用件は二つあって、一件は「家賃が遅れている女性」の話で、もう一件のほうが嬉しい話。
家賃の遅れ、と言っても、よくありがちな「オタクから請求してくれ」という話ではない。その家主さんは「貸室賃貸業が何たるか」をよく弁えていらっしゃるから、大袈裟に言ってしまうと、間違っても「箱モノを作っておけば、あとは何もしなくても安定的に収入が入ってくる」などと考える家主さんではない。家主としてすべきことは自分でする。何かで不動産屋に責任転嫁するような家主さんではない。だから私も「なるだけお役に立てるように頑張ろう、手間賃など要らない」と思える。
だいぶ前に書いているけど、かなり前、うちが賃料管理していて、家主からは見えないところで私がいろんな努力をしていたにもかかわらずアパートの管理を切られたことがある。空室が出た機会に、「外壁がヒビ割れして汚れてきていますし、せっかく業者さんがお客さんを案内してくれても入口を見ただけで不調に終わるかと思います。そろそろ外壁のリフォームを・・・」と進言したら、「そりゃあ私だってキレイにしたいけど、空室もあるし・・・」と暗に私に責任転嫁して拒否されたことがある。
その後、地元の某業者がその家主と顔を合わせた時に、「え?、オタク、空室があったの?、そんな広告、見たことないから知らなかったよ。知ってたらお客さんを紹介できたのに・・・。だいいち、アパートがだいぶ傷んでいるけど、オタクのアパートの管理会社はそんなこともアドバイスしてくれないワケ?」と言われたんだとか。毎速で配布している当社の広告を見ていないハズは無いし、アドバイスもしている。
そんなふうに同業者を貶めるかねえ、と非常に不快だった。先代は立川支部の支部長まで務めていたのに息子(娘婿?)の代になってやり方が悪質になったみたい。同業者間の評判は良くない。
その家主、昔、猟犬みたいな黒い大型犬を飼っていて、「うちの〇〇が初めて会って吠えなかったのは坂口さんだけ」と言っていたから、飼い犬のほうは人を見る目があった、と、思いたい(^◇^)
話が横道に逸れたが、
昨日の電話の家主さん(ご主人)、入居者の「ある行為」に対して注意をし、それでも繰り返されたことで、部屋に怒鳴り込んだとか。ご夫妻とも本来は非常に温厚な性格でいらっしゃるから、そこまでするのはよっぽどのこと。それが私には非常に嬉しかった。自分でやってくれたから、ではない。
その入居者、私がこの仕事をして33年の間で「最も陰険な男」である。4半世紀前にそのマンションに入居した時は新婚で、数年して離婚する際に奥様が「絶対に私の転居先を主人に言わないでください」と懇願したほど。その男に関するトラブルは以前から何度も家主さんに話していて、今回、家主さんが私と同じ思いを共有してくださったであろうことが嬉しかったのだ。ま、次の更新前に出ていくかも。
今は更新契約の時しか顔を合わさないけど、それすらも憂鬱になるほどの男。家主さんには申し訳ないけど、出ていってくれたら嬉しい。本人は気付いてないけど、その陰険な性格ゆえ損していることは多い。
その男のほうは家主さんにお任せするとして、家賃が遅れている女性のほうの話は何とかしなければ。
あ、ところで、昨日、雨で空いているだろうから、と行きつけのクリニックに「市の定期健康診断」に行ってきた。ここんとこ自分でダイエットしているから前回の診断時より体重も4kg 落ちて、お腹周りも絞れているけど、肝心な健康状態は未だ不明。分かったらご報告させて頂きたいと思う。
誰も心配してないだろうけど・・・、うちのでさえ ^-^;
我が国では、(家や部屋を)借りる側の権利が異常に強く護られているのでダメですね。貸す側にも権利はあるし、投資をしているのですがねえ、なんででしょう。そりゃあ、住まいは生活の基盤ですが、だったら約束事はしっかり守ればいいのです。
アメリカみたいに、約定を守らないのなら荷物を放り出されても文句を言えないようになればいいのにね。過去のうちの入居者みたいに家賃を27ヶ月も滞納していて居座れるほうがおかしいのです。