PCの壁紙に世界各地の観光名所の写真が3日おきくらいに登場するのだが・・・、これは凄い!
アーチブリッジと呼ばれるもので、中国か、どこか東南アジアの景色かと思っていたら、違っていた。
日本にいくつかある眼鏡橋より遥かに凄い。橋は半円状、水面に映る分と合わせて綺麗な円になる。
水晶の結晶のような岩も凄い。場所はドイツの(ポーランドとの国境に近い)クロムローザクセン自由州にあって、名前はラコツ橋。当然に「橋」なので、この橋を人が歩いている写真もある。
古代ローマ時代に作られた、という説もあるが、実際には1000年−1600年代に作られたものらしく、魔橋、悪魔の橋、と呼ばれているとか。この橋が東南アジアでなくドイツにあることが不思議。
この歳まで生きてきて、海外に35回も行かせてもらって、名だたる世界の観光地には概ね行っていて、それでも、このラコツ橋のことは全く知らなかった。コロナも続きそうだし、もう行けないだろな・・・。
こんな景色を見ると「海外旅行に行きたいなあ・・・」と思ってしまう。私はまだ世界を1%も知らない。
ドイツが初めてで、もう訪れることが無いであろう日本人観光客を案内するなら、地理的に言ってもラコツ橋は観光コースに入らないと思う。定番コースの、ロマンチック街道、ノイシュヴァンシュタイン城、ローテンブルク、ハイデルベルグ、ライン川下り、ミュンヘンあたりで終わってしまうから。
私個人は、ドイツで一番好きなのは・・・、リューデスハイム。ローテンブルクよりメルヘンチックで。
で、ドイツのガイドさん、この橋に日本人観光客を案内したことはおありでしょうか?。もしおありでしたら、どんな印象を持たれたか、ぜひお聞かせください。宜しくお願いします。
ここは小生も知りませんでした。
皆さんを旧東ドイツをご案内の際、シュプレーの森地方にお連れしましたが、そこからさらにポーランド寄りの場所になりますので、観光コースからは外れていますので、意外な穴場かもしれません。
東ドイツ滞在時期には近場だったので行けたかも知れませんが、情報が少なかったので、全く知りませんでした。
よく見ると、廃墟になった石橋のアーチ部分だけが残った、という感じでしょうか。カメラアングル、周りの状況によって、かなり写真写りが違うみたいですね。
かなり小さな橋のようなので、実際に見てみると、がっかりするかも。
ガイドを生業にしている小生ですが、実際には知らないことばかりで、最近はお客様のほうが知っていることが結構あります。
早速のコメント、有り難うございます。
私が70年近く日本に住んでいても、世界遺産に登録されるまで石見銀山の存在を知らなかったほどで、ドイツのガイドさんがラコツ橋をご存じなかったとしても不思議は無いかと思いますね。石見銀山・・・、中学や高校の社会科で教わっていたのかも知れませんが、全く記憶がありません。
だいいち、日本から観光客が来て、もしもの話、ノイシュヴァンシュタイン城を案内せずにラコツ橋に連れて行ったら強烈な不満が出るものでしょうね。ドイツのガイドさんが仰るように、実際に観てみたらガッカリするかも知れませんね。「世界〇大ガッカリ」に入ったりして・・・。
ただ、紅葉もあるようなので、そういう季節に行ったら感動するかもですね。私は、ヨーロッパの国々の中でドイツが一番好きなんですよ。国民性が似ているからかも知れませんが。次いで、陽気なイタリアですね。ドイツ・・・、何度行っても飽きない国で、また行くならマニアックな所も訪問したいです。
リューデスハイム、思い出深い街です。学生時代、貧乏旅行していた時、ライン川沿いで日暮れになってしまったので、そこに宿をとり、数日川沿いを散策しました。でも、メルヘンチックというイメージじゃなかったです。こぢんまりとしていて、ワインが美味しかったという印象です。
日本の醤油やソースの小袋って、切りやすいようになっているじゃないですか。ドイツはそうなっていないようで、現地の人に不便だねと聞くと、ハサミを使えばいいじゃないと答えられるそうです。日本人の消費者への細やかな配慮は、ドイツ人にとっては無駄らしいです。そのための機械や資材は、価格や労働の増加につながる。それならば使う方が工夫すれば良いことらしいです。夜や土日に買い物ができなくても、休むことが大切。国民性が違う部分もありますね。
バラキさん、リューデスハイムに行かれたことがあるんですね。
なるほど、メルヘンチック、と言うなら、ほとんどの人がローテンブルクのほうを選ぶかも。
たしかに、こじんまりとしていて、私たちは居酒屋みたいな店で夕食をとりましたが、その時の雰囲気が、看板やメニューの内容や店の作りが、お伽話に出てくるような感じでした(そう思いました)
昼間はワイン畑の上を小さなリフトみたいなのに乗って飛んで、凄く楽しかったです。その時にイギリス人の老婦人とご一緒して、こちらはカタコトの英語で会話したのを覚えています。
醤油やソースの小袋の話、面白いですね。合理性を重んじるハズのドイツ人が「そんなの自分で切るほうが合理的」と考え、日本人は「消費者が困らないように一工夫加えるのが合理的」と考える。国民性の違いでしょうけど、そうなってくると、いろんな場面でのサービスの質の違いも浮き彫りになるかも。
どちらの視点から見た「合理性」のほうが受け入れられるのか、いろんな国で調査してみたら面白いかも。バラエティ番組「世界、比べてみたら」に売り込んだりして (^◇^)