、それで自分が幸せになれる・・・、私の両親から教えられたことでもあります。見返りなど求めません。苦労をして、それがしっかり身に着いて生きている人こそが最高の人格者と言えるでしょう。私の究極の目標です。お菓子のバラ蒔きくらいでは達成できないと解かっておりますが(滝汗

posted by poohpapa at 06:03| Comment(10) | おすすめサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 poohpapaさん、おはようございます。

丸山桂里奈さんのお菓子の差し入れ、ドンキホーテとかで仕入れているようなのですが、渡すときにメッセージを添えているそうです。その内容が独特なので、高級品でないお菓子が、印象深いものになっているようですよ。

それと、スマホ(iPhone)は必ずバックアップして下さい。通常の設定だとiCloudという機能で自動的にバックアップされていると思います。これがあると、故障や紛失したとき、ほぼ完全な形でスマホに保存していた情報が元に戻ります。
Posted by バラキ at 2021年04月12日 07:02
バラキさん、おはようございます

丸山桂里奈さん、ドンキで仕入れてたんですか (^◇^)

じゃあ、けっして高級なお菓子というワケでは無さそうですね。でも、メッセージを添えている、というのは立派です。心が籠っていれば、普通のお菓子でも高級なお菓子になります。それに、ドンキのお菓子、って言ったって馬鹿になりませんもんね。ちょっと前の「濃厚チーズ気分」なんかもありましたし。バラキさんからそのエピソードを伺って、ますますファンになりました。

狙っているワケではないでしょうけど、彼女は「干されてテレビから消える」ことは無さそうですね。

スマホのバックアップの件、有り難うございます。今のスマホは重いので、そろそろ新型(小さいの)に替えようかと思っているところです。驚いたことに、ネックストラップの金具が擦り減って切れそうになっています。首への負担も大きいし、自動でバックアップしてくれているかどうか分かりませんし、いい潮時かも知れませんね。どこかで本体を下取りしてくれてたような・・・。
Posted by poohpapa at 2021年04月12日 07:33
poohpapaさん、おはようございます。

iPhoneの場合は大中小の大きさがあり、poohpapaさんは大だと思います。大きな画面に慣れてしまっているので、サイズを小さくすると窮屈に感じてしまうよ。特に、中高年にとっては操作がしづらくなります。最初から中を使っていると、それほど違和感はないのですが。

買取は駅前のフロム中武1Fの「じゃんぱら」やBICカメラでやっています。見積もってもらうとよいと思います。秋に新製品が発表されるので、それまで待つのも良いかも。
Posted by バラキ at 2021年04月12日 08:52
バラキさん、またまた有益な情報を有り難うございます。

画面が小さくなるのは白内障被手術者からすると辛いかも(関係ない)

ただ、大きすぎて重いことで日常的にしんどい思いをしているので、中型くらいにしたいかな。

買取情報、有り難うございます。先にいって、見積もってもらいます。でもって、秋まで待つべきか、悩むところではありますね。

いつも有り難うございます <m(__)m>
Posted by poohpapa at 2021年04月12日 09:05
御多分に洩れず東京郊外のマンモス系大学でしたので「家より田舎じゃん」て感じでした。
郊外校は近年偏差値も下がりぎみ。少子化の影響もあり?で大学の都心回帰も始まっています。
Posted by 陸の孤島 at 2021年04月12日 09:28
poohpapaさん
おはようございます、川内先生と同学年と知りました。
僕らの周りではこのような苦学生はたくさんいました。
ほとんど学校に来ず、アルバイトばかりしてた友人は試験前に僕の下宿に来てノートを写していました、結局留年しましたが、同窓会には遠くから訪れて会の中心人物です、とにかく人生経験豊富で話題が尽きない、稀有な人物です。

もう一人の友人は日劇ミュージックホールでアルバイトしてたらしく、引退した踊り子さんのスナックに連れていかれて、生ですぐ側でプロの踊りを見せてくれました、楽しい思い出です。

僕の場合おふくろから’学生時代は働かなくてもいい、社会に出てしっかり働けばいい’と言われていたのでアルバイトの経験は少ないです、ただ学園紛争で大学が閉鎖中に一度だけ小型モーターの組み立て工場で働いたことがあります。
性格なのでしょうね、ハンダ付けをがっちりやったので、責任者から付け過ぎと注意されたのですが、これなら少々ぶつかっても大丈夫ですと言ったら認めてくれました。
バイト代は千円ちょっとだったですが、学食のA定食が130円でしたから、結構ありがたかったです。
本当に昭和は遠くなりにけりですね。
Posted by ボース at 2021年04月12日 10:41
陸の孤島さん、おはようございます

学生が勉強するのには、誘惑が多い都心より郊外や地方に大学があったほうが良い、と思いますが、それだと苦学生がバイトできないから「そこそこの都会」に大学があったほうが良いものでしょうね。

ただ、都心に大学があると家賃も高くなりますし、家賃を抑えるために郊外に住むと交通費(定期代)も掛かるから、バランスを考えると難しいですね。学生時代にバイトを経験するのも良いことですし。
Posted by poohpapa at 2021年04月13日 06:11
ボースさん、再び、おはようございます

なんだかんだ言っても、今の大学生は恵まれていますよね。地方の大学であっても、県庁所在地やそこそこ大きな市や町ならコンビニはいくつもあるでしょうし、バイト探しにも困らないでしょう。ま、学生のうちに労働体験してみるのは良いことですが、本業(本分)を忘れてしまう学生も多いかな。

ここに書いてしまうのはナンですが、川内先生の記事の全てに賛同している、というワケではなく、このシリーズの「9」「10」では、私と少し考えが違うかな、と思えるご意見もあります。それでも、「今の日本人が忘れてしまっていること」や、「勘違いしていること」を的確に指摘なさっていて、こういう先生がいてくださったことは凄く嬉しいです。

私が尊敬している中学時代の恩師(1年時と2年時の担任)も、政治的には私と考えが違いますが、そんなのを差し引いても十分に尊敬に値する先生なので、中学を卒業して53年も経ちますが、今もお付き合いをさせて頂いています。

話が横道に逸れますが、最近は「考えが一つ違っただけで匿名で因縁をつけて人格を集中攻撃してくる輩」が多くて嫌になりますね。教育が悪いのです。教育が悪いから家での躾もできません。

そうそう、日劇ミュージックホールでアルバイトしていたご友人の話・・・、羨ましい (^◇^)

タレントの「あき竹城」さんも日劇ミュージックホールの踊り子さん出身と聞きました。転身して今は女優になっている方がけっこういらっしゃいますね。皆さんお綺麗です。

それよりなにより、自分で働いたお金で美味しいものを食べたり、腹いっぱい食べる、という経験は貴重なものでしょう。そういう苦学生が来店したなら応援したいものですが、うちの店は大学生はほぼ来店しません。それは残念ではあります。

でもって、以前の記事に頂いたコメントの返信もまだしておりませんで、申し訳ありません。
Posted by poohpapa at 2021年04月13日 07:09
poohpapaさんへ
訂正と一言。
川内先生の件ですが、昭和41年3年生で同学年と勘違いしました。41年3月には僕は卒業しましたから、川内先生は一年後輩です。
僕は’長幼の序’を重視しますから、これからは川内先生の意見に対して遠慮なく批評します。

>日劇ミュージックホールでアルバイトしていたご友人の話・・・、羨ましい (^◇^)
poohpapaさん、絶対誤解しているでしょう。
現役の頃のコスチュームでスナックのママさんしていたら風邪ひきますよ。

>以前の記事に頂いたコメントの返信もまだしておりませんで、申し訳ありません。
律儀ですね、僕も忘れていますから、気にしないでください。
Posted by ボース at 2021年04月13日 15:24
ボースさん、おはようございます

私は、いちおう年長者は尊敬しますが、付き合ってみて、尊敬に値しない、と思ったらハッキリ批判しますね。逆に、年下でも尊敬できる人なら自分のほうが遜ります。どちらも確率的には低いですけど。

ところで、日劇ミュージックホール、私の認識では、浅草より品のあるス〇リップが観られる劇場かと・・・。現役の頃のコスチュームでスナックのママさんをしているとは思いませんが、ボースさんのコメントからは「客の求めに応じて、たまには現役時代を彷彿とさせる踊り」を見せてくれてたのかな、と・・・。ま、あき竹城はノーサンキューですが。彼女の人柄は大好きですけどね。

コメントの返信の件、ほんと、すみません。水曜日に、と思っていたのですが、ちょっとしんどかったもので。ご厚意に感謝しています。有り難うございます。


Posted by poohpapa at 2021年04月16日 07:00
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