いつものNPO法人「百人の会」のメルマガから、
想像論、推定論ではなく、経験に基づく知恵。経験談。これが一番大事なのです。 マスキ
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神戸 小石原健介
日本には欧米にあるようなシンクタンクは存在しないのでしょうか。何か問題が起こると必ず実学に乏しい学識経験者と呼ばれる御用学者を集めた専門家委員会を立ち上げる。集められるのはいずれも肩書著名人の素人集団である。
例えば原発事故調査委員会、三つの委員会を立ち上げ委員の総数26名。主な委員の顔ぶれを見ても、元国連大使、前京大総長、九州大学副学長、弁護士、ノーベル賞の田中さん、失敗学の畑村会長等々、だれ一人として原発に知見のある者はいない。全くの小石原健介 ど素人集団である。
莫大な国費と時間を浪費して出来上がった分厚い報告書は全て官僚の手になる作文で中味は全くない。原発事故の後処理だけでも天文学的な国費を浪費している。政府のやっることは全て一事が万事である。
最近でも軟弱地盤の上に建設中の辺野古飛行場こんな湯水のように国費を投入する馬鹿げた愚行を一体誰も止めさせることができないのか。
政府はもっとどこに日本人の知恵者が存在いているかを勉強しなければ従来の問題解決の手法では何をしても結果は百戦百敗である。
一部に意味不明な個所(全くの小石原健介 ど素人集団である)は有るけど、改行以外は原文のまま。
私は、何かあって召集される「学識経験者」や「有識者」なるものを全く信用していない。そんなの、学問は優秀でも社会常識はほとんど身に着けていない人だから。資格試験があるワケでもない「評論家」も。評論家なら私でも名乗れる。ところで、学識経験者と有識者はどこが違うんだろ?
そう言えば、昨日、何かの番組の録画で、久しぶりに岡田晴恵女史を見た。以前より化粧もやや厚めで、自分と無関係の場面でもカメラ目線で、お辞儀する際も科(しな)を作っていた。勘違い女の最たるもの。どういう立場で番組に呼ばれているのかを理解していないのでは。
このコロナ騒動で、学識経験者や有識者、専門家が提議したことが何か役に立ったっけ??
でね、日本には「日本の100年後、200年後の姿を想像できて、なおかつ今から的確に対策を提案できる政治家」がいない。与党も野党も、目の前のこと(次の選挙で自分が当選すること)しか見ていない。だから中国によって着々と日本が分断されつつあることに気付かない。嫌いな国ではあるけど中国の指導者は国の将来をしっかり見ている。韓国は日本よりもっと近視眼的で、足元どころかスーツの内ポケットの中のカネしか見られない。ま、日本を中から崩壊させて牛耳ることには余念がないけど。
或る意味、政府が責任転嫁するために集めた専門家や学識経験者、有識者が国を亡ぼすような・・・。
リスクとベネフィットを天秤に乗せると、完全にリスクが重いんですけど…
民主主義はリスク分散型の形態なので、必然的に船頭多くして…という。
悪いところに目を向けると、全てのことを否定しなくてはいけないので、本来ベネフィットに隠れるリスクであれば容認するべきですが、日本の外交を見るとあまりにもお粗末です。
すぐに「外国を見習え」みたいな江戸時代の文明開化的時代錯誤な人に限って、「話せばわかる。自ら譲れば相手も同じだけ譲歩するハズ…」みたいなノーテンキな思想だったりするという。
浅学の私には難しい表現もありますが(おい)、全く同感です。
歴史に見る独裁者が国民にとって最良の人物であった例はほとんど有りませんが、本当に国難に際したなら、しっかりした知見と統治能力があって国民の幸せを最優先で考えてくれる独裁者がいるなら(滅多にいませんが)、託してしまうのもアリですね。
そのあたりは企業と似ています。経営者が有能なら、役員会の合議制で方向性など決めるより、経営者の独断で経営してもらったほうが良いですね。会社経営に民主主義は必要ない、と私は思っています。民主主義的な経営は企業を潰しかねません。
<<すぐに「外国を見習え」みたいな江戸時代の文明開化的時代錯誤な人に限って、「話せばわかる。自ら譲れば相手も同じだけ譲歩するハズ…」みたいなノーテンキな思想だったりするという。
はい、その通りですね。「人間性善説」に基づいて外交していたら国は滅びます。今の日本国憲法、どんな状況下で誰が何のために作ったか、を考えたら、早く改憲しないと日本は危ういです。
英仏海底トンネルの建設責任者だった人です。ご参考までに。
有り難うございます。
<<小石原氏は、ドーバー海峡に穴を掘った人。
英仏海底トンネルの建設責任者だった人です。
私は存じ上げていませんでしたが、凄い人とお知り合いなんですね。
ああ、だから辺野古の話も説得力があるんだ・・・。
ところで、あと二日・・・、どうぞお気を付けて。